たけのこ芋に毒はある?食べたら口がピリピリしびれる原因と対策を紹介!
たけのこ芋に毒はあるのかを知っていますか?食べると口がしびれることがありますよね。今回は、たけのこ芋を食べた時に口がしびれる原因や、その対策方法を紹介します。〈おでん〉など、たけのこ芋を使ったおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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たけのこ芋(京芋)に毒はあるの?食べると口がしびれる…
たけのこ芋は里芋の一種ですが、食べると口の中がビリビリすると感じる人がいるようです。たけのこ芋を食べてしびれを感じると聞くと、毒が含まれていないかが気になります。ここでは食べると口がしびれるたけのこ芋に、毒が含まれているのか否かについて説明します。
(*たけのこ芋について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
たけのこ芋に毒はある?食べると口がしびれる原因は?
たけのこ芋を食べて口の中がピリピリすることがあっても、毒はないので心配いりません。では、たけのこ芋を食べて刺激を感じるのはなぜでしょうか。ここでは、たけのこ芋を食べて口の中がしびれる原因を詳述します。
たけのこ芋を食べると口がしびれるのは『シュウ酸』が原因
たけのこ芋を食べると口がピリピリするのは、シュウ酸と呼ばれる成分が含まれているからです。シュウ酸とは多くの植物に含まれているジカルボン酸をさし、カルシウムやミネラルと結合する特徴を持ちます。そのためたけのこ芋を食べてシュウ酸を摂取すると、口の中にあるカルシウムと結合して結晶化され、それが舌に刺さってピリピリした刺激になるのです。
たけのこ芋を食べてもピリピリしない方法は?対策できる?
たけのこ芋に含まれているシュウ酸はほうれん草にも含まれており、生で食べると毒があるかのような刺激を感じます。たけのこ芋は毒のような刺激がなくなれば、より食べやすくなるでしょう。ここではたけのこ芋を食べて感じる、毒のような刺激をなくす対策を説明します。
たけのこ芋を下茹でをしてアク抜きしよう
たけのこ芋の刺激をなくすには以下の手順で下茹でし、アク抜きをするのがおすすめです。
①たけのこ芋の皮を剥く
②たけのこ芋を食べやすい大きさに切る
③鍋にお湯を沸かして塩を入れる
④③にたけのこ芋を加えて10分ほど茹でる
⑤水気をきったら出来上がり
たけのこ芋は皮が剥きにくいので、煮物にする場合は2cmほどの厚さに切ってから皮を剥くのもおすすめです。またたけのこ芋は固いので煮崩れしにくいため、煮物や焼き物など加熱調理に向いています。アク抜きしない場合は、乳製品と一緒に調理すると刺激を感じにくくなります。
またたけのこ芋は里芋の一種なので、生で食べるのは危険です。里芋に含まれているデンプンは体内で消化吸収されないので、健康被害につながる可能性が高くなります。たけのこ芋も必ず加熱調理してから食べましょう。
たけのこ芋を使ったおすすめレシピ3選!
たけのこ芋はホクホクした食感が楽しめて、美味しい食材です。たけのこ芋ならではの美味しさを引き出すなら、やはり加熱調理がおすすめです。ここではたけのこ芋を使った、おすすめレシピを3つ紹介します。
①たけのこ芋入りおでん
煮崩れしにくいたけのこ芋は、おでんの具材にしても美味しく食べられます。このレシピのように市販の鍋の素を使い、大根やこんにゃくなど少ない具材を煮込めば簡単に短時間で仕上がるのでおすすめです。下茹でしたたけのこ芋を加えると、だしが簡単にしみ込みます。