ぬか漬けに入れてはいけないもの5種類!入れた後の注意点も紹介!
ぬか漬けに入れてはいけないものがあると知っていますか?今回は、ぬか漬けに入れてはいけない・注意すべきもの5種類を、漬ける場合の対策とともに紹介します。ぬか漬けと相性が良い・入れると美味しいものも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
逆にぬか漬けと相性が良い・入れると美味しくなるものは?
次に、ぬか漬けに向いていると言われる相性のいい食材を紹介します。ぬか漬けとして食べられる定番の野菜から、なかなか思いつかない変わり種の食材まで紹介するので、ぬか漬け作りの参考にしてみてください。
①定番の食材
ぬか漬けの定番と言われる食材には、以下のようなものがあります。
・きゅうり
・大根
・にんじん
・なす
・かぶ
・白菜
・みょうが
・キャベツ
ぬか漬けにすると、生で食べるときよりも水分が抜けますが、ぬか漬けになったとしてもシャキッとした歯ごたえが感じられるものがおすすめです。定番と言われるものにはそういったものが多く、味がしみやすいものも、ぬか漬けには向いています。
②変わり種の食材
ぬか漬けとしては見かけないが、ぬか漬けにすると美味しい変わり種の食材には以下のようなものがあります。
・ごぼう
・ズッキーニ
・セロリ
・アスパラ
・アボカド
・チーズ
・ゆで卵
・木綿豆腐
ごぼうはしっかりした食感がある野菜ですが、アクが強いので、ぬか床に入れてはいけない食材でもあります。しかし、ごぼうのぬか漬けは美味しいので、作る場合にはアク抜きをしてから入れてください。アスパラは生でも、茹でてからでもぬか漬けにすることができます。アボカドは皮を剥いてからぬか床に入れましょう。
アボカドのぬか漬けはチーズのような味わいで、より濃厚になります。チーズはぬか漬けにすると、さらに発酵されてますが、日持ちしないので、早めに食べるなど注意しましょう。ゆで卵はぬか床に入れると、酸味と塩気がプラスされて美味しく変身します。豆腐は水分が多く、ぬか床に入れてはいけない食材でもあるので、入れる前には水分をしっかり切りましょう。
(*ぬか漬けの変わり種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ぬか漬けに食材を入れた後のポイント・注意点も知っておこう
ぬか床の中には乳酸菌が住んでいるので、毎日の手入れが必要です。特にぬか床に食材を入れた後は注意が必要で、その管理についてのポイントや注意点などを紹介します。
①ぬか漬けが水っぽくなったら「ぬかを足す」など水分調整する
ぬか床に様々な野菜を入れると、その水分がぬか床に残り、水っぽくなります。水っぽいぬか床は、乳酸菌にとって良い環境では無いので、水分調整が必要です。そのためにはぬかを足すのが一番いい方法で、少しずつぬかを足し、ちょうどいい水分量のぬか床を作りましょう。
水分調整するのにぬかを足すのではなく、高野豆腐や干し椎茸を入れる方法もあります。ぬか床の水分を吸った高野豆腐は旨味が詰まっているので、ぬかをキッチンペーパーで軽く取り除いたら、煮物にしましょう。干し椎茸は同様に煮物にして食べるだけでなく、取り除いた後のぬか床に風味が足されるメリットもあります。
②ぬか床を混ぜるのを忘れない
ぬか床の中には乳酸菌が生きていて、日々環境が変わっています。ぬか床を混ぜる理由は、その乳酸菌が増殖しすぎないようにするためです。乳酸菌による発酵が進みすぎると産膜酵母や酪酸菌といったものが増えすぎてしまい、ぬか床の表面に白い幕のようなものができたり、シンナーやカビのような臭いがしてきます。
それを防ぐためにもぬか床を混ぜる必要がありますが、混ぜすぎると乳酸菌の働きが悪くなってしまうので、混ぜるのには適度を心がけましょう。
③捨て漬け食材も一緒に入れよう
ぬか床の環境を良くする捨て漬け食材には下記のようなものがあります。
<旨味をプラスするもの>
・昆布
・鰹節
・煮干
・干し椎茸
<防腐作用のあるもの>
・赤唐辛子
・茹でた実山椒
<発酵を促すもの>
・野菜の皮
・キャベツの外葉
・白菜の芯
ぬか床を最初に作る時には、ぬか漬けが美味しく浸かるよう、ぬか床の環境を整える必要があります。旨味をプラスしてくれる食材や雑菌が繁殖しづらくする食材は、ぬか床に入れたままにしておきます。発酵しやすいぬか床にしてくれる捨て漬け食材と言われる野菜には、アクの少ないものが適しており、ぬか漬けにすると美味しくなるものを選びましょう。
ぬか床に捨て漬け食材を入れたら、1日に2回ほど底からしっかり混ぜて、4〜5日経ったら野菜を入れ替えます。その際には野菜をしっかり絞ってから取り出しましょう。絞った汁には、ぬか床を美味しくしてくれる旨味がたっぷり含まれているので、必ずぬか床に戻すようにしてください。これを3回ほど繰り返せば、いい環境のぬか床ができます。
(*ぬか床に入れると美味しくなるものについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)