刺身の賞味期限はいつ？期限切れ1日・2日後は危険？正しい保存方法など紹介！
刺身の賞味期限の目安を知っていますか？今回は、刺身の賞味期限を〈冷蔵・冷凍〉別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかなど紹介します。刺身の日持ちする保存方法や、賞味期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
刺身は賞味期限が切れた翌日でも食べられる？
冷凍保存でもあまり日持ちのしない刺身ですが、賞味期限の切れた翌日以降でも食べられるのでしょうか。翌日以降に食べる場合におすすめしたい食べ方も併せて紹介します。
腐っていなければ食べられる
賞味期限の切れた刺身は、しっかりと冷蔵保存をしていれば翌日ごろまでは生で食べることができます。ただし、サンマやサバ・イワシなどの青魚は、日数が経つと食中毒を起こす場合があるので、翌日に食べる場合も注意が必要です。また、青魚以外でも保存状況や鮮度によっては傷んでいる可能性もあるので、必ず匂いや見た目を確認してから食べるようにしましょう。
なお、2日、3日以上経ってしまった場合でも状態次第で食べることはできますが、3日以上過ぎたの刺身は傷んでいることが多いため食べない方が無難でしょう。
（＊次の見出しで腐った時の見分け方も紹介しているので参考にしてみてください）
心配な場合は漬け・加熱調理がおすすめ
賞味期限内に刺身を食べることが難しそうな場合は、刺身を漬けにして冷蔵保存しておくのがおすすめです。醤油、酒、みりんを混ぜたタレに漬け込むことで雑菌の繁殖を防ぐことができるので、賞味期限が切れても数日程度は日持ちします。
また、賞味期限が切れて心配な場合は、加熱調理して食べるようにしましょう。加熱調理をすることで刺身に付着している雑菌を加熱殺菌することができるので、雑菌によるリスクを減らすことができます。加熱調理は焼く、煮る、揚げるなど様々なアレンジができるので、刺身とは一味違った味わいを楽しめます。
刺身の賞味期限が切れて腐るとどうなる？
賞味期限が切れても食べられる刺身ですが、腐るとどのように変化するのでしょうか。匂い、見た目、味に分けてそれぞれ特徴を見ていくので、賞味期限が切れた刺身が腐っているのか判断に迷った時の参考にしてみてください。
①匂い
刺身の賞味期限が切れて腐った場合、匂いが以下のように変化します。
・生臭い匂いが強い
・酸っぱい匂いがする
・腐敗臭がする
魚は腐っていなくても多少の生臭さがありますが、腐ると生臭さが強くなる場合があります、ほかにも、酸っぱい匂いや腐敗臭がする場合も腐っている可能性が高いと言えます。腐っているかどうかが分からない場合は、匂いをしっかりと嗅いで判断をするようにしましょう。
②見た目
賞味期限切れの刺身が腐った場合は、見た目も変化する場合があります。以下のような変化が出た場合は気を付けましょう。
・血が混じったようなピンク色の液体が出てくる
・表面に白っぽい膜が張る
・表面にぬめりがある
・色が血合いのように黒ずむ
・水分が抜けてパサつく
・カビが生える
腐った刺身は、匂いの変化以上に見た目の変化が大きい傾向にあります。色の黒ずみや表面のぬめりなどが見られる場合は、変質が進んでいたり、雑菌などが異常繁殖している場合もあるでしょう。上記のような異変が一つでも起きていた場合は、食べると食中毒などを引き起こす場合もあるので速やかに破棄することをおすすめします。
③味
見た目や匂いに変化がなくても、味に変化が表れる場合もあります。以下のような味がする場合は食べるのをやめましょう。
・苦い
・酸っぱい
賞味期限を過ぎて腐ってしまった刺身は、口に入れると酸味や苦みを感じる場合があります。通常、魚には酸味や苦みはないので、これらの味がした場合は腐っている可能性が非常に高いでしょう。また、味だけでなく食感もねっとりとするのが特徴的です。
味や食感に異変を感じた場合は、飲み込む前に吐き出して水などで口を良くゆすぎましょう。
賞味期限切れ・間近の刺身のアレンジレシピ
賞味期限が切れた翌日以降も、アレンジを加えればおいしく食べることができます。ここでは、刺身のアレンジレシピのおすすめをいくつか紹介しましょう。