料理酒の代用は水でもOK?違いは?口コミやその他の代用品も紹介!

料理酒の代用は水でも大丈夫なのでしょうか?今回は、料理酒の代用に水を使えるかや、その違いを紹介します。料理酒を代用した人の体験談や、<みりん・焼酎・甘酒>など料理酒の水以外の代用品も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 料理酒の代用は水でもOK?
  2. 水に食塩を3%ほど加えれば料理酒の代用になる
  3. 料理酒を水で代用した人の口コミ・体験談
  4. 料理酒を水で代用した時の違いは?
  5. ①風味が出ない
  6. ②素材が柔らかくならない
  7. ③甘みが出にくい
  8. ④旨みが出にくい
  9. ⑤臭みが取れない
  10. 料理酒の代用は水以外にもある?
  11. ①みりん
  12. ②焼酎
  13. ③甘酒
  14. 逆に料理酒の代用に向かないもの
  15. 料理酒は水も代用できる

料理酒の代用は水でもOK?

和食には欠かせない調味料でもある料理酒ですが、ない時には水で代用することが出来るのでしょうか。料理酒を水で代用するにはどのようにすればいいのか、清酒との違いや料理酒を水で代用した人の口コミと体験談も一緒に紹介します。

水に食塩を3%ほど加えれば料理酒の代用になる

料理酒とは、清酒に2~3%の食塩やその他の調味料を加えた飲用出来ないお酒のことです。水に食塩を3%ほど加えて海水と同様の塩分濃度になるようにすることで、料理酒として代用することが出来ます。スーパーには料理酒と清酒が販売されていますが、調味料かお酒かの違いで、料理酒は調味料コーナーで販売されています。

お酒コーナーに売られている清酒は塩分を含まない純粋なアルコールなので、料理酒と全く同じように代用することは出来ません。

料理酒を水で代用した人の口コミ・体験談

料理酒を水で代用したときの、風味やコク、違いなどの口コミや体験談を紹介します。

・料理酒の代わりに水を使ったけど味が薄まるだけだった
・料理酒がなくて水を入れたらコクが出ない
・水では肉や魚の臭みを取ることが出来ない
・風味はないけど、料理酒の代わりに水で代用出来た


料理酒はアルコールや糖分が含まれた調味料なので、ただ水を加えただけでは風味やコクを出すことも臭みを取ることも出来ません。多く使っても味が薄まるだけなので、料理に大きな旨味を与えることはありませんが、他の調味料と組み合わせて代用することも可能です。

きりん

@zoo6kirin

誰か料理酒買ってきて。水で代用するとなんか絶対的に違うんよ。あとみりんも酒だからさ

🍋

@emiemi142

1ヶ月前くらいに料理酒がなくなって酒を入れる料理の時は水で代用してたけどそれで全然変わらないから、もうこれでいいんじゃないかなって思ってる。

本野 里枝

@mori_toeno

ちゃんと料理酒を使ったので、前に作った時より美味しく感じました。(ツイートし始める前に料理酒がなくて水で代用して作った。)
やっぱり調味料って大事だね。

料理酒を水で代用した時の違いは?

水に食塩を加えることで料理酒の代用品にすることが出来ますが、料理酒を使用したときとの違いにはどのようなものがあるのでしょうか。風味やコクなど料理酒の効果や水よりも日本酒や清酒で代用した方が良い場合なども紹介するので、参考にしてください。

①風味が出ない

料理酒を加えることで料理に風味を出すことが出来ますが、水を代用することでその効果を得ることは出来ません。上記のように食塩を加えて塩分濃度を調節したとしても、料理酒のような風味は出ないので注意しましょう。

②素材が柔らかくならない

アルコールには肉や魚の水分を保持する役割があるため、料理酒の入った調味料で下味をつけることで加熱後もパサつかずに柔らかく仕上げることが出来ます。そのため、アルコールが含まれていない水を下味をつける際に使用しても料理酒を使用したときのように柔らかい仕上がりにするのは難しいです。

清酒は純粋なアルコールなので、水分保持の役割のために使うにはおすすめです。

③甘みが出にくい

料理酒はただのアルコールではなく、食塩や酢などを加えて発酵させて作られているため入れると料理の甘みやコクが出ます。そのため、料理酒の代わりに味のない水を加えても甘みを出すことは出来ません。料理酒と日本酒は同じ清酒から作られており、純米酒と記載された日本酒だと糖分が含まれるため少し甘みを出すことが出来ます。

④旨みが出にくい

料理酒を作る際の発酵過程で産まれるアミノ酸には、料理に旨味やコクを与える効果があります。そのため、料理酒を煮物などに入れることで旨味とコクが出ますが、水にはアミノ酸が含まれていないのでその効果はありません。清酒や日本酒だと少しアルコールが強くなるので入れ過ぎには注意が必要ですが、麹の効果でコクや甘みを出すことが出来ます。

⑤臭みが取れない

魚や肉の下処理として料理酒を使用する場合があるのは、料理酒に含まれているアルコールに食材の臭みを揮発する役割と臭みの原因となる成分を抑える働きがあるためです。そのため、アルコールが含まれていない水で代用しても食材の臭みを取ることは出来ません。清酒や日本酒、焼酎などのアルコールであれば臭み取りをすることは十分出来ます。

料理酒の代用は水以外にもある?

料理酒の代用に水を使えますが、それ以外にも代用出来るものはあるのでしょうか。自宅にある調味料や料理酒以外のアルコールでの代用や使用感の違い、料理酒として代用出来ないものなどを紹介します。

①みりん

和食を作る際の調味料として使用されるみりんにもアルコールが含まれているため、料理酒の代用をすることが出来ます。みりん料理酒の代用品として使用する際は、みりん風調味料ではなくアルコールが含まれている本みりんを選びましょう。ただし、みりんは甘味を出す調味料のため料理酒の代わりに使用する時は砂糖の量を減らすなど味付けに気を付けましょう。

②焼酎

焼酎はアルコールが強いので、魚の臭み消しなどで料理酒の代用品として使うのにおすすめです。しかし、アルコール度数が高いため使いすぎると焼酎の風味が残る仕上がりになってしまうので注意が必要です。味付けの濃い煮物やアルコールを飛ばせる揚げ物の下処理などに使用するのが良いでしょう。

(*焼酎と料理酒を代用する方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

余った焼酎は料理酒として使える?代用品での使い方と活用レシピを紹介!

③甘酒

甘酒に含まれる麹は発酵食品なので、料理酒と同様に肉を柔らかくする効果が期待出来ます。コクや旨味を出すことも出来るので、料理酒の代用品として肉の下処理や煮込み料理などに使用するのがおすすめです。

逆に料理酒の代用に向かないもの

料理酒の代用に向かないものには、以下のようなものがあります。

・白だし
・チャミスル
・ホワイトリカー
・ワイン

日本酒や焼酎など一般的なアルコールであれば、料理酒の代用として使用することが出来ますが、ホワイトリカーはアルコール度数が高すぎるため代用には不向きです。また、チャミスルやワインのような果実酒は使用する料理にもよりますが、風味の違いが煮物などの日本食には合わないためおすすめ出来ません。

白だしはアルコールが含まれていないのと、塩分濃度も高いので、味付けにはなりますが料理酒の代用としての役割には適さないでしょう。

(*料理酒の代用品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)

料理酒の代用品は?焼酎や日本酒・みりんは代わりになる?最適な調味料を紹介!

料理酒は水も代用できる

料理酒を切らしている時は水でも代用することが十分可能ですが、風味やコクの違い、臭み消しなどの役割にはならないことも覚えておきましょう。自宅にあるアルコールや調味料で代用することも出来ますが、その時も風味の違いやアルコール度数によって使用量に気を付けてください。

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