味の素の社員は味の素を使わないって本当?理由は危険な成分が入ってるから?
味の素の社員は味の素を使わないと言われますが本当でしょうか?今回は、味の素の社員は味の素を使わないと言われる理由を、危険性の有無とともに紹介します。アメリカで禁止の理由や味の素の安全性に関する他の噂も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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味の素の社員は味の素を使わないって本当?嘘?
味の素の社員は味の素を使わないという噂がありますが、それは本当なのでしょうか。味の素がどのようなものなのか、なぜそのような噂があるのかを紹介します。
「味の素の社員が味の素を使わない」という噂に根拠はない
味の素はうま味調味料と言われるもので、使用することで旨味やコク、深みを料理に与える働きがあります。うま味調味料は、化学調味料と呼ばれていた時代があったため、味の素に含まれている成分は危険という噂がありました。そこから派生して味の素の社員は味の素を使わないという噂がありますが、全く根拠はありません。
味の素の社員は味の素を使わないと言われる理由は?体に悪いの?
味の素の社員は味の素を使わないと言われてしまうのは、どのような理由からなのでしょうか。含まれる成分の身体への影響について詳しく説明するので、参考にしてください。
【前提】味の素の成分は長期間食べても害はない
味の素の社員は味の素を使わないと言われていますが、実際に味の素のホームページでもあるように長期間食べ続けても問題はないのです。味の素に使われている成分は下記にもあるように、自然の食物に含まれているものなので肝臓で代謝されます。使う量にも制限はありませんが、料理によって適量はあるので守るようにしましょう。
Q 長期間食べても体に害はないの?
A ありません。「味の素®」の成分はグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸、ナトリウムです。これらは、自然の食物に含まれる物質で、肝臓などで代謝されるので体内に蓄積されません。なので、長期間にわたり食べ続けても問題はないのです。
味の素の成分「グルタミン酸ナトリウム」の過剰摂取が体に悪いとされる
味の素に含まれるグルタミン酸ナトリウムがなぜ嫌われるのかは、過剰摂取によって以下のような体への影響があることが関係しています。
・頭痛
・吐き気
・しびれ
・味覚異常
・動悸
グルタミン酸ナトリウムは、グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸という昆布や鰹節、椎茸などに含まれる体を構成するアミノ酸成分と同じうま味成分です。ナトリウムとは塩のことで、どれも直接体への悪影響を与える成分ではありませんが、長期的な塩分の過剰摂取が健康への影響があることは確かです。
また、危険と言われてしまう最大の理由は味の素が塩味・甘味・酸味など馴染みのある味ではなく、うま味という分かりにくいものというもの関係しています。「うま味=おいしい」ではなく、ほとんどの人が認知出来ず味の説明をするのが難しいので危険と言われてしまっています。
(*うま味成分の危険について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)
味の素の安全性に関する噂・よくあるQ&A
味の素は危険で社員は使わないという噂以外にも、うま味調味料の安全性に関する噂はたくさんあるようです。うま味調味料にまつわるQ&Aを紹介するので、参考にしてください。
Q1、アメリカで禁止って本当?
日本では各家庭にあるうま味調味料の味の素は、アメリカで禁止されているのは本当です。味の素に使用されているグルタミン酸ナトリウムは、アメリカでは現在でも化学調味料として位置付けされているため問題視されています。味の素は、食品衛生法で食品添加物の調味料として分類されて安全性が認められています。
日本だけでなく、世界保健機関やアメリカ食品医薬品局においてもグルタミン酸ナトリウムの安全性は報告されているため、使用への懸念も少しずつ緩和されているようです。しかし、アメリカのスーパーではNO MSG(グルタミン酸ナトリウム不使用)と表記がないと売れないこともあると言われています。
(*味の素がアメリカでは禁止についての詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください)