ぬか床に入れると美味しくなるものは?市販でも旨味・香りを加える方法を紹介!
ぬか床に入れると美味しくなるものを知っていますか?今回は、ぬか床に入れると美味しくなるものを〈旨味・香り・味・保存性〉など入れる目的別に紹介します。ぬか床に入れる捨て漬け食材の組み合わせ例も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- ぬか床に入れると美味しくなるものって?市販でもOK?
- ぬか床に「捨て漬け」食材を入れる目的
- ぬか床に入れると美味しくなるもの【旨味付け】
- ①かつお節
- ②柿の皮
- ③きなこ
- ④昆布
- ⑤生姜
- ⑥煮干し
- ⑦ビール
- ⑧干しシイタケ
- ⑨炒り大豆
- ⑩かぶの葉や茎
- ぬか床に入れると美味しくなるもの【香り付け】
- ①みかんの皮
- ②ゆずの皮
- ③梨の皮
- ぬか床に入れると美味しくなるもの【味をアレンジ】
- ①にんにく
- ②セロリの葉
- ぬか床に入れると美味しくなるもの【保存性を高める】
- ①青梅
- ②山椒の実
- ③鷹の爪
- ④からし
- ぬか床に入れる捨て漬け食材の組み合わせ例!
- 組み合わせ例①柑橘系の香りが欲しい人向け
- 組み合わせ例②昔懐かしい味わいが欲しい人向け
- 組み合わせ例③水抜きしながら味を調節したい人向け
- ぬか床に入れると美味しくなるものを試してみては?
ぬか床に入れると美味しくなるものって?市販でもOK?
ぬか漬けは乳酸菌が豊富で健康にも良い人気の漬物で、ぬか床があれば自宅で簡単に漬けることができます。自分でぬか床を作るときは、どんな食材を入れると美味しくなるのでしょうか。ここでは、ぬか床に入れるのにおすすめの食材を紹介します。
ぬか床に「捨て漬け」食材を入れる目的
ぬか床にはぬか漬けにする野菜のほかに、以下のような目的で、捨て漬けと呼ばれる食材を入れる必要があります。
・初期のぬか床が発酵するために必要な栄養分と水分を加える
・野菜についている乳酸菌を加えていく
・ぬか床に旨味を足す
・ぬか床に香りをつける
・ぬか床の保存性をよくする
捨て漬けは、新しく作ったぬか床に足す食材のことで、熟成していないぬか床に加えて乳酸菌などの活動を活発にさせるものです。自分でぬかからぬか床を作る場合、捨て漬けをせずにぬか漬けを作ると旨味がない漬物ができてしまいます。そのため、乳酸菌がついている野菜の葉っぱや、乳酸菌のえさになる野菜を加えてぬか床を熟成させ旨味を出すのが捨て漬けです。
ほかにも、柑橘や果物の皮を加えて香りをよくすることもできます。また、鷹の爪など、防腐効果が期待できる食材を加えて、保存性を高める目的でも使われます。市販のぬか床は捨て漬け不要のものも多いので、ぬて漬けをせずにすぐに付け始めたい人は捨て漬け不要のぬか床から試してみてください。
ぬか床に入れると美味しくなるもの【旨味付け】
ここでは、ぬか漬けに入れることでぬか床の旨味を良くする食材を紹介します。だしが摂れる食材や、ぬか床の水けを吸って旨味を引き出す食材などがあるので、体験談とともに参考にしてください。
①かつお節
出典: @yoi_missing
かつお節は和風だしにも使われる食材で、ぬか床に入れると旨味を足すことができます。ほのかな風味で漬ける野菜のうまみを引き出しますが、入れすぎると魚臭くなったり、野菜の香りが消えてしまうので注意も必要です。
②柿の皮
出典: @kuratamagohan
柿の皮は、昔からぬか床に入れられる食材で、ぬか床の風味を良くする食材です。干し柿に使う渋柿でも、そのまま食べられる柿でもよいので、少しだけぬか床に加えてみてください。味がなじんだころには、ぬか床が美味しくなっています。
③きなこ
出典: @star9delight
ぬか床にきなこを混ぜると風味が良くなるので、おすすめです。水気が出てきたことに加えると、水分の調節にもなります。そのまま入れるよりも、追加するぬかと一緒に乾煎りしてから入れる方が美味しくなります。
④昆布
出典: @naosan9
昆布は旨味のある食材で、ぬか床に加える基本の食材のひとつです。水分が出てきたぬか床に、乾燥した昆布を加えると、水気を吸ってちょうどよい仕上がりになります。旨味が足りないぬか床には、まず昆布を加えると美味しくなります。
(*ぬか床の昆布について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)