梅干しに赤紫蘇を入れるタイミング・量同時はNG?アク抜き方法も紹介!

梅干しに赤紫蘇を入れるタイミングを知っていますか?今回は、<同時に入れない>など梅干しに赤紫蘇を入れる時期・タイミングや量を紹介します。赤紫蘇のアク抜き方法や、漬けた後の赤紫蘇の使い方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 梅干しに赤紫蘇を入れるタイミング・時期は?
  2. 6月下旬〜7月上旬に赤紫蘇を梅干しに漬けるのが時期的にベスト
  3. 梅干しに赤紫蘇を入れる具体的なタイミング・手順は?
  4. タイミング①梅を塩漬けしているとき
  5. タイミング②梅を干しした後
  6. ただし梅の漬け始めと同時だと梅酢がよく出ないため注意
  7. ちなみに赤紫蘇はアク抜きをすれば2週間保存できる
  8. 梅干しの赤紫蘇のアク抜き方法は?
  9. アク抜きの方法・手順
  10. アク抜きした赤紫蘇を発色させる
  11. 梅干しで漬けた後の赤紫蘇の使い方・食べ方は?
  12. 梅干しに赤紫蘇を入れるタイミングを知ろう

梅干しに赤紫蘇を入れるタイミング・時期は?

梅干しを自分で漬ける時は、赤紫蘇を入れて風味や色をつけることも多いです。しかし、赤紫蘇紫蘇を入れるタイミングや時期は、いつ頃が良いのでしょうか。ここでは、梅干しを漬ける時赤紫蘇紫蘇を入れるタイミングについて紹介します

6月下旬〜7月上旬に赤紫蘇を梅干しに漬けるのが時期的にベスト

梅干しに赤紫蘇を入れるタイミングは、6月下旬〜7月上旬が一番よく、一般的です。梅干しを塩につけて梅酢が上がってきた頃がおすすめで、下ごしらえをし、アク抜きをした赤紫蘇を入れてさらに漬けます。赤紫蘇が出回る時期も6月から7月頃で、青梅よりも少し遅れて出荷されることが多いです。

梅干しよりも前に、赤紫蘇も一緒に漬けることで、梅に赤紫蘇の風味や色が付けられます。

梅干しに赤紫蘇を入れる具体的なタイミング・手順は?

梅づくりの一連の流れは、以下の通りです。

1.青梅に塩をして、重しを置き、梅酢をあげる
2.2~3日して白梅酢が上がってきたら、下処理をした赤紫蘇を入れる
3.そのまま1ヶ月ほど漬ける
4.天気の良い日に干す


一般的な赤紫蘇を入れるタイミングは白梅酢が上がってきた頃ですが、次の章ではさらに具体的なタイミングや、注意点などを紹介します。

タイミング①梅を塩漬けしているとき

梅を塩漬けにしている時に、赤紫蘇を入れる時の手順やタイミングは以下の通りです。

1.梅を塩に漬けて2~3日梅酢を上げる
2.梅酢が上がったら下処理をした赤紫蘇を加える


梅酢が上がってきてから赤紫蘇を入れる時は、赤紫蘇の風味がしっかり梅につくようにまんべんなく敷き詰めます。梅酢が梅を覆うぐらい上がってきたタイミングが目安で、赤紫蘇を入れた後は重石を戻し、赤紫蘇ごとしっかり梅酢に漬かるようにしてください。1ヶ月以上漬ければ、梅干しに赤紫蘇の風味もつき、干した時も綺麗な赤色が残ります。

タイミング②梅を干しした後

梅に赤紫蘇を入れるタイミングは、塩漬けして干した後にもあります。

1.塩漬けした梅を白干しする
2.梅をつけた時に残した梅酢と、下処理をした赤紫蘇を一緒に漬ける
3.2週間以上、梅と赤紫蘇を一緒に漬けこむ


梅は、塩漬けの後赤紫蘇を入れずに干すと白干しになります。白梅干しになった後、もう一度梅酢と赤紫蘇を一緒に漬けると、紫蘇の風味や発色がついた梅干しに仕上がります。赤紫蘇と一緒に漬けこむときは、2週間以上漬け直すのがおすすめで、水分が少ない乾いた梅干しが好きな人は、このあともう一度干し直します。

水分の多いしっとりした梅干しが好きな人は、そのまま保存しておけば干し直さなくても食べられます。

ただし梅の漬け始めと同時だと梅酢がよく出ないため注意

梅干しを作る時に赤紫蘇を入れるタイミングは主に2回ありますが、最初から赤紫蘇を漬けると梅酢の出が良くないので注意してください。梅干しの漬け始めはしっかり重しをしないと梅酢が上がりにくいので、赤紫蘇を入れずに重しをして梅の水分をよく出すことが大切です。

ちなみに赤紫蘇はアク抜きをすれば2週間保存できる

梅干しを漬ける時はアク抜きをした赤紫蘇を使いますが、アク抜きした赤紫蘇は梅酢に漬けなくても2週間保存できます。生のままではそれほど日持ちしないので、梅干しに入れるタイミングを見計らって、様子を見たい時はアク抜きだけ済ませておく方がおすすめです。赤紫蘇を生のまま保存する時は、バケツに水を張って茎を浸けておけば2~3日は日持ちします。

葉っぱだけにしてよく水洗いし、水気を切ってから保存袋に入れ冷蔵保存しても1~2日ほど保存できます。しかし、1週間以上たつと傷んできて色や風味も落ちるので、早めにアク抜きする方が保存期間が長いです。具体的な赤紫蘇のアク抜きの仕方や塩の量、入れ方については次の見出しで詳しく紹介します。

梅干しの赤紫蘇のアク抜き方法は?

ここでは、具体的な赤紫蘇のアク抜きの方法を紹介します。赤紫蘇はアク抜きをした方が保存期間が長く使いやすいので、新鮮な赤紫蘇が手に入ったらすぐにアク抜きをするのがおすすめです。

アク抜きの方法・手順

赤紫蘇のアク抜きの手順は、以下の通りです。

1.赤紫蘇を葉っぱだけにしてよく洗う
2.赤紫蘇300gに対して塩大さじ1を加えてよく揉む
3.泡が出てくるまでよく揉んだら、水で洗い流す
4.同じ工程を2~3回ほど繰り返す
5.泡が出なくなってきたら、最後に塩を揉みこみ、水気を絞る


赤紫蘇のアク抜きは塩で行うのが一般的で、葉っぱを洗って汚れを落としたら塩を揉みこみます。赤紫蘇のアクが泡のようになって出てくるので、何度もすすいでは塩を揉みこみ、泡が出なくなるまで繰り返します。泡が出なくなってきたら最後にもう一度塩を揉みこみ、水気をよく絞って保存袋で冷蔵保存してください。

アク抜きした赤紫蘇を発色させる

アク抜きを終えた赤紫蘇は、以下の手順で漬けて発色させます。

1.梅酢が上がった梅干しの上に、まんべんなくアク抜きした赤紫蘇を敷き詰める
2.赤紫蘇がしっかり漬かる量の梅酢を注ぐ


アク抜きした赤紫蘇は黒っぽい色をしていますが、梅酢に漬けると綺麗な赤に発色します。赤紫蘇の赤い色が梅酢にも染み込み、梅干しの色も赤く染めます。知ら梅干しに赤紫蘇をつける場合も、梅干しと赤紫蘇が両方とも梅酢に漬かるようにすれば、赤紫蘇も梅干しも良く発色するので試してみてください。

梅干しで漬けた後の赤紫蘇の使い方・食べ方は?

梅干しに漬けた赤紫蘇は、以下のような方法で食べることもできます。

・ゆかり
・佃煮
・紅生姜


梅干しを漬けた後の赤紫蘇は、赤紫蘇だけ乾かして水分を除けば、自家製のゆかりにできます。塩分をしっかり含むので、砂糖などを加えて炊くことで、佃煮にアレンジすることも可能です。また、塩漬けの新生姜に残った赤紫蘇と梅酢を加えて漬け直せば、紅生姜にもなります。漬けた後の赤紫蘇も色々な方法で食べられるので、捨てずに活用しみましょう。

梅干しに赤紫蘇を入れるタイミングを知ろう

梅干しを作る時に赤紫蘇を入れるタイミングは、主に2回あります。塩漬け中に入れるのが一般的ですが、干した後に入れることもでき、漬けた後の赤紫蘇を再利用することもできます。紹介した梅干しに赤紫蘇を入れるタイミングやアク抜き方法を参考に、美味しい梅干と赤紫蘇を作ってみてください。

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