豆腐が酸っぱい…なぜ?期限内でも食べたら危険?腐敗時の特徴も紹介!
豆腐が酸っぱいのはなぜか知っていますか?賞味期限内であれば食べても平気か気になりますよね。今回は、豆腐が酸っぱい場合に食べても平気か、食中毒など食べるリスクを紹介します。豆腐が腐った時の特徴や日持ちする保存方法のほか、大量消費レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
豆腐が酸っぱい…賞味期限内なら食べても平気?
様々な料理に活用できる豆腐は常備しておくと便利ですが、適正に保存していても酸っぱいと感じたことがあるかもしれません。ここでは、賞味期限内であれば酸っぱい豆腐を食べても平気なのかについて説明します。
豆腐が酸っぱい場合は食べない方が良い
たとえ賞味期限内であっても、豆腐が酸っぱい場合は食べない方が無難です。豆腐が酸っぱい場合、すでに腐敗の原因となるウェルシュ菌やセレウス菌、黄色ブドウ球菌が繁殖している可能性が高いからです。
手作り豆腐の場合は乳酸菌の発酵により、豆腐が酸っぱくなることもあります。これは豆腐の原料である大豆に、乳酸菌が含まれていることが原因です。豆腐を作って数日でも乳酸菌が発酵してしまい、味が酸っぱくなるケースもあるのです。
しかし原因が食中毒菌なのか乳酸菌なのかで、酸っぱさが変わるわけではありません。酸っぱい豆腐は、自己責任で食べるか食べないかを判断することになります。
加熱調理後に酸っぱさが消えても食べるのはおすすめできない
酸っぱい豆腐を麻婆豆腐や味噌汁などの加熱調理するメニューにして酸味が消えた場合も、食べるのはおすすめできません。黄色ブドウ球菌は熱を加えると消えますが、ウェルシュ菌やセレウス菌は加熱調理しても死滅しないからです。増殖した菌が毒素を作ると食中毒の原因になるので、変な味がした豆腐を使うのはやめた方が無難です。
しかし酸っぱい味の原因が乳酸菌だった場合は、加熱調理すれば食べることができます。乳酸菌が発酵しやすい手作り豆腐の場合は加熱調理してみて、味見して酸っぱいと感じてから処分するのも方法の1つです。
酸っぱい腐った豆腐を食べたらどうなる?対処法は?
冷蔵庫で保存していた豆腐を食べた時に、酸っぱいと感じた経験がある人は多いでしょう。味が酸っぱい豆腐をそのまま食べても大丈夫なのかが、気になるところです。ここでは、酸っぱい豆腐を食べたらどうなるのかに加え、対処法も説明します。
食中毒を発症するリスクがある
酸っぱい豆腐を食べると食中毒を発症するリスクがあり、以下のような症状があらわれます。
・吐き気
・嘔吐
・腹痛
・下痢
・発熱
傷んで酸っぱい豆腐を食べた人すべてに、食中毒症状があらわれるわけではありません。しかし乳幼児や高齢者、免疫力が低下している人は食中毒が起こる可能性が高くなるので注意が必要です。また賞味期限内の豆腐であっても、保存状態が悪ければ菌が繁殖する可能性があることも覚えておきましょう。
様子を見て症状がでたら病院へ行こう
食中毒の潜伏期間は菌によって異なりウェルシュ菌は6~18時間、セレウス菌は嘔吐型で30分~6時間、下痢型で8~16時間が一般的です。黄色ブドウ球菌の場合は1~3時間とされており、食中毒症状が何時間後にあらわれたかによって原因菌が特定しやすくなります。
嘔吐や下痢が続くと脱水症状が起こるリスクが高いので、軽視してはいけません。酸っぱい豆腐を食べて食中毒症状があらわれたら、すぐに病院を受診しましょう。
豆腐が腐るとどうなる?見分け方は?
賞味期限内であっても保存状態が悪ければ傷んでしまうので、豆腐が腐るとどうなるのかを覚えておき食中毒にかかるリスクを軽減するのがおすすめです。ここでは豆腐が腐るとどうなるのかについて、特徴を交えて説明します。
腐った豆腐の特徴
腐った豆腐の特徴は、以下の通りです。
・酸味臭がする
・腐敗臭がする
・ネバネバしている
・糸を引く
・パック内が白濁している
・パックが膨らむ
・黄色やピンクに変色している
・パックから出すと簡単に崩れる
・酸っぱい味がする
・食べると舌がピリピリする
・苦味があるなど変な味がする
上記のような特徴がみられる豆腐は、すでに腐っていると考えてよいでしょう。豆腐自体の見た目に変化がなくても、匂いやパックの様子に変化がある場合は腐っていると予想できます。また調理中に力を入れなくても豆腐が崩れる時も、傷んでいる可能性が高いので処分しましょう。
(*豆腐が腐るとどうなるのかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)