オムレツは牛乳なしでも美味しく作れる？代用してふわふわにする方法を紹介！

オムレツをふわふわにするために、牛乳を入れる人は多いかもしれません。牛乳を切らしている場合、牛乳なしでもふわふわで美味しいオムレツは作れるのでしょうか。まずは、オムレツに牛乳を入れる理由と効果について解説します。

オムレツに牛乳を入れる理由は、卵が固まりにくくなりふわふわなオムレツに仕上がる効果があるためです。卵と牛乳はタンパク質が含まれていますが、加熱すると卵は凝固する性質がある一方で、牛乳は完全に固まらないのが特徴です。そのため、卵と牛乳をよく混ぜることで卵が完全に固まるのを防いで、しっとりとしたふわふわのオムレツが作れます。

牛乳なしでもオムレツをふわふわに作りたい時には、どうすればいいのでしょうか。牛乳なしでもふわふわなオムレツを作る方法やコツを紹介するので、牛乳を切らしている時には参考にしてください。

卵白をよく泡立ててから卵液を焼くと、牛乳なしでもオムレツをふわふわにすることが可能です。まず卵を卵黄と卵白に分け、卵白に空気をしっかり含ませてメレンゲを作ります。次にメレンゲに卵黄を混ぜ合わせた卵液をフライパンで焼くと、メレンゲの気泡によって牛乳を加えた時のようなふわふわなオムレツが完成します。

牛乳なしでふわふわにオムレツを作るもう一つの方法は、火加減を調節して作る方法です。バターや油を入れてフライパンを十分に熱し、卵液を入れて中火〜強火で加熱します。ヘラで卵液に空気を含ませるようにしてかき混ぜながら半熟の状態を保ち、手早くフライパンの端に卵を寄せた後、弱火にしてオムレツの形に成形します。

高温に熱したフライパンに卵液を投入すると、卵液に含まれる水分が蒸発して気泡が発生し、ふわふわの食感に仕上げることが可能です。この方法では卵液を高温で焼くため、オムレツが焦げたり固まったりしやすいのがデメリットです。高度なテクニックと経験が必要な方法のため、料理の初心者は次項で紹介する牛乳の代用品を使うのがおすすめです。

ふわふわのオムレツを牛乳なしで簡単に作るには、代用できるものを知っておくと便利です。ここでは、オムレツに加える牛乳の代用品を、代わりになる理由を交えながら紹介します。

卵2個に対して小さじ2杯程度のマヨネーズを加えると、牛乳なしでもふわふわのオムレツが作れます。マヨネーズに含まれている乳化された油と酢は、卵のタンパク質が凝固するのを抑える働きをもつのが特徴です。また、乳化された油は時間が経っても固まらないため、オムレツのふわふわを維持する効果もあります。