塩の種類別の特徴は?料理への使い分け方や市販商品のおすすめを紹介!

塩の種類はどれくらいでしょうか?今回は、〈作り方・原料・大きさ〉などで分類した時の塩の種類別に、特徴や料理への使い分け方を紹介します。料理に合わせて塩を変えると料理の味も変わるようです。塩のおすすめ商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 塩の種類は?
  2. ①作り方で分ける場合
  3. ②原料で分ける場合
  4. 塩の種類と使い分け①作り方で分類
  5. ①精製塩
  6. ②再製加工塩
  7. ③天然塩
  8. 塩の種類と使い分け②原料で分類
  9. ①海水塩
  10. ②岩塩
  11. ③湖塩
  12. 塩の種類と使い分け③大きさで分類
  13. ①大粒の塩
  14. ②粗塩
  15. ③パウダー塩
  16. 塩のおすすめ商品も紹介!
  17. ①のと珠洲塩 藻塩
  18. ②シェフズチョイス BRC認証 ヒマラヤ岩塩
  19. ③ぬちまーす 250g
  20. ④沖縄の海水塩 青い海 あらじお
  21. ⑤ウユニ塩
  22. 塩を種類別に使い分けよう

塩の種類は?

料理や食事に欠かせない塩ですが、塩の種類にはどのようなものがあるのでしょうか。塩の種類を作り方、原料、大きさで分けて、それぞれの種類の塩に合うおすすめ料理も合わせて紹介していきます。

①作り方で分ける場合

塩の作り方の種類は以下のようなものがあります。

・精製塩
・再製加工塩
・天然塩


塩の作り方の種類の中で最も多く生産されているのが精製塩で、原料に海水を使用し科学的製法の電気分解でナトリウムイオンを抽出し、煮詰めて精製したものを指します。大量生産が可能で、品質が安定しているため安く手に入るのが特徴です。サラサラしたものが多く、水に溶けやすくクセがない塩です。

再製加工塩はメーカーによって加工方法は異なりますが、天日塩や岩塩を一度溶かして塩化マグネシウムや塩化カルシウムなどのミネラル分を添加して結晶化させた塩を指します。また、自然塩は自然の力を利用して作った塩を指すため、濃縮や結晶化が自然にされ、ミネラル分を多く含む角がないまろやかな味に仕上がるのが特徴です。

②原料で分ける場合

塩を原料で分ける場合には以下のようなものがあります。

・海水塩
・岩塩
・湖塩


日本で作られる塩のほとんどが海水塩で、使用する海水や製法によって仕上がりは様々ありますが、まろやかな味と旨味があるのが特徴です。海水塩の種類には藻塩と呼ばれる塩があり、海藻の成分海水に混ぜて作られピンクがかったものや茶色っぽい色味になります。

また、岩塩は結晶化した海水が長時間かけて層になって固まったもので、含まれる成分によって色味や味わいが変わるのが特徴です。なお、あまり聞き馴染みのない湖塩はウユニ塩湖やグレートソルト湖、死海のような塩湖から取れる塩を指し、非常に貴重で生産量が少ないものです。湖塩は塩分濃度が高くミネラル分を豊富に含む特徴があります。

塩の種類と使い分け①作り方で分類

塩の種類は作り方、原料で分けてもそれぞれ3種類ごとに分けられるようです。ここからは塩の作り方で種類分けしたものを、それぞれ相性の良いおすすめ料理と合わせて見ていきます。

①精製塩

精製塩は前述した通り、比較的サラサラしたものが多くクセがなく水に溶けやすいのが特徴で、香りもありません。そのため煮物や炒め物などの料理全般の味付けや、生野菜を使用したサラダに向いているようです。

【料理のおすすめ】
・汁物
・サラダ
・煮物

②再製加工塩

再製加工塩はミネラル成分やにがりを添加して作られたもので、天然塩に近いミネラル分を含み独特の苦味があるのが特徴です。精製塩と同じようにどの料理にも使用できますが、おにぎりに使用するとお米の甘さと塩の塩味が合って美味しく仕上がります。また、メーカーが日本人の口に合うように作る場合が多いので、和食や魚料理にも向いています。

【料理のおすすめ】
・おにぎり
・魚料理
・和食全般

③天然塩

自然の力を使って作られた天然塩は海水を干す天日塩と、途中に煮詰めて水分を飛ばす平釜塩があります。自然に濃縮や結晶化されるので、ミネラル分が多く含まれ塩分ナトリウムが少ないまろやかな塩味が特徴です。しかし、生産までに時間や手間がかかるので大量生産ができず、比較的高価なものが多くなります。

そのため、精製塩や再製加工塩のように料理の味付けに使うのには向かず、素材を生かした料理や隠し味に使用するのが良いようです。

【料理のおすすめ】
・刺身
・サラダ
・スープ

(*天然塩について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

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