ビーフストロガノフとビーフシチュー・ハヤシライスの違い|ルーは代用OK?
ビーフストロガノフとビーフシチューの違いを知っていますか?今回は、ビーフストロガノフとビーフシチューや〈ハヤシライス・ハッシュドビーフ〉など似た料理との違い比較して紹介します。ビーフストロガノフはビーフシチューのルーで代用できるかもレシピと紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ビーフストロガノフと似た料理が多い…違いはある?
- ビーフストロガノフとは
- ビーフストロガノフとビーフシチューの違いは?
- ビーフストロガノフとハヤシライスの違いは?
- ビーフストロガノフとハッシュドビーフの違いは?
- ビーフストロガノフはビーフシチューのルーで代用して作れる?
- ビーフストロガノフはビーフシチューのルーでも代用可能
- ビーフストロガノフの本格的な作り方・レシピも!
- 材料
- 作り方・手順
- ビーフストロガノフに使える市販ルーを紹介!
- ①エスビー食品 気ままにグルメ ビーフストロガノフ 64g(261円)
- ②コスモ直火焼ビーフシチュー・ルー(378円)
- ③とろけるシチュー・ビーフ(266円)
- ビーフストロガノフとビーフシチューなどとの違いを知っておこう
ビーフストロガノフと似た料理が多い…違いはある?
ビーフストロガノフは寒い季節には体の温まる料理ですが、他にも似た料理は多くあります。ビーフストロガノフと、その他の料理の違いは何があるでしょうか。ここではビーフストロガノフを軸にして、他の煮た料理との違いを比較しながら説明します。
ビーフストロガノフとは
ビーフストロガノフは、日本と発祥国では大きく違いがあり、画像のように見た目が白いのが特徴です。具材全体が柔らかく煮込むようにするため、食材は細かく切っていきます。
【ビーフストロガノフの特徴】
・誕生時期:16世紀前半
・発祥地/国:ロシア
・ソースの種類:スメタナ(サワークリーム)
・具材の種類:牛肉、玉ねぎ、マッシュルーム
・具材の大きさ:薄切りにする
・煮込み時間:20分程度
ビーフストロガノフは16世紀にロシアで作られ、歯が抜け落ちてステーキが食べられなくなってしまった老人のために、牛肉を細かく刻んで煮込み料理を作ったのが始まりとされています。ビーフはロシア語で「〜風」を意味しており、牛肉の意味ではありません。
そのため牛肉以外に鶏肉や豚肉を使うことも多く、ソースはサワークリームのため、日本のデミグラスソースを使ったものとは見た目が大きく違います。サワークリームを全面に出したビーフストロガノフの場合、酸味が強く出てあっさりとした味わいとなっています。
ビーフストロガノフとビーフシチューの違いは?
ビーフシチューの特徴は、以下のようになっています。
【ビーフシチューの特徴】
・誕生時期:16世紀後半〜17世紀
・発祥地/国:イギリス
・ソースの種類:デミグラスソース
・具材の種類:牛肉、人参、じゃがいも、玉ねぎ
・具材の大きさ:大きい
・煮込み時間:長時間煮込む
ビーフシチューの起源は16世紀後半ごろのイギリスで、シチューとは煮込みを意味します。ビーフストロガノフは牛肉や玉ねぎなどを薄く切るのに対し、ビーフシチューは長時間煮込むため、大きくごろごろと切っていくのが特徴です。具材も日本のカレーによく似ており、ソースもデミグラスソースを使い、サワークリームは入りません。
そのため酸味を感じることはなく、ソースのコクが感じられる味わいです。しかし、本来ビーフシチューは家庭料理の一つのため、各家庭によって違いが大きくなります。日本のビーフストロガノフはデミグラスソースが入り、茶色いことからも、ビーフシチューの別名と考えて良いでしょう。
ビーフストロガノフとハヤシライスの違いは?
ハヤシライスの特徴は、以下のようになっています。
【ハヤシライスの特徴】
・誕生時期:明治時代
・発祥地/国:日本
・ソースの種類:デミグラスソースとトマトピューレ
・具材の種類:牛肉、玉ねぎ
・具材の大きさ:小さめ
・煮込み時間:20分程度
ハヤシライスは日本が発祥ですが誕生時期がはっきりせず、明治時代や大正時代などさまざまな説があり、名前の由来にも諸説あります。ビーフストロガノフやビーフシチューと違い、ご飯に合わせやすいようにデミグラスソースにはサワークリームではなく、トマトピューレを合わせて煮込んでいるのが特徴です。
具材はシンプルでトマトの酸味を感じますが、子供にも食べやすく親しみやすい味わいとなっています。
(*ビーフストロガノフとハヤシライスの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ビーフストロガノフとハッシュドビーフの違いは?
ハッシュドビーフの違いについても、見てみましょう。
【ハッシュドビーフの特徴】
・誕生時期:19世紀
・発祥地/国:イギリス
・ソースの種類:デミグラスソース
・具材の種類:牛肉、玉ねぎ、きのこなど
・具材の大きさ:牛肉は薄切りにする
・煮込み時間:10分前後
ハッシュドビーフはビーフシチューを同じくイギリス発祥の煮込み料理ですが、ハッシュ(hush)は英語で細かく切ることを意味しており、牛肉を細かく切って煮込むのが特徴です。そのため煮込み時間も10分前後と短く、全体的な見た目は日本のビーフストロガノフに似ていると言えるでしょう。
ハヤシライスとよく似ているものの、デミグラスソースや赤ワインからの深みが感じられ、大人向けの味わいです。
ビーフストロガノフはビーフシチューのルーで代用して作れる?
ビーフストロガノフは、ビーフシチューのルーで代用して作れるでしょうか。日本ではビーフシチューの方が名前を知られているため、ルーも多く出回っています。実際に作れるかどうかや、ハヤシライスのルーでの代用ができるかも説明します。