メジナ(グレ)は刺身がうまい!切り方や皮の処理は?食べ方も紹介!
メジナ(グレ)の刺身の味はうまいのでしょうか?皮はどうするかも気になりますよね。今回は、メジナの刺身用の捌き方・切り方を〈寝かせる〉などより美味しい食べ方と紹介します。メジナの刺身のアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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メジナ(グレ)は刺身がうまい?どんな味わい?
メジナは別名グレと呼ばれ、磯に生息する海水魚で釣りをする人に人気があります。スーパーなどでは見かけることが少ないメジナですが、刺身はどのような味わいをしているのでしょうか。今回はメジナの刺身の味わいや捌き方、刺身の美味しい料理法を紹介します。
メジナの刺身の味わいなど特徴
冬が旬のメジナは、白身でコリコリとした食感と甘味があり、鯛やヒラメといった高級魚に引けを取らない美味しさです。しかし、夏と冬で食べるエサが違うため、夏は磯臭い匂いがして食用にはあまり向いていないとも言われます。旬の時期のメジナは脂ものって、刺身や焼き魚、煮つけにしても美味しく、下処理をすることで白子や卵巣も食べることができます。
メジナは市場に流通する前に消費されることも多く、スーパーなどで見かけることは少ないかもしれません。釣り人には人気が高い魚ですが、市場での需要が低いこともあり、値段は1kg当たり1,000~1,500円前後が相場です。
(*メジナとはどのような魚か詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
なかむ
@mayochan890
同じ魚でもとれる地域や環境によって全然味も違えば、〆方や処理の仕方でまた食感変わるから刺身は面白い😄
ちなみに今回のメジナは全く臭みなく
噛むほど甘くヒラメのような味わいでした
あいーだ / 時計仕掛けの過積載
@aidaswitchigame
昨日、釣ったメジナたち
こんな料理になりました。
塩焼き、ムニエル、煮付け、カルパッチョ、刺身
流石の美味しさでしたー
ちなみにメジナの刺身に寄生虫はほとんどいない
生魚を食べるときに気になるのがアニサキスなどの寄生虫ですが、メジナには寄生虫はほとんどいません。海藻をエサにするメジナは、アニサキスを介するエビやオキアミなどのエサを口にしないためです。しかし、絶対いないとも言い切れないので、新鮮なうちに内臓を取り除いて調理した方が無難です。
(*アニサキスがいない魚について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
メジナの刺身用の捌き方・切り方は?皮はどうする?
メジナは生でも焼いても美味しい魚ですが、捌き方や切り方を知っておくと、釣ってきた時など新鮮な刺身を作ることができます。ここでは、メジナの三枚おろしのやり方を紹介します。
メジナの刺身用の捌き方・切り方
メジナの捌き方は以下の通りです。
(捌き方)
1.尾の方からうろこを取り除く
2.うろこを水で洗い流す
3.エラを開いて根元と内側を切る
4.内臓を傷つけないよう腹側を切る
5.エラと内臓を取り出してきれいに洗う
6.頭のヒレの根元に包丁を入れ頭を切り落とす
7.下ヒレの根元に線を入れるように切り込みを入れる
8.中骨まで徐々に切り込みを入れる
9.魚をひっくり返し、背ビレの根元に切り込みを入れる
10.尾の方から頭にかけて開いていき、中骨まで切る
11.逆さ包丁にして身を切り離す
12.反対側も同様にする
13.三枚におろしたら腹の骨をすくい上げるようにして切り取る
(皮の引き方)
1.おろした魚を皮を下にして置く
2.尾の方から包丁の刃先を入れて皮を剥いでいく
3.1/3位まで到達したら、キッチンペーパーで押さえながら皮を剥ぐ
4.中骨を取る
5.薄く切って刺身にする
メジナを捌く前に良く水洗いし、ぬめりを取りましょう。背びれにとげがあり、エラブタの縁はカミソリのように鋭く手を切ることがあるので、手袋などを着用して怪我をしないようにしてください。また、内臓を取り出す時に破れてしまうと強烈な臭みがでてしまうので、注意が必要です。
皮を引くときは、左手を上下に小刻みに動かし引っ張るようにして皮を引きます。包丁を立ててしまうと皮が切れるので、まな板に対して包丁を水平にして刃は動かさず、手を動かしながら引くと上手に皮が引けます。
ちなみにメジナの刺身は皮つき・皮だけでも食べれる
メジナは皮と身の間に旨味があるので、皮つきや皮だけでも食べることが出来ます。香ばしい皮目が美味しい炙り、表面を直火で焼き目を付けて冷水で冷やした焼霜造りや湯引きといった料理が味わえます。