ピンクソルトの使い方と効能は?味・成分など特徴や体に悪いと言われる理由も紹介!
【管理栄養士監修】ピンクソルト(ヒマラヤ岩塩)を知っていますか?今回は、ピンクソルトの味わい・成分など特徴や、使い方別の効果・効能を紹介します。岩塩のピンクソルトが体に悪いと言われる理由や、活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ピンクソルト(ヒマラヤ岩塩)とは?
- ピンクソルトはヒマラヤ岩塩の1種
- ピンクソルトの味わい・成分など特徴は?
- ピンクソルトはミネラル成分が豊富
- ピンクソルトの味わい
- ピンクソルトの使い方と効果・効能は?
- ①料理の味付け
- ②バスソルトとして使う
- ③飲水に入れる
- ピンクソルトは体に悪いとも言われる?理由は?
- 精製塩と比べて味がまろやかで過剰摂取につながりやすい
- ピンクソルトの活用レシピ
- ①ダールとほうれん草のインドカレー
- ②さつまいもの塩カラメル
- ③ピンク岩塩の塩パン
- ピンクソルトのおすすめ商品
- ①ヒマラヤ岩塩ピンク細粒タイプ1kgミル付き(1,980円)
- ②奇跡の岩塩ピンクパウダー1kg(1,000円)
- ③天然紅色岩塩 ヒマラヤピンクソルト300g(991円)
- ピンクソルトを使ってみよう!
ピンクソルト(ヒマラヤ岩塩)とは?
スーパーなどの塩コーナーで見かけることも多いピンクソルトは、別名をヒマラヤ岩塩と言い、優れた効果・効能から地球上で最高の塩と言われている調味料です。ここでは、ヒマラヤ岩塩とは何なのか、どのような塩なのかを解説します。
ピンクソルトはヒマラヤ岩塩の1種
ピンクソルトはヒマラヤ岩塩の一種で、ヒマラヤ岩塩が取れる国は下記の通りです。
・パキスタン
・ネパール
・チベット
・インド
岩塩とはその名の通り岩から採れる塩のことで、地殻変動によって陸上に閉じ込められた天然海水の塩分の結晶になります。ヒマラヤ岩塩とはパキスタンやネパール、チベット、インド産の岩塩の総称です。その中でもピンク色をした岩塩をピンクソルトと呼び、ヒマラヤ山脈に繋がるパキスタンの巨大ソルトレンジのヒマラヤ岩塩の中で最も採掘量が多い岩塩になります。
笹野美緒
管理栄養士
岩塩の製法には、岩塩鉱からの採掘と、岩塩層に水を注入してその塩水を汲み上げ結晶化させる溶解再製とがあり、いずれの岩塩も日本で手に入るものは全て輸入品です。
ピンクソルトの味わい・成分など特徴は?
ヒラヤマ岩塩の色は含まれる成分によってピンク・黒・白と色が変わります。ピンクソルトはピンク色が特徴的ですが、どの様な特徴を持つ塩なのでしょうか。ここでは、その成分や効果、味わいについて紹介します。
ピンクソルトはミネラル成分が豊富
ピンクソルトに含まれる栄養成分は、下記の通りです。
・ナトリウム
・カルシウム
・カリウム
・マグネシウム
・リン
・鉄分
・銅
ピンクソルトは、5大栄養素の1つであるミネラルが多く含まれている岩塩です。ピンクソルトはミネラル成分が他の岩塩に比べて多く、ナトリウムやカルシウム、カリウム、マグネシウム、リンを多く含み、鉄や銅なども微量ですが含まれています。
ヒマラヤ岩塩がピンク色に見えるのは赤鉄鋼であるミネラル成分の鉄分が多く含まれているからで、ピンクソルトの発色は天然のものです。また、塩の塩気は塩化ナトリウムによるものですが、岩塩は色が赤くなればなるほど塩味が軽減されます。(※1、2、3、4、5、6、7)
笹野美緒
管理栄養士
舌の表面に分布する味細胞に、塩化ナトリウムから生じたナトリウムイオンなどが取り込まれることで塩味を感じます。美味しく感じられる塩分濃度は体液に近い0.8%程度ですが、0.02〜0.03%程度では甘味を感じるともいわれています。
ピンクソルトの味わい
ピンクソルトは、塩独特の塩辛さは控えめで、甘みのある味わい深いうまみが特徴です。一般の食塩は100%近くを塩化ナトリウムの塩辛い成分が占めていますが、岩塩は塩化ナトリウム以外のミネラル成分も多く含まれています。各ミネラル成分が味覚へ大きく影響することで甘く感じたり、うまみを感じたりするのが岩塩の特徴です。
ミネラルを多く含むピンクソルトは、料理に使うとまろやかで甘く優しい味になり、食材のうまみも増します。
ピンクソルトの使い方と効果・効能は?
優れた効果・効能を持っているピンクソルトは、食用以外にも幅広い使い道があります。具体的には、どのような用途や効果・効能があるのでしょうか。
①料理の味付け
ピンクソルトは料理の味付けにぴったりの岩塩で、合う料理として以下のものがあげられます。
・ステーキ
・焼き魚
・おにぎり
・ドレッシング
・天ぷらのつけ塩
ピンクソルトはナトリウムの含有量が他の塩に比べて少なく、調理の際に1度に使う量が少なくて済みます。塩分のとり過ぎを防げるので、血圧が気になる人には嬉しい調味料です。岩塩をいつもの料理に加えるだけで食材のうまみを引き立て美味しくなり、焼き魚やステーキ肉にひとふりするだけで魚や肉のうまみが増します。
ほか、天ぷらを食べる時のつけ塩としての岩塩も素材のうまみや風味がより増し、オリーブオイルと岩塩やビネガーで作るドレッシングも美味しいです。