料理酒のアルコールを飛ばす時間は?何分かかる?正しい温度・方法を解説!
料理酒のアルコールを飛ばす方法を知っていますか?なぜ飛ばすのでしょうか。今回は、〈火・電子レンジ・鍋〉を使った料理酒のアルコールを飛ばす方法・かかる時間やアルコールが飛んだかの見分け方を紹介します。料理酒を煮切った後に残ったアルコールの子供・妊婦への影響の有無も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
火をつけてアルコールを飛ばす方法は、以下の通りです。
①分量の料理酒を雪平鍋など小鍋に入れて、強火で加熱し沸騰させる
②煮立ってきたら鍋を傾けて火を近づけるか、ライターなどを用いて炎をつける
③鍋から炎が消えるまで煮立たせて、アルコールを飛ばす
強く煮立たせているといつまでたっても炎は消えないので、空焚きにならないように注意してください。アルコールが燃えると火柱のような炎となりますが、驚かずに冷静さを失わないことが肝心です。
③時短したいなら電子レンジでアルコールを飛ばす方法がおすすめ
大さじ1程度の少量の場合は、電子レンジでアルコールを飛ばすこともできます。
①大さじ1の料理酒を、少し大きめの耐熱容器に入れる
②ラップをせずに電子レンジに入れ、600Wで50〜60秒ほど加熱する
20〜30秒くらいで沸騰してくるので、沸騰状態をしばらく保ってアルコールを飛ばすのがポイントです。容器の中で沸騰させることを念頭に、使用する耐熱容器は大きめのものにしましょう。
料理酒を煮切った後に残ったアルコールの子供・妊婦への影響は?
子供や妊婦にとってアルコールの摂取が厳禁であることは当然ですが、料理酒を使った料理を食べるのは問題ないのでしょうか。料理酒を煮切ってもアルコールは完全には飛ばずに残るので、子供や妊婦への影響が気になります。ここでは、料理酒を煮切った後に残ったアルコールによる人体への影響について説明します。
一般的な調理法でアルコールを飛ばせば人体への影響は低いと考えられる
通常料理に使用するアルコールは風味付けで量も限られているので、煮切った後に残るアルコールの量はごくわずかです。一般的な調理法でアルコールを飛ばした料理であれば、過剰に心配する必要はなく、人体への影響は低く子供や妊婦も安心して食べることが出来ます。
和え物や酢の物など食材と一緒に加熱しない料理の場合は、あらかじめ料理酒をレンジで沸騰させ煮切ってアルコールを飛ばしたものを冷まして使えば安心です。
料理酒のアルコールを飛ばしてみよう
多くの料理で料理酒は、アルコールを飛ばして煮切らせてから使います。始めは手間に感じるかもしれませんが、アルコール独特の匂いがなくなり風味が一段と高まるので、料理酒のアルコールを飛ばして使ってみてください。