モクズガニはまずい？口コミ・評判や美味しい食べ方・下処理を紹介！
モクズガニはまずい・おいしくないのでしょうか？評判や口コミが気になりますよね。今回は、モクズガニの評判を＜まずいと感じる人・美味しいと感じる人＞別に食べた人の口コミを元に紹介します。モクズガニの美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
モクズガニが取れる場所は基本的には川ですが、実は周辺の用水路や水田にも生息しており、汚い水や泥を飲みこんでいるとまずいと感じるようです。捕まえる場所が原因で味に違いがある可能性も多いですが、食べ方より、泥抜きなどきちんと下処理をすることで取れる場所での差はなくなります。
②エサに問題がある
モクズガニは貝類や水生の昆虫、岩やコンクリートに付着している藻などをエサにしています。しかし、モクズガニは雑食のため、水中にいる魚の死骸など何でも食べるようです。そのため、モクズガニが食べたものが原因で身に臭みや苦味があることもあります。
モクズガニは飼育することもできるので、捕まえてしばらく浄化のためにもむきエビや刺身など臭みのないエサを与えてみるのも良いでしょう。
モクズガニの美味しく味わう下処理の手順は？
モクズガニを美味しく味わうには、生きたまま調理することが鉄則で必ず泥抜きは必要です。まずいと感じないようにするために食べ方より大切な下処理の手順について詳しく解説していきます。
①泥を抜く
モクズガニの下処理で一番に泥抜きは必要で、その方法は以下を参考にしてください。
1.生きたまま持ち帰ったモクズガニを身体が半分出る程度の水道水に入れる
2.水が澄んでくるまで毎日朝晩水の入れ替えをする
3.水の濁りがなくなったタイミングが食べ頃
泥抜きで使う水道水は、カルキ抜きをしたり塩水にする必要はありません。モクズガニは海ガニと違って、死んでしまうとすぐに鮮度が落ちて菌が繁殖したり毒が回ります。寒い時期だと常温でも2週間程度生きていますが、出来るだけ下処理をしたらすぐに食べるようにした方が良いでしょう。
水の濁りがなくなり食べ頃になるまで3～4日程度かかりますが、死んでしまったモクズガニは食べないようにしてください。
②洗う
泥抜きが出来たら、調理の前には以下のようにしてしっかりと洗って汚れを落とすようにしてください。
1.モクズガニを氷締めか口から鉄串を指して締める
2.シャワーで全体の汚れを洗い流す
3.胴部分や爪の付け根についた汚れをたわしでこすり落とす
モクズガニは動きが活発なので、まずは締めて動きをなくしてから丁寧に洗うようにしてください。モクズガニには寄生虫が付いているため、まな板や調理器具があるキッチンよりは風呂場などで洗う方が衛生面でも安心です。洗った後はすぐ食べるか、冷凍保存をするようにしましょう。
調理の前に焼酎や白ワインなどアルコールに付けておくとモクズガニのまずさの原因である臭みが中和・分解されて気にならなくなるのでおすすめです。
モクズガニの美味しい食べ方を紹介！
モクズガニの泥抜きなどの下処理がきちんと出来たらどのように食べるのが良いのでしょうか。まずいと言われる原因となる臭みや苦みも感じさせない美味しいモクズガニの食べ方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
①モクズガニの味噌汁
モクズガニ定番の食べ方は味噌汁で、産地の郷土料理ではモクズガニをすり潰して味噌汁にする方法があります。家庭でも簡単に出来る食べ方でも、しっかり出汁が出て美味しい味噌汁になるのでおすすめです。
②モクズガニの炊き込みご飯
味付けはあえて塩だけにすることで、シンプルにモクズガニの旨味を楽しめる食べ方です。レシピではモクズガニ2杯分ですが、たっぷりカニの身が味わいたい人はモクズガニの量をお好みで調節してください。