八朔ジャムが苦い…原因・対処法は?苦くない作り方も皮なしレシピで紹介!
【料理ブロガー監修】八朔のジャムが苦い味になる原因を知っていますか?今回は、八朔のジャムが苦い原因や対処法を、八朔のジャムを苦くない味に仕上げるコツとともに紹介します。八朔の苦くない皮なしジャムの〈レンジ・圧力鍋〉での作り方やアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
八朔ジャムを作るときにはちみつを加えて甘みを出す方法もおすすめです。はちみつは甘みが強いので、ナリンギンの苦い味わいをうまく中和し、仕上がりを整えられます。砂糖をたくさん加えても甘みが強くなって苦味が抑えられますが、大量の砂糖を加えるとしつこくなりやすいです。はちみつなら、良いバランスで甘みを加えられるので試してみてください。
八朔の苦くない皮なしジャムの作り方・レシピ!
八朔ジャムが苦くならないように、皮をむいた八朔ジャムの作り方を紹介します。電子レンジで手軽に作る方法と、圧力鍋でしっかり加熱する方法の2種類を紹介するので、八朔ジャムを作る時の参考にしてください。
①皮なし八朔ジャムのレンジでの作り方
皮なしの八朔を使って、電子レンジでジャムを作る方法は、以下の通りです。
【材料】
・八朔
・砂糖
【作り方】
1.八朔の皮をむき、薄皮や白いわたを丁寧に取り除く
2.八朔の果肉の重量に対して、50%の重量の砂糖を果肉に加える
3.果肉から水分が出てきたら、ラップをして電子レンジで加熱する
4.何度かアクを取り除きながら水分が少なくなるまで加熱する
皮なしの八朔を使うときは、ナリンギンが多い外皮や薄皮、白いわたを丁寧に取り除きます。砂糖が少ないと苦みが際立つので、八朔の果肉に対して半分の量の砂糖を使います。電子レンジの加熱時間はワット数やジャムの量によりますが、5~10分程度加熱してはかき混ぜたり、アクを取ったりしてちょうどよい時間を調整してください。
②皮なし八朔ジャムの圧力鍋での作り方
皮なしの八朔を使って、圧力鍋でジャムを作る方法は、以下の通りです。
【材料】
・八朔
・砂糖
【作り方】
1.八朔の皮をむき、薄皮や白いわたを丁寧に取り除く
2.八朔の果肉の重量に対して、50%の重量の砂糖を果肉に加える
3.果肉から水分が出てきたら、圧力鍋で加熱し、煮詰める
圧力鍋で八朔のジャムを作る時も電子レンジと同じように薄皮や白いわたを取り除きます。砂糖を加えてしばらく放置すると、果肉から水分が出ます。水分がないまま加熱すると焦げやすいので、少し時間をおいて砂糖が湿ってから加熱する方がおすすめです。加熱時間はジャムの量によりますが、火が通りやすいので、弱火から中火程度で軽く煮詰めれば完成です。
八朔のジャムを使ったアレンジレシピは?
八朔ジャムを作った後に役立つ、八朔ジャムを使ったアレンジレシピを紹介します。皮を捨てないで作ったマーマレードの美味しい活用法や、簡単に八朔ジャムを楽しめるアレンジレシピです。
①パウンドケーキ
皮を捨てないで作った八朔のマーマレードジャムは、苦いことも多いので、そのまま食べるよりもお菓子にアレンジした方が美味しい場合も多いです。パウンドケーキに混ぜると、八朔ジャムの苦みがちょうどよいアクセントになります。
②八朔のピール
八朔の皮で作ったマーマレードに、グラニュー糖をまぶして天日干しにすれば美味しいピールが作れます。保存もしやすく、そのままおつまみやお茶請けにもなるアレンジで、ジャムの味わいに飽きた時や食べきれない時におすすめです。