日本酒の賞味期限は?未開封で5~10年ほど常温放置しても飲める?

日本酒の賞味期限はどれくらいか知っていますか?今回は、日本酒の賞味期限を〈未開封・開封後〉別に、未開封なら5年・10年前の常温放置されたものでも飲めるのかも紹介します。日本酒の正しい保存方法や賞味期限切れ後の使い道も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 日本酒の賞味期限はない?未開封なら5年・10年前でも飲める?
  2. 日本酒が腐ることはないが美味しい飲み頃の時期として「賞味期限」がある
  3. 日本酒の未開封の賞味期限は約1年ほど
  4. 5~10年前の常温で放置してた日本酒でも未開封であれば飲める
  5. 日本酒の開封後の賞味期限は?1年持つ?
  6. 開封後の日本酒は1週間以内に飲み切るのがおすすめ
  7. 日本酒の正しい保存方法は?
  8. 本醸造酒・純米酒は冷暗所で保存
  9. 吟醸酒・生酒は冷蔵保存がおすすめ
  10. 賞味期限切れの古い日本酒はどうする?飲む以外の使い道はある?
  11. ①肉や魚の臭み消し
  12. ②ご飯をふっくらさせる
  13. ③美容に活用する
  14. 日本酒に賞味期限はないが美味しい時期に飲み切ろう

本醸造酒・純米酒は冷暗所で保存

火入れ酒と呼ばれる本醸造酒並びに純米酒は直射日光が当たらず、温度変化も少ない冷暗所で保存するのが基本です。本醸造酒や純米酒は15℃が適温で振ったり動かしたりなどの刺激を与えることなく、静かに置いて保存すると劣化しにくくなります。

吟醸酒・生酒は冷蔵保存がおすすめ

鮮度が味に影響を与える吟醸酒並びに生酒は、冷蔵保存がおすすめです。中でも生酒は5℃以下で保存するのが好ましいので、冷蔵庫に入れるのが鉄則といえます。生酒は温度差が激しい状態で保存すると、味が変化しやすくなるのが理由です。日光や蛍光灯の光によって味に影響が及ぶケースもあるので、冷蔵庫に入れる際も新聞紙で包んでいる人もいるほどです。

賞味期限切れの古い日本酒はどうする?飲む以外の使い道はある?

賞味期限が切れた古い日本酒であっても、腐っているわけではありません。そのまま飲む以外に活用できる用途を知っておくと、ムダにすることなく使い切れそうです。ここでは、賞味期限切れの古い日本酒の使い道を紹介します。

①肉や魚の臭み消し

古い日本酒を消費しやすい方法に料理酒として使い、肉や魚の臭みを消すことがあげられます。肉や魚を使った煮物や炒め物をする際に古い日本酒を入れると、臭みが消えるだけでなく旨味も引き出されそうです。加熱調理の過程で日本酒の香りは飛ぶので、普通の料理酒に置き換えて使いましょう。

②ご飯をふっくらさせる

肉や魚を料理する時だけでなく、ご飯を炊く時に古い日本酒を加えると米がふっくらするのでおすすめです。目安の量は米3合の水加減に対し、大さじ1~2杯程度の古い日本酒を加えます。炊きあがったお米にはツヤが出て、粒がたった風味豊かなご飯になるのでおすすめです。

③美容に活用する

古い日本酒を口にするのに抵抗がある場合は、美容に役立てるのも方法の1つです。湯船に入浴剤代わりに入れると血行が促進され、肩こりや腰痛のほか冷え性の改善効果があるといわれています。湯船にコップ2~4杯の日本酒を入れるだけと簡単で、肌から成分が吸収されても酔っぱらうことはありません。

また古い日本酒は化粧水としても活用でき、お酒に含まれる麹は美肌効果を持つことで知られています。そのため純米酒をそのまま肌に、化粧水代わりにつけている人もいるほどです。アルコール成分が含まれるのでパッチテストが必要ですが、保湿効果が期待できます。そのまま日本酒を肌につけるのに抵抗がある場合は、精製水と混ぜて使うとよいでしょう。

日本酒に賞味期限はないが美味しい時期に飲み切ろう

未開封の日本酒に賞味期限はないものの、種類によって美味しく飲める期間に幅があります。酒蔵が味を保証している期間に飲み切る方が、美味しく飲める確率は上がるでしょう。開封後は空気に触れることで香味が変化しやすくなるので、早めに飲み切るにこしたことはありません。美味しい日本酒の味わいを堪能できるうちに、飲み切る習慣をつけましょう。

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