塩の種類別の特徴は?料理への使い分け方や市販商品のおすすめを紹介!
塩の種類はどれくらいでしょうか?今回は、〈作り方・原料・大きさ〉などで分類した時の塩の種類別に、特徴や料理への使い分け方を紹介します。料理に合わせて塩を変えると料理の味も変わるようです。塩のおすすめ商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
塩の種類と使い分け②原料で分類
同じ海水を使用しても作り方によって味わいが変わる塩ですが、原料によっても味わいに変化があります。ここからは原料で種類分けした塩をそれぞれ相性の良いおすすめ料理と合わせて見ていきます。
①海水塩
海水塩は使用する海水や製法によって味わいが異なりますが、まろやかな旨味と味わいが特徴です。海水塩に含まれる藻塩は海藻の成分を海水に混ぜて作られるため、茶色っぽくなったりピンクがかったりしています。塩分濃度が低く、舌触りが良くまろやかになります。通常の海水塩は料理の味付けにも使えますし、藻塩は素材を生かした料理に使うのも良いでしょう。
【料理のおすすめ】
・煮物
・カルパッチョ
・サラダ
②岩塩
岩塩は海水が結晶化してから長い時間をかけて層になり固まったもので、含む成分により味わいが変わります。海水塩と違いミネラル分が少ないので、塩分濃度が濃く、味わいも濃く感じられるようです。エスニック料理や肉料理と相性が良く、硫黄が含まれているものは香りを生かしてスパイスのように使用できます。
【料理のおすすめ】
・エスニック料理
・肉料理
・刺身
(*ピンクソルト(ヒマラヤ岩塩)の使い方と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③湖塩
湖塩は塩湖から取れる塩を指し、生産量が少なく非常に希少価値があるものです。また、湖塩は塩分濃度が高くミネラル分を豊富に含む特徴があるので、煮込み料理や煮物料理にまろやかな塩味がほしい場合は湖塩を使用するのが良いでしょう。じっくり火を通すと塩の深みや甘みがでて、料理をマイルドにする特徴もあります。
【料理のおすすめ】
・煮込み料理
・煮物
・汁物
塩の種類と使い分け③大きさで分類
原料の違いでも味わいに違いがある塩ですが、粒の大きさでも種類分けができます。大粒の塩、粗塩、パウダー塩に分けてそれぞれの相性の良いおすすめ料理と合わせて見ていきます。