市販ぬか床で「ぬか漬け」を美味しくする方法|美味しくない原因別に対処法を紹介!
市販のぬか床で作る「ぬか漬け」が美味しくない・まずい時はありませんか?今回は、市販のぬか床で美味しくぬか漬けを作る方法を〈旨味がない・味が薄い・苦い&変な味がする〉など場合別に紹介します。初心者でも美味しく作れる「ぬか床」も紹介するので参考にしてみてください。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 市販のぬか床で作る「ぬか漬け」が美味しくない…美味しくする方法はある?
- 市販のぬか床で作る「ぬか漬け」が美味しくない・微妙と感じる原因は?
- ①旨味が足りない&味が薄い場合:乳酸菌の不足
- ②味がぼんやりしている場合:辛味・風味の不足
- ③苦い・変な味がする場合:漬けた食材の問題
- 市販のぬか床で作る「ぬか漬け」を美味しくする方法①旨味がない&味が薄い場合
- 旨味をもつ食材を一緒に漬けるのがおすすめ
- 市販のぬか床で作る「ぬか漬け」を美味しくする方法②味がぼんやりしている場合
- 味・香りを引き締める食材を一緒に漬けるのがおすすめ
- 市販のぬか床で作る「ぬか漬け」を美味しくする方法③苦い・変な味がする場合
- ①ぬか床のぬかを半分新しいぬかに入れ替えよう
- ②アクが強い食材は控える・アク抜きして漬ける
- ぬか漬けがより美味しくなるぬか床に入れる食材のおすすめは?他にある?
- ぬか漬けを初心者でも美味しく作れる市販「ぬか床」のおすすめも!
- ①発酵ぬかどこ(1㎏)(751円)
- ②発酵ぬかどこ1㎏(890円)
- ③熟成ぬか床(1㎏)(537円)
- 市販のぬか床でも「ぬか漬け」を美味しく作れる!
市販のぬか床で作る「ぬか漬け」が美味しくない…美味しくする方法はある?
市販のぬか床はコンパクトでかき混ぜる手間も少なく便利ですが、市販のぬか床を使って美味しく漬けられなかった場合はどうしたらいいのでしょうか。美味しくないぬか漬けもぬか床に手を加えることで、美味しく漬けられる可能性があります。ぬか漬けが美味しくない原因ごとに、美味しく漬ける方法を紹介します。
市販のぬか床で作る「ぬか漬け」が美味しくない・微妙と感じる原因は?
便利な市販のぬか床ですが、実際に漬けてみると思っていたような味のぬか漬けができないことがあります。ぬか漬けが美味しくできない原因はどこにあるのでしょうか。ここでは、市販のぬか漬けが美味しくないと感じてしまう原因を紹介します。
①旨味が足りない&味が薄い場合:乳酸菌の不足
ぬか漬けはぬか床の乳酸菌によって食材を発酵させることで、ぬか漬けらしい酸味や旨味が感じられる漬物になります。そのため、ぬか床の乳酸菌が少ない場合は旨味が少なく、物足りない味のぬか漬けになってしまいます。
乳酸菌を増やすためには、乳酸菌のエサとなる食材を毎日漬け、ぬか床の温度が低くなりすぎないように温度にも注意が必要です。そのため冷蔵庫に保管しているぬか床に酸味がたりない場合は、1週間に一度は常温に戻してみましょう。
②味がぼんやりしている場合:辛味・風味の不足
ぬか床は米ぬかや塩だけでなく、風味付けを目的とした食材を入れて作ります。市販のぬか床に辛味や風味付けの食材が少ない場合、出来上がったぬか漬けも味がぼんやりとして風味が薄くなってしまうことがあります。
③苦い・変な味がする場合:漬けた食材の問題
ぬか漬けが苦いと感じた場合、ぬか床に食材の苦みが移ってしまった可能性が考えられます。素材そのものが苦くなくても、きゅうりなどのアクが強い食材も苦味の原因の一つです。ぬか床自体に苦味がついてしまうと、その後に漬ける食材にも苦味が感じられ美味しくないぬか漬けとなってしまいます。
市販のぬか床で作る「ぬか漬け」を美味しくする方法①旨味がない&味が薄い場合
美味しいぬか漬けは塩味と酸味と旨味のバランスが大切です。乳酸菌の発酵による酸味はしっかりあるのに、旨味が足りないや味が薄いと感じる場合は、ぬか床に旨味の成分が足りないことが原因として考えられます。
旨味をもつ食材を一緒に漬けるのがおすすめ
乳酸菌の働きで旨味がつくとはいえ、ぬか床に旨味の成分があることでさらに美味しく漬けることができます。いっしょに漬けると旨味がつく食材は、以下の通りです。
・乾燥昆布
・干し椎茸
・煮干し
・鰹節
乾燥昆布は旨味が強い食材ですが、香りやクセが少ないため、初心者でも気軽に加えることができます。煮干しや鰹節などの動物性の食材は旨味を補う食材ではありますが、加える量によってはぬか床が臭くなってしまうことがあるので注意が必要です。また、干し椎茸は植物性の食材ですが、香りが強い食材のため入れすぎに注意しましょう。
(ぬか漬けの昆布や干し椎茸について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)