マカロンが空洞化・ピエが出すぎ…原因は?防ぐ作り方のポイントを紹介!
マカロンの中・断面が空洞化・ピエがですぎることはありませんか?今回は、マカロンが空洞化・ピエがですぎる原因を〈マカロナージュ・メレンゲの泡立て〉など空洞化を防ぐ作り方のポイントとともに紹介します。マカロンが空洞化しない作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②メレンゲの正しい泡立て方
マカロンはメレンゲをしっかり立てることがポイントですが、立て過ぎても失敗の原因となるので、ポイントをしっかりおさえましょう。以下のようにしてメレンゲを作っていきます。
1.卵白を室温に戻しコシを切る
2.レモン汁を数滴加える
3.グラニュー糖を加える前にある程度気泡を作る
4.グラニュー糖を4回に分けて加える
5.ボウルの壁面の卵白を混ぜ入れて更に泡立てる
6.ハンドミキサーを低速にして泡を均一化する
メレンゲを作るときは、ボウルに水滴や汚れがないかも確認することが重要です。卵黄が入っていても上手くメレンゲができない原因となるので、ボウルには卵白しか入っていない状態になるようにしましょう。
レモン汁を加えることで、メレンゲが安定して泡立つので、上手くメレンゲが作れない場合には試してみてください。ボウルを逆さまにしても、落ちないくらいしっかり泡立てるようにしましょう。
③マカロンの正しい乾燥のさせ方
マカロンを乾燥させる場合は、できるだけ均一に乾燥できるように、生地を乗せたシートを網の上に置いて乾かします。生地の表面がビニールのように固くなってしまう場合は乾燥をさせ過ぎているので、指に生地がついてこなくなる程度を目安に乾燥を終えましょう。
いつもはしっかり乾燥できているのに、今回は乾かないと言った場合は、部屋の湿度が高くマカロンが乾きにくい環境になっていることが考えられます。ドライヤーや扇風機を使用することで乾燥しやすくなるのでやってみてください。
(*マカロンの生地の乾燥について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④マカロンの焼き加減・温度は自宅のオーブンに合わせるのがポイント
マカロンの焼き加減は、自宅のオーブンに合わせて行うようにしてください。家庭用オーブンは小さいため、熱のまわり方が均一ではないことがあります。メーカーによって少しずつクセがあるので、レシピ通りに作っても上手くいかないなら自宅のオーブンに合わせて温度を調整しましょう。
マカロンが空洞化しない作り方・レシピ!
マカロンが空洞化しないレシピを紹介するので、初めてマカロンを作る場合はまずはこちらを参考にするのも良いかもしれません。本格的なレシピですが、基本を守って忠実に作りましょう。
材料
・水:65g
・グラニュー糖:250g
・色粉:適量
・アーモンドパウダー:250g
・粉糖:250g
・卵白:180g
作り方・手順
マカロンの作り方・手順は以下の通りです。
1.鍋に水とグラニュー糖と色粉を入れて火にかける
2.アーモンドパウダーと粉糖を均一に混ぜていく
3.卵白を泡立ててメレンゲを作る
4.1を3に少しずつ加える
5.メレンゲがしっかりできたら2に4を8割程度入れて後に全量入れる
6.マカロナージュをしていく
7.絞り袋に6を入れ均一に絞る
8.下から鉄板をたたき形を整える
9.指に生地がついてこなくなるまで乾燥させる
10.130度で8分程度焼く
11.鉄板を回して130度で6分焼く
12.しっかり冷ましてからシートから剥がす
13.好みでバタークリームやガナッシュを挟む
こちらはイタリアンメレンゲで作るマカロンの作り方で、フレンチメレンゲやスイスメレンゲで作る場合とは違った作り方です。卵白は割ってすぐのものを使うのではなく、数日冷蔵庫に置いたものを使うと、メレンゲがきれいにできるので試してみてください。
マカロナージュは生地につやが出てリボン上になるように落ちていくのが理想と言われていますが、何度も作って感覚を掴んでいきましょう。
マカロンが空洞化する原因と対策を知っておこう
マカロンが空洞化する原因はいくつも理由があり、上手くいかないなら一つ一つ解決していく必要があります。対策を知っておけば、失敗もなくなっていくので作る前にしっかり覚えておくことをおすすめします。