カレールーは賞味期限切れでも食べれる?半年はNG?日持ちする保存法など紹介!

カレールーの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、カレールーの賞味期限を〈常温・冷蔵庫〉別や〈開封後・未開封〉別に比較して紹介します。カレールーの賞味期限を伸ばす保存方法や、期限切れでも食べられるかにくわえ、腐った場合の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. カレールーの賞味期限は長い?短い?
  2. カレールーの賞味期限の目安は?
  3. 未開封は常温で1年以上日持ちする
  4. 開封後に冷蔵庫で保存した場合は?
  5. カレールーの賞味期限が半年・1年切れても食べられる?
  6. 賞味期限の定義
  7. 品質に問題なければ食べられる
  8. カレールーの賞味期限が切れたらどうなる?腐る?
  9. ①匂い
  10. ②見た目
  11. ③味
  12. カレールーの賞味期限を伸ばす保存方法は?
  13. 冷暗所で保存する
  14. カレールーで手作りした場合の保存方法・賞味期限は?
  15. ①常温保存する場合
  16. ②冷蔵庫で保存する場合
  17. ③冷凍保存する場合
  18. カレールーの賞味期限に注意しよう

①匂い

まずは匂いについてです。古くなったカレールーの匂いの特徴は下記の通りです。

・スパイスなど、カレーらしい香りが弱い
・全く匂いがしない
・酸っぱいような異臭がする


賞味期限が切れたカレールーは、だんだんとカレーらしい香りが薄くなっていきます。この状態ならまだ食べることはできますが、美味しさがだんだんと減っていきます。そして、賞味期限が半年以上切れたものは全く匂いがしなくなり、カレー特有の香りを楽しめないので、そのカレールーは捨てましょう。

賞味期限が3年以上切れたカレールーは、明らかな異臭がしてきます。この状態は腐っていますので、絶対に食べてはいけません。

②見た目

賞味期限の切れたカレールーの見た目は、下記のように変化していきます。

・白や黄色になる
・黒っぽくなる
・カビが生える


カレールーが白や黄色っぽくなるのは、油脂分が表面にしみだし固まった状態です。これは古くなって、劣化が進んで味は落ちているものの、まだ食べれないという状態ではありません。しかし、黒っぽくなる、カビが生ているカレールーはもう食べることはできませんので、すぐに捨てましょう。

③味

最後はカレールーの味の変化について、紹介します。

・風味が薄くなる
・苦くなる


カレールーの味は香りと同様、半年くらい時間が経つと、カレーらしい辛味などの味が薄まっていきます。この状態は、あまり美味しいとは言えませんが、食べることはまだできます。

しかし、苦くなっているカレールーは、油脂の劣化が進んでいる状態なので、もう食べないでください。劣化した油脂は酸化しており、それを摂取すると肝臓に負担がかかり、肝機能障害などを引き起こす可能性があるので要注意です。

カレールーの賞味期限を伸ばす保存方法は?

カレールーを正しく保存し、美味しく食べられる賞味期限をできるだけ長く保つための方法についてです。どのような方法が一番良いのか、紹介しましょう。

冷暗所で保存する

先述の通り、未開封のカレールーの推奨される保存環境は、高温・多湿・直射日光を避けた場所です。これに反した場所にカレールーを置くと、カレールーに含まれる油脂が溶け出して、変形などが起こってしまいます。

溶けたり固まったりを繰り返すことで、風味が落ち、品質が変わる可能性があります。それを防ぐには、温度や湿度、日光などに影響を受けない冷暗所に保存するのが望ましいです。そして開封後のカレールーは、空気に触れないよう密封容器に入れてから冷蔵庫で保存してください。冷凍庫に入れてもいいですが、使うときに硬くなって割りにくくなります。

(*カレールーの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

カレールーの正しい保存方法・期間は?開封前後で変わる?日持ちさせるコツを紹介!

カレールーで手作りした場合の保存方法・賞味期限は?

カレールーを使ってカレーを作った場合の保存方法や、賞味期限について説明します。カレーは2日目のカレーが美味しいと言いますが、特に暑い時期は傷みやすいので、環境を整えて保存しましょう。

①常温保存する場合

カレーを常温保存すると、賞味期限が短くなってしまうので、あまりおすすめできませんが、保存の方法は下記の通りです。

・カレーにしっかりと熱を入れる
・蓋を開けて粗熱をとり、できるだけ短時間で冷やしてから常温で保存する
・1日に2度以上は火を入れる


カレーを常温で保存した場合の賞味期限は、冬場で1日から1日半、夏場だと半日ほどです。特に梅雨時などは食中毒の発生リスクが高くなるので、1日に2回以上しっかりと温めましょう。温めた後は蓋を開けたままにして、すぐに温度を下げてから保存するようにしてください。

カレーの中心部分が温かいままだと、ウェルシュ菌という菌が発生しやすい環境になってしまいます。ウェルシュ菌は100度以上の温度でも6時間以上生きているので、この菌を繁殖させないためには、温めたカレーの温度をすぐに冷やし、10度以下で保存することが望ましいです。

②冷蔵庫で保存する場合

カレーの冷蔵保存の方法は下記の通りです。

・カレーをしっかり温める
・カレーを素早く冷やしたら小分けにして、密封できる容器に移し替える
・冷蔵庫に入れて保存する


カレーを冷蔵保存した場合の賞味期限は2、3日になります。それ以上時間が経つと傷み始めるので、なるべく早く食べきりましょう。冷蔵する場合でもカレーの温度が自然に下がるのを待っていると、菌が繁殖しやすい環境になってしまうので、素早く冷やしてから冷蔵してください。

鍋のままカレーを保存する人もいますが、菌が繁殖してしまうこともあるので、密封容器に移し替えましょう。食べるときは、電子レンジで温めるだけなので簡単に食べられます。

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