氷を早く作る方法・コツ5選！大きい氷の作り方や注意点とともに紹介！

暑い夏に欠かせない氷ですが、作り忘れてしまうことも多くあります。今回は、氷を早く作る方法はあるのか、また氷を作るのにかかる時間などを詳しく紹介します。製氷機がない場合の作り方や大きな氷の作り方も併せて紹介するので、氷が必要な時に活用してみてください。

冷凍庫の製氷皿の場合も、製氷機の場合も、通常サイズの氷であれば大体2時間くらいで氷を作ることができます。2時間以上、3時間以上経っても氷ができていない場合は、冷凍庫内の温度が保たれていないことが多いので注意が必要です。冷凍庫内に食材を詰め込みすぎたり、冷蔵庫の扉の開閉をしすぎないようにしましょう。

氷は通常2時間程度で作れることが分かりましたが、氷がすぐに必要な場合など、それ以上に早く作る方法が知りたい人も多いでしょう。ここでは、氷を早く作る方法や製氷の際のコツを５パターン紹介するので、氷を早く作りたい時の参考にしてみてください。

氷を早く凍らせるためには、冷気にあたる表面積を広くするようにしましょう。浅く平たいバットやタッパーなどの容器に水を入れ、凍らせる方法が早くできるのでおすすめです。このやり方で作ると平べったい氷になるため、料理用に使用するのが最適ですが、水筒に入れるなどドリンク用にする際には砕いて使用するようにしてください。

早い時間で氷を作りたい時は、熱伝導率の高い金属製の容器を利用するのがおすすめです。熱伝導率が良いと、冷気が伝わりやすくなるため氷を早く作ることができます。金属の中でもアルミは熱伝導率が良いので、アルミホイルを用いたカップなどを利用すると良いでしょう。

氷を作る時に頻繁に使用されるプラスチックケースに対して、アルミ製の容器は熱伝導率が約2000倍も高いため、時間がない時に最適です。

自動製氷機能が搭載されている冷蔵庫の場合、併せて絵高速製氷機能があります。冷蔵庫の機種によっても異なりますが、高速製氷機能を使用することで、最短6分で早く氷を作ることができます。活用する際は、冷凍庫の開閉を極力避け、冷凍庫内の温度を保てるように注意しましょう。

高速製氷機能の付いていない冷蔵庫の場合、ペットボトルに濡れタオルや濡らしたキッチンペーパーを巻いて凍らせると、早い時間で冷たい飲み物を作ることができます。この方法は、ペットボトルの飲料を早く凍らせる方法なので、固形の氷が必要な場合には不向きなので注意してください。

お湯を凍らせると、冷水よりも早く凍るとされているのがムペンバ効果です。ムペンバというタンザニアの中学生が発見したこの効果は、20℃の水が凍り始めるまでに100分かかるのに対し、100℃の熱湯は30分と早い時間で凍り始めたとする研究結果があります。

ムペンバ効果は、未解明の部分も多いため原因や理由は解明されていませんが、現象として早い時間で凍る効果が現れることは確認されているので試してみてください。