マンゴーは何歳から？離乳食NG？アレルギーは？安全な与え方も紹介！

離乳食期の赤ちゃんに果物を食べさせるにあたり、マンゴーを与えてもよいかが気になる人もいるでしょう。果物アレルギーのリスクもあるので、与える時期には配慮が必要です。ここでは南国の果物であるマンゴーは、何歳から食べさせてよいかを説明します。（※1）

マンゴーを子供に食べさせるのは、2歳頃からが目安といわれています。マンゴーやパイナップルなど南国の果物は消化酵素を多く含むため、離乳食期の赤ちゃんには不向きです。特に皮膚が弱い赤ちゃんは、避けた方が無難です。また何歳から食べさせるのであってもマンゴーの与え方には配慮が必要で、詳細は次章で説明します。

何歳からであっても子供にマンゴーを食べさせる際に、注意してほしいことは共通しています。マンゴーをそのまま食べさせるのではなく、離乳食の食材として使う場合も同様です。ここでは、子供にマンゴーを食べさせる時の注意点を説明します。

初めて子供にマンゴーを食べさせる時には、まずは少量を与えて様子を見ましょう。離乳食期にマンゴーの果汁を使用する場合も、少量からスタートするのが鉄則です。食べた後に赤ちゃんの機嫌や体調に変化がないのかを、しっかり観察してください。

もし少しでも異変が見られたら、すぐに食べさせるのをやめさせます。その場合は安全を期すためにアレルギー検査をしてからマンゴーを食べさせる方法もあるので、小児科で相談してみるのもよいかもしれません。

子供に初めてマンゴーを食べさせる際には果汁でも生ではなく、加熱したものにすることをおすすめします。生の果物を食べて起こる口腔アレルギー症候群を避けるうえで、加熱調理が有効な方法だからです。マンゴーを加熱するとアレルギー反応が抑制されるだけでなく、甘味が増したり柔らかくなったりと食べやすさが増すメリットもあります。

また果物に雑菌が付いていても加熱調理することで殺菌できる、温かい状態で食べさせると胃腸を冷やしにくいことも安心材料になります。加熱したマンゴーを食べさせて問題がないことを確認してから、生のまま与えてみるとよいでしょう。

子供にマンゴーを与える時には、果汁から始めるのも方法の1つです。食物アレルギーの一種である口腔アレルギー症候群の場合は果汁を与えるとすぐに、皮膚に赤みやかゆみが現れるので判断しやすいです。マンゴーの果汁を与えて異変が起こった時には皮膚は濡らしたガーゼで拭き、白湯かミルクを飲ませて口の中を洗い流してあげましょう。

世の中には果物アレルギーの人が多く、マンゴーもアレルゲンになる可能性があります。果物アレルギーは年齢に関わらないため、赤ちゃんでも発症リスクがあるのです。ここではマンゴーアレルギーの症状と、発症した場合の対処方法を説明します。