甘酒の賞味期限はどれくらい?自家製は短い?期限切れの活用方法など紹介!

甘酒の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、甘酒の賞味期限を〈市販・自家製〉〈冷蔵・冷凍〉〈米麹・酒粕〉別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかなど紹介します。甘酒の日持ちする保存方法や、腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 甘酒の賞味期限は長い?短い?
  2. 甘酒は自家製と市販で賞味期限が違う
  3. 甘酒の賞味期限はどれくらい?
  4. ①冷蔵保存した場合
  5. ②冷凍保存した場合
  6. 甘酒の賞味期限切れはいつまで飲める?
  7. 賞味期限の定義
  8. 飲むのを避けた方がいい甘酒の特徴
  9. 甘酒の日持ちする保存のポイントは?
  10. ①別容器に小分けにして保存する
  11. ②火入れをして発酵を止める
  12. 賞味期限切れの甘酒の活用法は?
  13. ①肉を柔らかくする仕込みに使う
  14. ②美容に使う
  15. ③肥料にする
  16. 甘酒の賞味期限に注意しよう

賞味期限の定義

食品には、消費期限と賞味期限というのが設けられており、似ているようで全く異なる意味を持っています。消費期限は、お弁当やケーキ、惣菜などに表示されており期限切れ後は、急速に劣化するため食べることができません。それに対して賞味期限は、菓子やインスタント食品に表示されていて、美味しく食べることができる期限です。

どちらの期限も、安全係数という1未満の数値を掛けることで実際の期限よりも2割ほど早い日数を表記しています。未開封で正しく保存していた場合に限りますが、賞味期限切れになっても3~6か月の猶予がある場合が多いようです。甘酒に記載されているのは賞味期限なので、期限切れで翌日から食べられないということはありません。(※1)

飲むのを避けた方がいい甘酒の特徴

賞味期限が切れて腐ってしまい、飲むのを避けた方が良い甘酒の特徴を紹介します。

・茶色に変色している
・異臭がする
・口に入れると鼻に抜ける酸っぱい香りがする


甘酒は発酵させて作るため、保存方法を間違えない限り腐ることはあまりありません。しかし、発酵が進むことで変色すたり、雑菌が入ると異臭などの変化が出て腐敗してしまいます。少しでも異変があれば飲まないようにしましょう。

甘酒の日持ちする保存のポイントは?

甘酒を保存するときに、日持ちさせるための容器や保存方法のポイントを詳しく説明します。

①別容器に小分けにして保存する

甘酒を日持ちさせるポイントは、菌が侵入しない容器で保存することです。手作りの場合は必ず煮沸消毒した蓋付きのガラス容器に保存しましょう。市販の甘酒の場合は、大きなボトルに入っているなら開封後は別容器に小分けにしておくことで飲むたびに空気に触れたり菌が侵入するのを防げるので劣化させず日持ちできます。

冷凍の場合も、一度解凍してしまうと長期保存や再冷凍はできないため、一度に飲み切れる量を小分けして冷凍しておくのがおすすめです。

②火入れをして発酵を止める

火入れとは加熱のことで、甘酒を鍋に入れて一煮立ちさせることです。加熱して殺菌しておけば発酵を止めることができるため保存期間が長くなり、香りや甘みも増すのでおすすめです。米麹の手作り甘酒や市販でも無添加の甘酒は酵素の働きが活きており、日が経つにつれて発酵が進みます。

酵素を摂ることが目的の場合はおすすめできませんが、甘酒を日持ちさせたい場合は市販品でも開封後に鍋で1分ほど沸騰させると酵素の働きが止まり、発酵が進まず通常よりも日持ちさせることができるでしょう。酒粕ものは、水と混ぜるため火入れしても長期保存は出来ないので気をつけてください。

賞味期限切れの甘酒の活用法は?

賞味期限切れになった甘酒は捨てるしかないのでしょうか。賞味期限切れの甘酒の活用方法を紹介します。

①肉を柔らかくする仕込みに使う

甘酒は発酵食品で、プロテアーゼというタンパク質を分解する酵素を含んでいます。加熱すると固くなるタンパク質が主成分の肉を甘酒に漬けておくことで、火を通しても柔らかく仕上げることができます。塩麹に漬けるのと同じような働きのため、肉だけでなく魚でも使うことができるので、ふっくら柔らかく仕上げたいときにおすすめです。

未開封で賞味期限が切れていたり、賞味期限が近くても飲みきれない甘酒がある場合は肉料理の仕込みに使ってみてください。

②美容に使う

甘酒は飲む点滴と言われるほど美容や健康に良いですが、飲むだけでなく直接肌を整える効果もあります。甘酒が含む麹は化粧品としても使用されているように保湿や美白効果があります。ぬるま湯に溶かしてすすぐように洗顔に使ったり、湯船に入れて入浴剤代わりに使うのがおすすめです。

酒粕の甘酒の場合は、そのままだとアルコールのニオイが強いため一度沸騰させてアルコールを飛ばしておきましょう。甘酒は賞味期限切れのもので大丈夫ですが、肌に使用するときには、ニオイや色など腐敗していないかチェックすることが必須です。

③肥料にする

賞味期限切れの米麹甘酒であれば、肥料として使うことができます。米のとぎ汁を肥料に使用すると良いというのは知っている人も多いと思いますが、米麹も同じ成分のため同様の効果があり、手作りの甘酒であれば添加物も入っていないため、無農薬の家庭菜園でも安心して使うことができます。

酒粕の甘酒はアルコール成分が含まれているため、肥料として使うのおすすめできません。


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