魚へんに有「鮪」と書いて何と読む?意味・由来や他に魚へんがつく漢字は?

魚へんに有という漢字を書いてなんと読むか知っていますか?読み方は「マグロ」です。今回は、魚へんに有で「マグロ」と読む由来をマグロの特徴とともに紹介します。魚へんに交と書く「鮫」など、魚へんがつく漢字の魚をマグロ以外にも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 魚へんに有という漢字を書いてなんと読む?読み方や由来とは?
  2. 魚へんに有と書いて「マグロ」と読む「鮪」の由来
  3. 魚へんに有と書く魚「マグロ」はどんな魚?
  4. マグロは世界の消費量の25%を日本が占めているほど人気のある魚
  5. マグロは成長とともに名前を変える
  6. 鮪以外に魚へんがつく漢字の魚は何がいる?
  7. ①魚へんに交わる(鮫:サメ)
  8. ②魚へんに師(鰤:ブリ)
  9. ③魚へんに雪(鱈:タラ)
  10. ④魚へんに虚(鱸:スズキ)
  11. ⑤魚へんに豊か(鱧:ハモ)
  12. ⑥魚へんに周(鯛:タイ)
  13. 魚へんがつく漢字の魚はさまざま

魚へんに師の字を合わせて「鰤」と書く漢字は、ブリと読みます。ブリの旬は11月~2月ごろで、旧暦の師走の時期に最も脂が乗って美味しくなることから「鰤」の漢字が当てられるようになりました。ブリは中国では年を取った魚といった意味で老魚と呼ばれており、「師」には年をとることも表すためこのような漢字が使われるようになったと言われています。

(*魚へんに師「鰤」と書いて何と読むかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

魚へんに師「鰤」と書いて何と読む?意味・由来や他に魚へんがつく漢字は?

③魚へんに雪(鱈:タラ)

魚へんに雪と書く「鱈」は、白身魚の一種であるタラを指します。鱈の漢字の由来は、身が雪のように真っ白であることから来ています。また、タラが12月~2月ごろの雪の降る季節に大量に獲れることから、このような漢字が当てられた説も有力です。

(*魚へんに雪「鱈」と書いて何と読むかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

魚へんに雪「鱈」と書いて何と読む?意味・由来や他に魚へんがつく漢字は?

④魚へんに虚(鱸:スズキ)

魚へんに口を表す盧を組み合わせた「鱸」の読み方は、スズキです。盧は並ぶことを意味し、スズキのウロコの並びに特徴があることからこの漢字が当てられた説があります。さらに盧には黒いといった意味もあり、スズキの体がすすけた黒い色をしているため鱸の漢字が使われたとも言われています。

⑤魚へんに豊か(鱧:ハモ)

「鱧」の読み方はハモで、豊の漢字は黒いことを表すほか曲がりくねるといった意味もあります。ハモは曲りくねるように動き、体色が黒いことからこのような漢字が当てられたと言われています。また、ハモは生命力が強く栄養も豊富であるため、魚へんに豊の漢字が使われた説も有力です。

(*魚へんに豊「鱧」と書いて何と読むかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

魚へんに豊「鱧」と書いて何と読む?意味・由来や他に魚へんがつく漢字は?

⑥魚へんに周(鯛:タイ)

魚へんに周を組み合わせた鯛は、タイのことを指します。タイは日本の周囲の様々な地域の海で通年を通して獲れる魚であることから、周囲や一年中を意味する周年の周の文字を取って鯛の漢字が当てられました。また、古代の中国では平たいことを「周」と表しており、タイの体が平らであるためこの漢字が使われるようになった説もあります。

(*魚へんの漢字について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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