天然塩とは?種類や精製塩との違い・見分け方は?おすすめ商品も紹介!
天然塩(自然塩)とはどんな塩か知っていますか?塩にはおおまかに天然塩と精製塩と分けることができます。今回は、天然塩について〈作り方・味わい〉など精製塩と比較して紹介します。天然塩と精製塩はどっちがおすすめかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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天然塩(自然塩)とは?
スーパーなどの塩の売り場には、同じ塩でも天然塩と表記されている塩や精製塩と表記されている塩がありますが、天然塩とは一体どのような塩なのでしょうか。ここからは、天然塩の正体や精製塩との違いについて解説します。
天然塩は塩の種類の一つ
天然塩は塩の種類の一つで、普段私たちが使っている塩は以下の2つに分けられます。
・天然塩(自然塩)
・精製塩
上記はいずれも原材料は同じですが、作り方や成分の違いによって分類されています。精製塩の多くは食塩や食卓塩などと表記されますが、天然塩に分類される塩は実は決まった定義がないために表記もバラバラでわかりにくくなっています。天然塩と精製塩の違いや見分け方については後述するので参考にしてください。
(*塩の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
天然塩の種類
塩は海水から作られている印象があるかもしれませんが、実は海水以外からも採ることができ、その材料によって以下の3種類に分けられます。
・海水塩
・岩塩
・湖塩
天然塩の1種である海水塩とは、言葉通り海水からできている塩になります。岩塩とは、はるか太古の昔に海だった場所が地殻変動で陸地になり、水分が蒸発したのちに土砂に埋もれてできた塩です。湖塩とは、乾季に湖の水が自然と干上がり塩の結晶が現れて湖から採れる塩で、他の塩よりも生産量が少ないため希少なものとなっています。
作り方などにより海水塩でもさらに天日塩や平釜塩などと細かく分けられることもありますが、分かりやすくすると天然塩はこの3種類に分けられます。ちなみにスーパーなどでも取り扱いの多い伯方の塩は再生自然塩になり、天然塩として扱うか天然塩以外として扱うかは見解が分かれるようです。
(*岩塩について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
天然塩と精製塩の違いや見分け方は?
天然塩と精製塩は分類が違うと説明しましたが、その違いは一見ではわからないものです。ここでは天然塩と精製塩の違いを説明するので、見分ける際の参考にしてください。
①作り方の違い
天然塩と精製塩の違いの一つはその作り方にあります。精製塩は科学的な製法で塩化ナトリウムの純度を高めていることが特徴で、成分としては塩化ナトリウム99%以上と表示されています。一方の天然塩は、逆浸透膜や日本式塩田、平釜で煮るなど方法はがいくつかあり、太陽や風などの自然の力を活用するほか、煮詰めるなどの方法で作られているのが特徴です。
昔からの人力も含めて自然の力を利用されて作られていることが、天然塩の名前の由来になっているようです。
②味わい・風味の違い
精製塩は成分から見ても塩化ナトリウムがほぼすべてを占め、他のミネラルが入っていない分、単純に塩辛さを感じるでしょう。対称的に天然塩はナトリウムやカルシウムなどのミネラルが豊富なため、塩味の中に甘味を感じたり、まろやかさを感じたりします。
また、粒の大きさでは精製塩はサラサラしているのに対し、天然塩は粒子がバラバラのことが多いです。精製塩と天然塩を同時に味見してみると、食感や味の違いがよくわかるでしょう。
Twitterの口コミ
@wwwtsubasawww 塩化ナトリウムに慣らされた舌でしたから、天然塩の風味はカルチャーショックですわ。
Twitterの口コミ
この頃自炊だから、肉も精肉ばっか買ってたんだけど、久々に加工肉(ソーセージ)買ったらやたらしょっぱいん!😖⚡️
思うに、たまたま天然塩が余ってて自炊でそればっか使ってたから、加工食品の精製塩のピリッと味が強過ぎるように感じるみたい。健康になりたいけど加工食品も食べたい…どうしよう😰