冷凍アボカドの解凍方法は？レンジでOK？使い方・活用レシピも紹介！

常温でアボカドを自然解凍するときの手順とメリットは、以下の通りです。

【手順】
①冷凍アボカドを皿にのせる
②ラップを皿にかけて常温で20〜30分ほど自然解凍する

【メリット】
・半解凍の状態で調理がしやすい
・手間がかからない
・変色する心配がほとんどない

室温によって解凍時間は異なりますが、20〜30分ほどが目安になります。ラップで密閉されていなかったり、30分以上長く放置したりすると、酸化によってアボカドが変色する恐れがあるため注意が必要です。なお、酸化されにくいオレイン酸が含まれるオリーブオイルを塗ることで、解凍している間のアボカドの変色を防ぐことができます。

冷凍保存したアボカドは常温で自然解凍すると、調理しやすい半解凍状態になります。また、料理を作る間に解凍されて食べ頃になるため、手間がかからない点も大きなメリットです。さらに適切な解凍時間で空気に触れないように注意していれば、変色しにくくなります。

冷凍保存したアボカドを解凍する手段として、以下のように水につける方法もあります。水につけて冷凍アボカドを解凍する手順とそのメリットは、以下の通りです。

【手順】
①水を張ったボウルに冷凍アボカドを入れる
②10分ほど常温に置いておく

【メリット】
・常温より解凍が早い
・変色を防止できる
・鮮度を保持できる

冷凍アボカドを水で解凍するときのポイントは、十分な量の冷えた氷水を使うことです。満遍なく水をアボカドにあてることで、解凍にかかる時間を短くできます。さらにしっかり冷やした氷水を使うと、冷凍したときの鮮度を保った状態で、アボカドを美味しく食べられます。

冷たい水を用意する必要がありますが、水につける方法は自然解凍よりも時間を短縮することが可能です。さらに空気に触れずに解凍することで変色の恐れもないため、常温で自然解凍するときのように変色を防ぐために酢をかけて、酢のにおいを気にする必要もありません。

また、低温の水につけることでアボカドの酵素反応が抑えられ、鮮度の良い冷凍する前の状態で解凍できる点も大きなメリットです。

冷凍したアボカドは、電子レンジを使って素早く解凍することもできます。電子レンジでの冷凍アボカドの解凍方法とメリットは、以下の通りです。

【手順】
①耐熱皿に冷凍アボカドを重ねずにのせ、軽くラップをかける
②600Wの電子レンジで50g使う際は約30秒温め、100gのときは50秒ほど加熱する

【メリット】
・すぐ解凍できる
・変色を防止できる

電子レンジで冷凍したアボカドを解凍する場合は、使う量によって温める時間を変えましょう。加熱し過ぎるとアボカドに含まれるポリフェノールの量が変化し、苦味が強くなってしまう恐れがあるため、半解凍する程度に留めておくことをおすすめします。

冷凍アボカドの解凍で電子レンジを使う最大のメリットは、どの方法よりもすぐに解凍できることです。また、短時間で解凍するとアボカドが空気に触れ、酸化することによる変色のリスクを下げられます。さらに電子レンジの加熱によって、酸化の原因になるポリフェノールオキシターゼと呼ばれる酵素を壊すため、アボカドの変色を抑えるのに効果的です。

アボカドは冷凍のまま使うこともでき、解凍させずに使う場合は以下のメリットがあります。

【メリット】
・解凍しなくて良い
・調理の手間がかからない

カットしてある冷凍アボカドは、炒めものやスープなどの火を通すレシピにそのまま使うことができます。ただし火にかける時間が長いと形が崩れやすいため、短時間で仕上げることが大切です。さらに冷凍保存したアボカドを丸ごと使う場合は、少し解凍してから半分に切り分け、蜂蜜などをかけるとデザートとしても美味しく食べられます。