おこわのもち米の最適な割合は?仕上がりの違いを比較しておすすめを紹介!
おこわを作る時の「もち米」と「うるち米」の割合を知っていますか?もち米だけでもいいのでしょうか?今回は、おこわを作る時の「うるち米」と「もち米」の割合別の仕上がりの特徴とともに、〈炊き込みご飯・赤飯〉でも使える最適な割合を紹介します。水加減など、おこわを作る時のポイントや作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- おこわを作る時の「もち米」と「うるち米」の最適な割合を知りたい…
- おこわを作る時の「もち米」と「うるち米」の割合は?もち米だけでも作れる?
- おこわを作る時の「もち米」と「うるち米」の割合別の仕上がりの特徴
- 初めは「もち米」と「うるち米」を2:1の割合で作るのがおすすめ
- 「もち米」と「うるち米」を混ぜておこわを作る時のポイントは?水加減が大事?
- ①浸水時間をしっかり取る
- ②水分量は少なめにする
- 「もち米」と「うるち米」を混ぜたおこわの基本的な作り方
- 材料
- 作り方・手順
- 「もち米」と「うるち米」を混ぜて作るおこわのアレンジレシピも紹介!
- ①山菜おこわ
- ②炊き込みおこわ
- ③中華おこわ
- ④赤飯
- ⑤さつまいもと胡麻のバター風味おこわ
- 「もち米」と「うるち米」の割合に注意しておこわを作ってみよう
おこわを作る時の「もち米」と「うるち米」の最適な割合を知りたい…
五目、山菜、炊き込みご飯、赤飯など、もっちりとした独特の食感が人気のおこわですが、いざ自分で作ろうと思うと、具体的な調理の方法に迷ってしまうことも少なくありません。ここでは、自宅でおいしいおこわを作る際の下準備、米の割合、水分量、調理法など、大切なポイントを紹介します。
おこわを作る時の「もち米」と「うるち米」の割合は?もち米だけでも作れる?
自分でおこわを作るには、もっちりとした食感を生む「もち米」と、普段白米として食べている「うるち米」を混ぜて作る方法があります。ここでは、もち米とうると米の割合をどのように決めたらよいのかについて紹介します。
おこわを作る時の「もち米」と「うるち米」の割合別の仕上がりの特徴
割合 | おこわの仕上がり・食感 |
もち米だけ | 粘り気が強く、もっちり感もとても強い |
もち米:うるち米=2:1 | おこわ特有のもっちり感がしっかり味わえる |
もち米:うるち米=1:2 | ふんわりとして食べやすいが、ほどよいもっちり感にとどまる |
もち米だけでおこわを作った場合、強いもっちり感がおいしいですが、粘り気も強いため米粒同士がくっついて団子状になったりと見た目に影響が出ることがあるのが難点です。また水加減など、もち米の扱いに慣れていないとべたついた仕上がりになるなどの失敗もあります。
もち米:うるち米が2:1の場合は、もち米だけの時の欠点が緩和されます。しかし、しっかりとおこわ独特のもっちりとした食感を楽しむこともできるので、赤飯などに向いた割合です。
もち米:うるち米が1:2になると、より粘り気は軽くなります。普段の白飯よりは弾力があり、適度にもちもちとした食感が味わえます。小さな子供や年配者も食べやすく、また具の多い炊き込みご飯などにも向いているでしょう。
初めは「もち米」と「うるち米」を2:1の割合で作るのがおすすめ
まずは「もち米」と「うるち米」を2:1の割合で試してみることをおすすめします。失敗が少なく、おこわらしいもっちりとした食感をしっかりと楽しめます。実際に食べてみて、さらにもっちりさせたい、または軽い食べ口にしたい、と好みで調整していくことも可能です。
「もち米」と「うるち米」を混ぜておこわを作る時のポイントは?水加減が大事?
自分でおこわを作る際、もち米とうるち米の割合の他には、どのような注意点があるのでしょうか。難しいとされるもち米の水分量についても、具体的に紹介します。
①浸水時間をしっかり取る
もち米を調理する際には、水に浸けておく作業が必要になります。もち米は吸水率が高いため、浸水は必要ないとされているレシピもありますが、おこわのもっちりとした食感を十分引き出すためには浸水時間をしっかりと取ることが大切です。
また浸水が不十分な場合、炊き上がりに固い芯が残ってしまうこともあるので20分以上は浸水し、きちんと吸水させましょう。
②水分量は少なめにする
もち米を炊くのに最適な水分量は、もち米1合につき「150㏄」です。うるち米を炊飯する際は、1合につき200㏄とされているので、炊飯の水加減に注意しないとべたついた仕上がりになってしまいます。
たとえば、もち米2合とうるち米1合を混ぜておこわを作る場合、もち米2合に300㏄、うるち米1合に200㏄の水分量が適正です。従って、合わせて500㏄の水分を加えて炊飯すればよいことになります。