たけのこのあく抜きに失敗した時の対処法|えぐみの取り方や活用レシピを紹介!
たけのこのあく抜きで失敗する原因を知っていますか?えぐみが残ると苦い・渋い味になり、美味しくありません。今回は、たけのこのあく抜きで失敗する原因やえぐみの取り方を、えぐい場合の食べ方とともに紹介します。たけのこのあく抜きで失敗しないやり方やリメイクレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- たけのこのあく抜きに失敗…原因は?
- ①たけのこの茹で時間が足りない
- ②たけのこの収穫から時間が経っている
- ③たけのこを茹で汁に浸ける時間が短い
- ④たけのこを皮をむいてから下茹でをした
- たけのこのあく抜きに失敗した場合の対処法は?
- ①水にさらしてえぐみを取り除く
- ②大根おろしの汁を浸ける
- ③もう一度たけのこのあく抜きをする
- ④電子レンジで加熱する
- たけのこのあく抜きに失敗してえぐい場合の食べ方は?
- ①煮物の場合:油で揚げる
- ②たけのこごはんの場合:味付けの濃い料理に使う
- ③カルシウムの多い食材と一緒に調理する
- たけのこのあく抜きに失敗した場合のリメイクレシピ!
- ①たけのこのおかか漬け
- ②たけのこの豚肉巻き天ぷら
- ③たけのこご飯
- ④肉まん
- ⑤ラオス風のたけのこ炒め
- たけのこのあく抜きに失敗しないやり方も紹介!
- たけのこのあく抜きでの失敗を防ごう
④電子レンジで加熱する
手早くたけのこのあく抜きをし直したい時には、以下のように電子レンジで加熱する方法もあります。
①耐熱ボウルに入る大きさにたけのこを切る
②たけのこがひたひたになる程度の水を入れる
③小麦粉とお米をそれぞれ大さじ2杯ずつ入れる
④600Wで10分ほど加熱する
➄水で洗ったら出来上がり
あく抜きを失敗したたけのこのえぐみが、最も短時間でとれる方法です。電子レンジで加熱する際には吹きこぼれを避けるため、あえてラップをかけません。大きめのたけのこの時はえぐみが残ることもあるので、加熱時間を数分単位で追加するとよいでしょう。
たけのこのあく抜きに失敗してえぐい場合の食べ方は?
たけのこのあく抜きに失敗してえぐみが残ると、調理してもそのまま食べ続けるのは難しいかもしれません。すでにたけのこを煮物や炊き込みごはんにしてしまった後でも、処分するのはもったないです。ここでは、えぐみを感じるたけのこのリメイク方法を紹介します。
①煮物の場合:油で揚げる
作ったたけのこの煮物にえぐみを感じたら、油で揚げて別な料理にリメイクしましょう。油がたけのこに含まれるシュウ酸やホモゲンチジン酸を分解してくれるので、美味しく食べられます。たけのこの煮物にすでに味がついているので、天ぷらにすると調味料なしでも満足できる仕上がりです。またたけのこの煮物を唐揚げやムニエルにしても、美味しく食べられます。
②たけのこごはんの場合:味付けの濃い料理に使う
たけのこごはんにえぐみを感じた時は、以下のような味付けの濃い料理と一緒に食べましょう。
・佃煮
・濃い味のひじきの煮物
・デミグラスハンバーグ
・カレー
たけのこごはんをリメイクして、ライスコロッケにしても美味しいと人気です。バターでたけのこごはんとみじん切りにした玉ねぎを炒め、チーズを入れてから衣をつけて揚げるのでアクが抜けます。味が物足りない時は、ケチャップやソースをかけるとよいでしょう。
③カルシウムの多い食材と一緒に調理する
以下のようなカルシウムの多い食材と一緒に調理することで、苦いえぐみを感じなくなるのでおすすめです。
・わかめ
・大根の葉
・油揚げ
・牛乳
たけのこのアクに含まれているシュウ酸は、カルシウムと結合すると不溶性のシュウ酸カルシウムに変化し苦い味を感じなくなるのです。カルシウムの含有量の多いわかめや大根の葉、油揚げと一緒に煮物にするのは理に適っています。また牛乳と合わせてたけのこをグラタンやクリーム煮などの洋風にしても、カルシウムを摂取しつつ美味しく食べられます。
たけのこのあく抜きに失敗した場合のリメイクレシピ!
あく抜きに失敗したたけのこをそのまま食べるより、リメイクした方が美味しく感じるでしょう。その場合は煮物にするなど調理方法や味付けに、ひと工夫が必要です。ここではあく抜きに失敗したたけのこを美味しく食べられる、リメイクレシピを紹介します。
①たけのこのおかか漬け
えぐみが残ったたけのこを一口大に切り、油で揚げてからリメイクするレシピです。素揚げしたたけのこをみじん切りにしたネギとかつおぶし、ごま油と砂糖と醤油で和えて仕上げます。冷蔵庫で3日ほど保存できるので、作り置きにするのもおすすめです。
②たけのこの豚肉巻き天ぷら
あく抜きに失敗したたけのこでも、シソや梅のペーストとともに豚肉で巻いてから天ぷらにすると美味しく食べられます。叩いた梅干しにかつおぶしを入れることで旨味が出て酸味が食欲をそそり、たけのこの食感を存分に楽しめる一品です。