イシモチの食べ方は?刺身・塩焼きが一番?料理レシピ11選も紹介!
イシモチの食べ方は刺身・塩焼きが美味しいと知っていますか?今回は、イシモチの食べ方を、刺身用の〈血抜き&締め方・捌き方〉など下処理や〈熟成・炙り〉などより美味しくする方法とともに紹介します。アニサキスなど寄生虫の注意や刺身以外の美味しい食べ方・人気料理11選も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- イシモチで美味しい料理が作りたい…!
- まずは新鮮なイシモチを選ぼう
- イシモチの美味しい食べ方は?刺身が一番?
- イシモチの刺身の味わいとより美味しく食べる方法
- イシモチに合う調理法・料理は?刺身以外だと?
- イシモチの刺身用の捌き方・下処理は?
- ①締め方・血抜きなど下処理
- ②捌き方の手順
- ただイチモチの刺身を食べる際は寄生虫に注意が必要
- ①アニサキス
- ②フィロメトラ
- イチモチの人気料理のおすすめレシピ11選も紹介!
- ①イチモチの煮付け
- ②イシモチとあさりのアクアパッツァ
- ③イシモチのカレー風味のムニエル
- ④イシモチの塩焼き
- ⑤イシモチのホイル包み焼き
- ⑥イシモチのあんかけ
- ⑦イシモチで作るさつま揚げ
- ⑧イシモチのあら汁
- ⑨イシモチの南蛮漬け
- ⑩イシモチの松前漬
- ⑪イシモチの昆布締め
- イシモチを刺身など美味しい食べ方で料理しよう
イシモチの捌き方の手順は下記の通りです。
1. 血抜きしたイシモチを水で洗う
2. 鱗落としなどで鱗を丁寧にとる
3. 胸ビレの付け根から腹ビレの下に沿って包丁をあてて頭を切り落とす
4. お腹部分に包丁を入れて内臓と腹膜・血合いを取り除く
5. お腹の中は塩水で洗ってからペーパーで水分を拭き取る
6. 頭を切り落とした切り口から背ビレの付け根まで中骨に沿って包丁を入れる
7. 魚の向きを変えて尾の付け根から中骨に沿って包丁を入れて骨と身を分ける
8. 腹骨を包丁で取り除く
9. 尻尾を指で押さえて尾の付け根から包丁を入れて皮を剥がす
10. 刺身用に薄くそぎ切りにすれば完成
上記はイシモチを3枚おろしにしてから、刺身用にそぎ切りにする手順です。魚が小さい場合は、お腹からではなく、背中から捌く方がやりやすいです。イシモチは骨が固いので、捌いている最中に包丁が骨に当たって進まなくなった場合は、包丁の角度を変えてみてください。腹の中などを洗う場合に、塩水を使うと水っぽくならず、臭みも抑えられます。
腹骨が残ってしまう場合は、ピンセットなどでとってください。皮を剥がす方法を紹介しましたが、皮を残して表面を炙ったり、湯引きして食べる方法もあります。
ただイチモチの刺身を食べる際は寄生虫に注意が必要
イシモチは刺身で食べるのが一番ですが、他の魚同様、寄生虫がいることがあります。イシモチには以下のような寄生虫がいる場合があります。
①アニサキス
寄生虫は70度以上で加熱するか、48時間以上冷凍することで死にますが、刺身で食べる場合は目視で取り除く必要があります。アニサキスは長さが2~3cm、幅は0.5~1mmくらいの線状の寄生虫です。アニサキスは特に内臓と腹身に寄生していることが多く、食べてしまうと数時間から十数時間後に激しい腹痛と嘔吐が発症します。
刺身にするときには、切り口を目視で確認しながら、薄いそぎ切りにしましょう。もしアニサキスが見つかったら、その部分は取り除いてください。
②フィロメトラ
フィロメトラは体長が10~20mmの黒っぽい線状の寄生虫です。卵巣や内臓に寄生していることが多く、多い場合は数百匹が寄生することもあります。フィロメトラはもし食べてしまっても、人体に影響のない寄生虫です。アニサキスと違って色がついていて大きく見つけやすいので、手で取り除いてください。
イチモチの人気料理のおすすめレシピ11選も紹介!
イシモチは白身のさっぱりした味わいが特徴の魚です。そのため、シンプルに塩焼きにしてそのままの味を楽しむこともできます。逆にさまざまな味付けにしても美味しく、いろいろな調理法で料理することもできます。
①イチモチの煮付け
醤油や日本酒などの調味料を合わせて沸騰させ、その中で内臓を取り除いたイシモチを入れて煮ます。煮汁の中にごぼうとわかめを入れて一緒に煮るので、付け合せも作ることも可能です。煮る前にイシモチを湯引きすることで、魚の臭みを消し、美味しく出来上がります。
②イシモチとあさりのアクアパッツァ
内臓を取って下処理したイシモチを、フライパンに入れて焼いた後に煮て、アサリやトマト・キノコを入れて作る大皿料理です。仕上げにオリーブオイルをたっぷり入れることで、煮汁がとろっとして美味しいです。見栄えが良いご馳走なので、おもてなし料理にもなります。