もち米と白米を一緒に炊く方法は?水の加減・分量や浸ける時間など解説!
もち米と白米(うるち米)を一緒に炊く方法を知っていますか?今回は、もち米と白米を一緒に炊くメリットや、<水加減&水分量・浸水時間・混ぜる割合>を一緒に炊く方法・手順とともに紹介します。もち米だけのおこわの<水加減&水分量・浸水時間>も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
もち米は吸水性が高いため、もち米と白米を一緒に炊飯器で炊く際は、浸水時間を取らずすぐに炊き始めても問題ありません。もし浸水時間を取りたい場合は30分~1時間程度の短い時間で行い、長時間行うと水っぽい仕上がりになることもあるので気を付けましょう。
もち米と白米を一緒に炊く方法・手順
もち米と白米を一緒に炊く方法・手順は以下の通りです。
①白米に対して1割程度のもち米を混ぜる
②合わせた米を水で研ぐ
③30分~1時間ほど浸水させる
④炊飯器で炊く
水加減に気を付ければ、白米を炊飯器で炊く場合の手順と同じように炊くことができます。手順では浸水時間を取っていますが、炊飯器で炊く際は省略することも可能です。ぬかの臭いなどが付かないように、米を研ぐ一番初めの水はすぐに捨て、再度水を加えてから優しく研ぐのがポイントです。
もち米だけのおこわの水加減・水分量や浸水時間も知っておこう
白米を炊く経験に比べもち米を炊くことは少なく、もち米の調理方法を知らない人は多いかもしれません。ここでは、もち米だけの場合の水加減や浸水時間などについて、詳しく説明します。
もち米を水に浸す理由
もち米を水に浸す理由はもち米の中まで水を含ませることにより、中心部まで十分な熱が伝わりふっくらとした仕上がりにさせるためです。もち米は2時間から長い場合は半日以上浸水させた方が良いと言われますが、これはもち米を蒸す場合に限ります。
餅をついたり赤飯を作ったりする際に、昔は蒸して作ることが多かったようですが、今では炊飯器を利用することが多いため長時間の浸水は必要ありません。
もち米の浸水時間は1〜2時間がおすすめ
もち米の浸水時間は1~2時間がおすすめですが、炊飯器を利用する場合はしなくても良いです。浸水時間を長く取った場合もち米は吸水性が高いため、炊飯に必要な水が少ない状態で炊かれてしまい、水分の少ない炊き上がりになってしまうからです。長時間浸水させた場合は、一度水切りしてから水の分量を計測するのがおすすめです。
(*もち米の浸水時間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
おこわの水加減・水分量は白米の4分の3が目安
分量(g) | 水の分量 |
0.5合(75g) | 75cc |
1合(150g) | 150cc |
1.5合(225g) | 225cc |
2合(300g) | 300cc |
2.5合(375g) | 375cc |
3合(450g) | 450cc |
上記はおこわを炊く場合の0.5合~3合の水加減を表した表で、白米を炊く水分量の4分の3が目安になります。例えば、白米を1合炊くには200㏄の水が必要ですが、もち米は4分の3の150㏄が適量です。炊飯器を使う場合は目盛りが付いているので簡単なものの、鍋で炊く際には計測が必要なので覚えておくと便利です。
もち米と白米を一緒に炊くときは水加減に注意しよう
もち米と白米を一緒に炊くことで、白米にもち米の弾力や水分が加わり、ご飯をより美味しく感じることができます。美味しく炊くには水加減に注意が必要ですが、紹介した水分量を参考にもち米と白米を混ぜて炊いてみましょう。