白菜を冷凍するとまずい原因は？美味しく解凍する方法や活用レシピを紹介！

白菜を冷凍するとまずいのは解凍するときの水分が原因で、以下のような特徴が出ます。

・ぶよぶよとしている
・食感が柔らかい
・臭いがする

白菜は解凍することで食物繊維が壊れ、固い茎の部分であってもハリがなくなります。白菜の歯ごたえのある食感が好きなら、まずいと感じるかもしれません。また、白菜の水分が抜けることで、栄養価も流れ出て臭いの原因となります。特に白菜は臭いの原因となる栄養が多く含まれる野菜のため、自然解凍するとより強く臭いが気になる場合があります。

冷凍白菜を使った料理には向いているものと向いていないものがあります。しかし、好みの食感はそれぞれであるため、不向きな料理であっても問題なく食べられることがあります。

【冷凍白菜に向いた料理】
・鍋物
・グラタン
・スープ
・キムチ

【冷凍白菜に不向きな料理】
・炒め物
・サラダ

炒め物やサラダであっても、柔らかい食感の白菜が好みである場合は、冷凍白菜であっても特に問題はないかもしれません。しかし、歯ごたえがある白菜が好みなら冷凍することで水分が抜けるため、避けた方が無難でしょう。

白菜の調理法が決まっている場合は、以下の方法で茹でて冷凍するのがおすすめです。

1．白菜を洗う
2．白菜を切る
3．鍋にお湯を沸かして塩を入れる
4．白菜を1分程度硬めに茹でる
5．水分をしっかり拭き取りチャック付きの袋に入れる
6．空気を抜いて保存する

茹でることでかさが減るので、大量に白菜がある場合にもおすすめです。加熱して食べる時に向いており、一度茹でているので鍋物にする時にも素早く火が通ります。白菜に水分が残っていると異臭の原因になるので、必ず水気はしっかり取ってから冷凍するようにしましょう。

白菜は茹でる時に比べてかさばりはするものの、生のままでも冷凍が可能です。

1．白菜を使いたい大きさにカットする
2．チャック付きの保存袋に入れる
3．空気を抜いて封をする

白菜は葉の外側は炒め物、内側はスープやグラタンに向いているなど部位によって向いている料理が違うため、１枚ずつ剥がしてカットするのがおすすめです。生で保存することでサラダや漬物にも活用できるので、使いたい料理が決まっていない場合にはおすすめの保存方法です。

冷凍した白菜の保存期間は茹でても生でも1ヶ月程度で、腐ると以下のような特徴があります。

・酸っぱい異臭がする
・消毒薬のような臭いがする
・ぬめりがある
・カビが生えている
・黒くなっている

白菜は辛味成分や、酸っぱい臭いの原因である臭いの素となる成分が多く含まれているため、臭いの違和感で気づくことが多いようです。ただし冷凍している場合、異臭は感じにくいため、解凍した段階で劣化していると感じたら、食べるのは避けた方が良いでしょう。