揚げ物の油の量は?唐揚げ・コロッケは?フライパンで少ない量で揚げる方法も紹介!
揚げ物の油の適量を知っていますか?知らずに困っている人もいるかもしれません。今回は、〈唐揚げ・天ぷら・コロッケ〉など、揚げ物の油に最適な量を、少ない油で揚げる方法とともに紹介します。フライパンで揚げ物を作る時のコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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揚げ物の油の適量は?唐揚げの場合は?
唐揚げや天ぷらなどの揚げ物は老若男女問わず人気のメニューですが、作るにあたって油の適量がわからない人もいるでしょう。鍋の深さやフライパンを使うなどケースによっても、油の適量は違います。ここでは、揚げ物をする際に使う油の適量について詳しく説明します。
揚げ物の油の適量は鍋の底から3〜3.5cm程度
揚げ物の油の適量は鍋の底から3〜3.5cm程度が目安で、以下のように料理によっても異なります。
・唐揚げ:厚手で深めの鍋を使い5~6分目の深さ
・天ぷら:揚げ物用の鍋の底から3〜3.5cm
・コロッケ:フライパンの底から深さ3cm
揚げ物は厚みのある唐揚げやかき揚げと天ぷら、平たく薄いコロッケととんかつなどでは適した鍋や油の適量は変わります。材料を入れた時の温度変化を少なくしたい場合は、油の量が多い方が均一に火を通せるのでおすすめです。
鍋の底3〜3.5cmを計るおすすめの方法
油の適量である鍋の底3〜3.5cmを計るおすすめの方法は、以下の通りです。
①鍋に油を入れる
②油を入れた鍋の底に菜箸の先がつくように垂直に立てる
③菜箸を取り出し油がついた長さを確認する
鍋に入っている油の量が多すぎても、未使用であれば油の保存容器に移すこともできます。少ない時は少しずつ鍋に油を足すとよいでしょう。また揚げ物をする頻度が高い家庭の場合は、菜箸の先から3〜3.5cmのところに目安となる印をつけておくと便利かもしれません。
油は揚げ物に吸収されていくので差し油を随時つぎ足そう
油は揚げ物に吸収されていくので、差し油を随時つぎ足しながら使うのが基本です。揚げ物を美味しく揚げるためには、温度に配慮するだけでなく油を適量に保ち、酸化を抑える必要があります。差し油をすることで酸化が抑えられ、揚げ物に適した量を維持することにもつながるので一石二鳥です。
(*天ぷら油の最適な量と温度について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
揚げ物を少ない油で揚げる方法はある?
揚げ物をする際は鍋の深さによっても適量が変わりますが、量が多いと温度が上がるまでに時間もかかります。揚げ油を少なくできる方法があれば、知りたい人も多いでしょう。ここでは、揚げ物を少ない油で揚げる方法を説明します。
①小さい鍋を使い1度に揚げる量を減らす
揚げ油を少量にしたい場合は、小さい鍋を使い1度に揚げる量を減らしましょう。深さのある鍋に油を入れて数回に分けて揚げ物をすると、油の使用量を減らすことが可能です。一方で揚げる回数が増えると、全てを揚げ終わるころに最初に揚げたものが冷めている可能性はあります。
②揚げる素材を薄くしておく
揚げる素材を薄くしておくと、少量の油でもしっかり揚がります。揚げ物の素材が薄ければ、火が通るまでの時間も少ないので調理時間の短縮にもつながります。揚げ物をする際の油の適量は鍋の底から3cmの高さが目安ですが、素材が薄ければ、適量の油より少なくても美味しく仕上げることが可能です。
③フライパンを使う
揚げ物は天ぷら鍋などを使って調理する人が多いですが、油の使用量を少なくしたいならフライパンを使うのも方法の1つです。フライパンを使って揚げ物をすると、鍋で作るより油の使用量を減らすことができます。フライパンを使った揚げ物の作り方は、次章で詳しく説明します。