トンテキを柔らかくする方法7選!下ごしらえ・焼き方のコツや時短レシピも紹介!
トンテキを柔らかくする方法を知っていますか?今回は、トンテキを柔らかくする〈酒・塩麹・玉ねぎ・マヨネーズ・砂糖〉を使った〈下ごしらえ〉の方法や焼き方のコツを、トンテキが柔らかくない原因とともに紹介します。トンテキを厚切りでも柔らかく作る人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
③豚肉のタンパク質を分解する食材に漬け込む
お肉を柔らかく仕上げる方法として、タンパク質を分解する食材に漬け込む方法もあります。豚肉のタンパク質を分解する食材は、以下の通りです。
・玉ねぎ
・舞茸
・塩麹
・しょうが
・マヨネーズ
玉ねぎや塩麹などの食材には、タンパク質を分解する「プロテアーゼ」という酵素が含まれているため、お肉が柔らかくなります。ただし長時間漬け込みすぎると、お肉が柔らかくなりすぎてそぼろ状になってしまうので、漬け込みすぎないよう気をつけてください。またマヨネーズに含まれる酢にも、タンパク質を分解する効果があります。
④砂糖をすり込む
砂糖をすり込むだけでも、柔らかい食感のお肉に仕上がります。砂糖には、お肉に含まれるタンパク質と水分を結びつける働きがあります。水分が繊維の間に入り込むことでお肉が硬くなるのを防ぎ、お肉の臭みを消す効果もあるので、下ごしらえにおすすめです。
⑤小麦粉や片栗粉をまぶして焼く
小麦粉や片栗粉をまぶして焼くと、豚肉の水分や旨味の流出を防ぐことができます。さらに調味料が絡みやすくなるので、より美味しいトンテキが出来上がります。粉をまぶすときのポイントとして、粉は焼く直前にまぶし、余分な粉は落としてから焼くようにしてください。
⑥ゆっくり常温まで解凍する
冷凍したお肉を解凍するときは、冷蔵庫に移してゆっくりと常温まで解凍するのがポイントです。電子レンジで急速に解凍すると、肉汁が出てきてしまい豚肉の水分が減ってしまいます。また豚肉の温度と加熱温度に差があると、中まで火が通りにくくなり、表面を焼き過ぎて硬い食感になる原因にもなります。
調理する半日前に冷蔵庫に移してゆっくり解凍し、焼く前に室温に置いて常温にするのがおすすめです。
⑦低温調理器を使う
低温調理器を使うことで、柔らかい食感のお肉に仕上げることもできます。硬い食感になる原因の一つは、高温で調理することによるタンパク質の変性です。低温調理器は40~60℃の低めの温度でゆっくりと加熱するため、タンパク質の変性が起きにくくなります。
低温調理器で加熱してからフライパンに移し、調味料を加えて短時間で加熱すると、柔らかい食感に仕上がります。
(*肉を柔らかくする方法やコツについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
トンテキを厚切りでも柔らかく・時短で作る簡単人気レシピを紹介!
ここでは、トンテキのレシピを紹介します。美味しく、柔らかいトンテキができる簡単レシピなので、参考にして作ってみてください。
材料
・豚ロース 150g×3枚
・塩こしょう 少々
・片栗粉 適量
・(A)醤油 20cc
・(A)酒 20cc
・(A)みりん 20㏄
・(A)はちみつ 大さじ1弱
・(A)おろししょうが 少々
・にんにくスライス 半欠け
・バター 適量
・酢 少々
作り方・手順
ここでは、トンテキの作り方や作るときのポイントを説明します。
1、豚ロースは脂身のある方から、筋を切るように切り込みを入れる(グローブカット)
2、塩こしょうをする
3、片栗粉を両面につけ、余分な粉は落としておく
4、(A)の材料を混ぜ、合わせ調味料を作る
5、にんにくをスライス状に切る
6、熱したフライパンにバター、にんにくを入れる
7、豚肉を入れ、火が通るまで加熱する
8、合わせ調味料を加え、2分ほど蓋をして蒸し焼きにする
9、酢を加えて、肉にタレをかけながら煮詰める
グローブカットをすると豚肉の筋を切れるとともに、火が通りやすくタレも絡みやすくなるので、おすすめの切り方です。隠し味として酢を入れると味が引き締まるので、最後に酢を少し入れてみてください。にんにくは焦げる前に一度取り出し、盛り付けの際に上にのせると見た目よく仕上がります。