ローストビーフの生焼けは食べても大丈夫?再加熱のコツや見分け方・防止策など紹介!
ローストビーフが生焼けになったことはありますか?食べても食中毒にならないのでしょうか。今回は、ローストビーフの生焼けの原因や見分け方にくわえ、生焼け防止のローストビーフの焼き方・作り方を紹介します。生焼けだった時に再加熱する方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ローストビーフが生焼け…食べると危険?
家庭で手作りすることも多いローストビーフですが、生焼けを食べると食中毒の心配はあるのでしょうか?食中毒になった場合の症状も併せて紹介します。
基本ローストビーフは生焼けでも食中毒の心配はない
牛肉は豚肉や鶏肉と違い、肉の内部に菌がいないとされており、人に害を与える寄生虫もいません。ローストビーフの場合は、菌が付着しているとされる外側をしっかりと焼き、新鮮な牛肉を使用して作れば、生焼けで食べても食中毒の心配はありません。
(*ローストビーフの原料「牛肉」が生焼けでも問題ない理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
食べた後に食中毒の症状がでたら病院へ
ローストビーフは生焼けでも食中毒の心配は基本ありませんが、食中毒になった場合は以下のような症状があります。
・発熱
・腹痛
・下痢
・嘔吐
・血便
これらの症状は、加熱不足や不衛生が原因で「O-157」「黄色ブドウ球菌」などの菌が、腸内で増殖することにより引き起こされます。症状には個人差があり、数日から2週間程度続きます。下痢や嘔吐が長時間続く場合は、脱水症状を引き起こし、重症化する恐れもあるので、このような症状が出た場合は、必ず病院へ行きましょう。
ローストビーフの生焼けになる原因は?
ローストビーフは牛肉のかたまりなので、中身の焼け具合が気になります。ここでは、ローストビーフが生焼けになる原因をお伝えします。
①牛肉が冷えていた
冷蔵庫から出したばかりの冷えた牛肉を調理すると、火が通りにくいため、表面は理想の焼き加減でも、中は冷たいままで、生焼けの原因になります。中まで火を通すのに時間がかかると、表面が焦げて牛肉の脂肪、旨み、肉汁が逃げてしまいます。牛肉は冷蔵庫から出したら、必ず常温に戻してから調理しましょう。
②湯煎で保温できていなかった
ローストビーフを湯煎で作る場合は、湯煎が終わってすぐお湯から牛肉を取り出さず、そのまましばらく余熱によって火を通す保温時間が必要です。お湯から出した後も、常温でゆっくりと牛肉を冷まします。こうすることで、牛肉の中までじっくりと火が通るので、やわらかくしっとりとした仕上がりになり、生焼けを避けることができます。
(*ローストビーフの湯煎・その他の工程で失敗する原因と対処法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)