アカモクの美味しい食べ方は?人気レシピ11選や下処理の仕方も紹介!
【料理ブロガー監修】アカモクの美味しい食べ方を知っていますか?そこで今回は、アカモクを使った人気レシピ11選を〈ポン酢〉など調味料・薬味のおすすめとともに紹介します。アカモクの下処理の仕方も〈生・乾燥〉別に紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
アカモクとは?どんな海藻?
体によいと近年人気を集めている海藻に、アカモクがあります。シャキシャキとした食感と粘り気の強さが特徴で、スーパーフードの一種として注目が高まりました。ここでは、アカモクとはどのような海藻かについて説明します。
アカモクは秋田名産の海藻
アカモクは秋田名産の海藻で「ギバサ」とも呼ばれており、山形県や新潟県、富山県でも食べられています。しかし地域によって名称は異なり山形県では「ギンバソウ」、新潟県では「ナガモ」の名で親しまれているようです。昆布やわかめ、もずくなどと同じ分類に含まれます。収穫時期が晩冬から春なので、春告げ草と呼ばれることもあるそうです。
アカモクにはフコイダンやフコキサンチン、食物繊維、ミネラルなど様々な栄養成分が含まれています。そうした栄養成分によって脂肪燃焼や腸内環境の改善、食欲の抑制などダイエット効果が高いです。またアカモクには免疫力を向上させる働きもあるので、美味しいだけでなく健康にもよいといえます。
アカモクが美味しい時期・旬
アカモクの販売タイプは、以下の通りです。
・生
・冷凍
・乾燥
生のアカモクの旬は3~5月とされていますが、冷凍や乾燥させたものは一年を通して流通しています。アカモクは最大で7mまで生長する海藻ではあるものの、発芽して1年で枯れてしまいます。生長を終えた後、生殖器床が出現する成熟期が旬とされており、ピークは2週間ほどしか続かないそうです。
成熟期のアカモクはフコキサンチンと呼ばれる色素が増えるので、色が赤みがかった緑色に変化します。またアカモクは茹でると鮮やかな緑色になり、見た目の印象が変わるのも特徴です。旬の時期に流通する生のアカモクが一番美味しいうえ、栄養価も高くなっています。
アカモクを食べる際の下処理は?
アカモクは味にクセがない海藻ですが、食べる際には下処理が必要です。そして生か乾燥させたものかによって、アカモクの下処理方法は変わります。ここでは生と乾燥したアカモクの下処理方法について、具体的に説明します。
①生アカモクの下処理の仕方
生のアカモクの下処理方法は、以下の通りです。
①生のアカモクをボウルに入れ、水に30分浸ける
②ボウルの水を捨てる
③鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ②を入れる
④5分間茹でる
⑤水でしっかり洗う
生のアカモクは茹で方がポイントで、たっぷりのお湯で湯がきます。これは生のアカモクにはヒ素が含まれているからで、生のまま食べると発熱や下痢などの症状に見舞われるケースも少なくありません。アカモクをしっかり水洗いしてから茹でこぼすことで、ヒ素の含有量を減らせます。
②乾燥アカモクの下処理の仕方
乾燥させたアカモクの下処理方法は、以下の通りです。
①ボウルに乾燥アカモクと水を入れ、10~20分浸す
②水からあげる
③鍋にたっぷりのお湯を沸かし、②を入れて数秒から数十秒茹でる
④お湯からあげたら出来上がり
製品によっては水で戻すだけで食べられる、乾燥アカモクもあるようです。お湯からあげたアカモクは冷水で冷やしてから、包丁で切るようにするとよいでしょう。アカモクは茎が硬いので、2mm程度になるように細かく刻んでから包丁でたたくと食べやすくなります。
アカモクの美味しい食べ方は?
アカモクはシャキシャキした食感だけでなく、粘り気が強いことも特徴です。味にクセはないものの、よく合う調味料や料理方法はあります。ここではアカモクの美味しい食べ方について説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
アカモクに合う調味料・薬味
アカモクに合う調味料や薬味として、以下のものがあげられます。
・醤油
・めんつゆ
・ポン酢
・納豆
・生卵
・オクラ
・ミョウガ
上記のような調味料や薬味と合わせたアカモクは、白いご飯によく合います。アカモクの食感と香りを、シンプルに感じられる食べ方です。相性のよい調味料と薬味をアカモクとともに複数のせるだけで、簡単にアカモク丼が出来上がるので試してみましょう。