そうめんの賞味期限切れはいつまで?2・4年前はNG?日持ちする保存方法も紹介!
そうめんの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、そうめんの賞味期限を〈乾麺・半生麺・生麺・手延べ麺〉など種類別に比較して、期限切れでも食べられるのかなど紹介します。そうめんの日持ちする保存方法や、賞味期限切れで食べられない場合の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
賞味期限は時間的に余裕があるので、未開封ならば多少賞味期限切れしていても問題なく食べられます。特に乾麺は保存状態がよければ半年や2年経過しても、品質が劣化していなければ問題ありません。乾麺の賞味期限が3年だとすると、安全係数を考慮した場合、3・4〜5年前のそうめんでも、食べても問題ない場合があります。
ただし、逆に保存状態によっては3ヶ月・半年前のそうめんでも食べられない場合があるため、賞味期限切れのそうめんを食べる時は、次項で状態を確認してから食べましょう。(※2、3)
そうめんの賞味期限が切れて食べられない場合とは?
賞味期限切れのそうめんはほとんどの場合、問題なく食べられますが、食べられない状態の場合もあるため、事前に確認しておきたい注意点を4つ紹介します。そうめんの賞味期限が切れてしまった際は、参考にしてください。
①虫がそうめんについている
小麦粉が原材料のそうめんに虫が着くことは珍しくありません。
・体長2mm:茶褐色のシバンムシ
・体長1mm:白色のチャタテムシ
・体長3mm:黒色のコクゾウムシ
基本的にどの虫も無害ですが、虫のついた食べ物は気分の良いものではありません。虫の湧いたそうめんの周辺には、まだ他に虫がいる可能性があるため、他に虫の餌になるようなものがないか確認をしておきましょう。そうめんに虫がつかないようにするには、密閉した状態で冷蔵保存するのが一番です。
②カビが生えている
そうめんはほとんど水分のない乾麺ですが、カビが生える場合があります。
・白カビ
・青カビ
そうめんを高温、高湿度で保存しているとカビやすくなり、賞味期限前でもカビが生える可能性は十分あるため注意しましょう。カビの生えたそうめんは食べれる説もありますが、カビは腐り始めたサインと言われているため、食べるのは避けた方が無難です。
③変色している
そうめんは酸化によって色が変わることがあります。
・褐色
・黄ばんだような色合い
変色したそうめんは酸化で風味が落ち、美味しくなくなってしまうため、食べるのはおすすめできません。酸化の防止方法は、酸素に触れさせないようにするのが一番で、箱入りの乾麺は袋やケースに入れて、密閉して保管した方がよいでしょう。
④異臭がする
異臭のするそうめんは腐っている可能性があるため、下記のような場合は注意が必要です。
・酸っぱい臭い
・茹でた後、水で流しても臭いが取れない
手延べそうめんは表面が油でコーティングされているため、そうめん特有の匂いがあり判断がつきづらいですが、少しでも違和感がある場合は安全のため食べないようにしましょう。
そうめんの日持ちする保存方法は?
そうめんは未開封、開封後、茹でた後でそれぞれの保存方法が異なるため、そうめんの状態に応じた保存方法と日持ちの目安期間を紹介します。
①そうめん(未開封)の保存方法・期間
未開封のそうめんの保存方法は常温と冷蔵の2通りあります。
・常温保存:直射日光、高温、高湿度を避ける
・冷蔵保存:密閉してから保存する
そうめんの日持ちする期間は麺の種類によって違いますが、乾麺は常温又は冷蔵で2~3年、半生麺は常温又は冷蔵2~3ヵ月、生麺は冷蔵で1週間~1ヵ月です。どの方法で保存しても日持ちする期間の差はほとんどありませんが、冷蔵保存の方が虫が湧きづらいので安心です。
木箱に入っているタイプの乾麺は、臭い移りをしやすいため、袋などに入れ変えて保存するのが良いでしょう。
②そうめん(開封後)の保存方法・期間
開封後のそうめんは品質保持のため、密閉袋などに入れた状態で保存しますが、乾麺と生麺では理由は異なります。
・乾麺:湿気を防ぐため
・生麺及び半生麺:乾燥を防ぐため
乾麺は適切な保管をすれば、未開封前と変わらず年単位の長期保存が可能ですが、生麺及び半生麺は水分が多く腐りやすいため開封後は、必ず冷蔵保存し、早めに食べるようにしましょう。