唐辛子オイルとは?名前・作り方は?辛い?使い方や日持ちする保存方法も紹介!
唐辛子オイルとはどんなオイルか知っていますか?今回は、唐辛子オイルの特徴や作り方・レシピを、唐辛子オイルの使い道・使い方とともに紹介します。唐辛子オイルの日持ちするポイントや正しい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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唐辛子オイルとは?どんな特徴がある?
ピザやパスタの専門店で、唐辛子入りのオイルを見かけることがあります。唐辛子オイルと呼ばれるこのオイルには、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、唐辛子オイルとは何かと唐辛子オイルの特徴を紹介します。
唐辛子オイルは唐辛子の入ったオリーブオイル
唐辛子オイルは、唐辛子の入ったオリーブオイルのことです。ピカンテオイルと呼ばれることもあり、ピカンテとはスペイン語やイタリア語で辛いという意味です。唐辛子とオリーブオイルの組み合わせが基本ですが、にんにくやローズマリーなどのハーブ類が入ったものもあります。
特徴①酸味が無いので料理の味を崩しにくい
唐辛子オイルはタバスコとは違い、酸味がないので料理の味を崩しにくいという特徴があります。辛味はありますが、オリーブオイルの芳醇な香りとまろやかさを感じる味わいで、食材や料理の美味しさを引き立ててくれます。
特徴②カプサイシンの健康効果が期待できる
カプサイシンによる健康効果は、以下の通りです。
カプサイシンの健康効果
肥満を予防する
血流を改善する
高血圧を予防する
コレステロール値を下げる
冷え性を改善する
食欲を増進させる
疲労回復
便秘を解消する
カプサイシンとは、唐辛子に含まれている辛味成分のことです。カプサイシンは体内に入ると、中枢神経を刺激し副腎皮質にある交感神経物質のアドレナリンの分泌を促します。アドレナリンが分泌されると身体の代謝が上がり、酵素のリパーゼが分泌され体脂肪や糖分を分解します。
唐辛子を食べると、身体が熱くなり汗が噴き出ることがありますが、これはカプサイシンが原因です。汗をかいて血流が良くなることで老廃物を排出し、冷え性や浮腫みの改善に繋がります。カプサイシンの健康効果については、以下のサイトから引用をしています。
唐辛子オイルの作り方は?
唐辛子オイルには健康効果も期待できそうですが、自家製の唐辛子オイルを作ることはできるのでしょうか。ここからは、唐辛子オイルの作り方を手順やポイントとともに紹介します。
材料・具材
唐辛子オイルを作る際に必要な材料、具材は以下の通りです。
・エキストラバージンオリーブオイル
・唐辛子
・にんにく、ハーブ(好みで)
唐辛子は丸のままと小口切り、どちらを選んでも構いません。基本的には乾燥しているものを用意してください。オイルは酸化しにくいエキストラバージンオリーブオイルがおすすめですが、ない場合は普通のオリーブオイルで構いません。
パスタやピザ以外の料理にも使いたい場合には、太白ごま油やグレープシードオイルなどクセの少ないオイルがおすすめです。香り付けに、にんにくやハーブを入れる場合は適量をそれぞれ用意してください。
作り方
唐辛子オイルの作り方を料理のポイントとともに説明します。以下の手順を参考にして、美味しい唐辛子オイルを作ってみてください。
1、丸のままの唐辛子を使用する場合は、爪楊枝などで穴を開ける
2、フライパンで唐辛子を焦げないように乾煎りする
3、オリーブオイルをひたひたに注いで、弱火で5分ほど加熱する
4、保存瓶に唐辛子ごと入れ、さらにオイルを足す
辛みを和らげたい時は、唐辛子の中の種を取り除いてください。唐辛子とオイルに火を通して作る場合は、半日ほどで使うことができます。火を通さずに作る場合は、乾燥した唐辛子を使い、保存瓶に唐辛子と一緒にオリーブオイルを注いでください。
冷蔵庫に入れず、冷暗所で2週間~1か月ほど寝かせたら完成です。火を通さずに作る際、唐辛子が濡れているとカビが発生しやすくなるので水に濡れないように気を付けてください。