カレールーは賞味期限切れでも食べれる?半年はNG?日持ちする保存法など紹介!
カレールーの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、カレールーの賞味期限を〈常温・冷蔵庫〉別や〈開封後・未開封〉別に比較して紹介します。カレールーの賞味期限を伸ばす保存方法や、期限切れでも食べられるかにくわえ、腐った場合の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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カレールーの賞味期限は長い?短い?
カレーを作るときに、カレールーが余ってしまうこともあります。そうした場合、カレールーはどれくらい日持ちをするのでしょうか。そこで、カレールーの賞味期限がどれくらいになのかについて調べてみました。
カレールーの賞味期限の目安は?
カレールーの賞味期限はかなり長めに設定されています。その理由は、ルーに入っているスパイスの香りや辛さなどが損なわれる前に、そして油分が酸化する前に美味しく食べられるように決められているからです。実際には、カレールーの賞味期限は、保存状態によって変わります。では、どのように変わるのか詳しく説明します。
未開封は常温で1年以上日持ちする
一般的に未開封の状態のカレールーは、常温でも1年以上日持ちします。それはカレールーが製造される過程でしっかり加熱殺菌されているからです。また、カレールーは水分も非常に少ないので、賞味期限内で未開封であれば、カビが生えたり、細菌が発生したりすることはほとんどありません。
開封後に冷蔵庫で保存した場合は?
開封後のカレールーは、ジッパー付袋など密封できるものに入れて冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵庫に入れることで温度や湿度の変化に影響されることなく保存でき、賞味期限は約3ヶ月とされています。開封後のカレールーを保存する推奨温度は、約5度と言われており、高温多湿及び直射日光を避ければ、冷蔵庫に入れなくても構いません。
カレールーの賞味期限が半年・1年切れても食べられる?
カレールーの賞味期限が切れてしまった場合、すぐに捨てるのはもったいない気がします。それでは、1年くらいまでなら食べても大丈夫なのでしょうか。賞味期限切れのカレールについて調べてみましょう。
賞味期限の定義
賞味期限とは、未開封の状態で推奨される保存方法で保存した場合の、品質が変わらず美味しく食べられる期限のことを言います。賞味期限に対して消費期限というものもあり、こちらは未開封で保存方法を守った場合の安全に食べられる期限のことです。
賞味期限や消費期限は、食品の品質の安全が保たれている期間に1未満の係数ををかけて設定します。この係数を安全係数と言い、大概の場合0.8をかけていますが、そうして余裕を持って設定することで、賞味期限・消費期限の安全性を高めています。(※1)
品質に問題なければ食べられる
カレールーは未開封で、推奨された保存方法で保存していた場合、賞味期限の1.1〜1.2倍までは問題なく食べることができると言われています。それは、食品の賞味期限を調べる際に細菌検査や官能検査をしますが、賞味期限として設定する日にちの1.2倍から1.5倍の日数で検査するのが一般的だからです。
つまり、最低でも賞味期限の1.2倍までは食べても問題ないと言えます。賞味期限が1年半のものは1年9ヶ月までなら、2年のものは2年5ヶ月くらいまでなら食べても問題ありません。(※2、3)
カレールーの賞味期限が切れたらどうなる?腐る?
賞味期限が切れたとしても、3ヶ月から半年ほどなら食べるのに支障がないことがわかりました。しかし、賞味期限切れのカレールーを使うのなら、腐ったり、カビが生えたりして食べられなくなった状態を知っておく必要があります。そこでどんな状態なら食べるのはやめたほうがいいのか、その特徴を紹介します。