里芋の下ごしらえ!皮むきはアルミホイル使う?レンジは?前日で良いかも紹介!

里芋の下ごしらえの方法を知っていますか?前日でも良いのでしょうか?今回は、里芋の下ごしらえを〈レンジ・茹でる・圧力鍋〉で行う方法を、〈豚汁・煮物〉に使う方法とともに紹介します。里芋の皮むきをアルミホイルでする方法や、ためしてガッテンの方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 里芋の下ごしらえの方法は?必要?前日でも良い?
  2. 里芋の下ごしらえが必要な理由
  3. 里芋の下ごしらえの方法【基本】
  4. 里芋の下ごしらえは前日でも大丈夫
  5. 里芋の皮むきはアルミホイルで出来る?下ごしらえのコツは?
  6. 里芋の皮むきはアルミホイルで出来る
  7. コツ①塩もみで里芋のぬめりを取る
  8. コツ②酢で里芋のかゆみを抑える
  9. コツ③里芋の大きさで皮むきをどこまでするか決める
  10. 里芋の下ごしらえはレンジが簡単?圧力鍋は?
  11. ①レンジを使う
  12. ②そのまま茹でる
  13. ③圧力鍋を使う
  14. ④蒸す
  15. 里芋の下ごしらえは豚汁と煮物で異なる?しない方が良い?
  16. ①豚汁
  17. ②煮物
  18. 里芋の下ごしらえをしない方が良い料理
  19. 里芋を下ごしらえ後に保存する方法は?冷凍できる?
  20. 里芋は下ごしらえ後に冷蔵・冷凍で保存することができる
  21. 里芋の冷凍保存方法
  22. 里芋のレシピも知っておこう
  23. 里芋の下ごしらえの方法を知ろう

里芋の下ごしらえの方法は?必要?前日でも良い?

里芋は和食の定番の食材ですが、料理の前の下ごしらえが面倒と感じる人も多いようです。ぬめりがあるので皮むき器なども大変ですが、できるだけ手間のかからない方法を覚えておきましょう。まずは、里芋の下ごしらえが必要な理由について説明します。

里芋の下ごしらえが必要な理由

里芋の下ごしらえが必要な理由は、以下の通りです。

・アクを取る
・余分なぬめりを取る
・里芋の甘さを引き立たせる
・吹きこぼれ防止

このように、里芋の下ごしらえが必要な理由はいくつもあり、手間がかかってもやった方がよいと言えるでしょう。里芋には大量のアクが含まれているため、料理の味わいもえぐみが出てしまいます。またぬめりを取ることで、料理全体の仕上がりにもきれいになり、里芋本来のおいしさを楽しめます。

里芋の下ごしらえの方法【基本】

里芋の下ごしらえの基本的な方法は、以下の通りです。

1.里芋を洗う
2.皮をむく
3.塩もみをする


里芋の下ごしらえはいくつか方法がありますが、基本的な流れはどれも上記の通りです。皮むきが大変といった口コミもあり、NHKの長寿番組であるためしてガッテンでも特集が組まれるほどです。しかし、簡単に皮むきできる方法もあるので、こちらも後ほど紹介します。

里芋の下ごしらえは前日でも大丈夫

里芋の下ごしらえは手間がかかり、当日にするのは大変に感じることも多いことでしょう。里芋の下ごしらえは前日にやっても問題なく、後ほど紹介する里芋の冷蔵保存の方法を覚えておけば、次の日にはすぐに調理に取り掛かれます。

里芋の皮むきはアルミホイルで出来る?下ごしらえのコツは?

里芋の皮むきは汚れが出やすく、ぬめりもあるので手間がかかると感じる人もいるようですが、できるだけ簡単にできる方法を紹介します。包丁よりも簡単にできて後始末も簡単なので、ぜひ試してみてください。

里芋の皮むきはアルミホイルで出来る

里芋の皮むきは包丁を使うのが基本ですが、アルミホイルでも以下の方法でむくことができます。

1.アルミホイルをくしゃくしゃにして広げる
2.里芋の皮をこすって皮をむく

里芋の皮は薄く簡単にむけるので、アルミホイルでも十分に皮を取り除けます。レシピの中で厚めに皮をむくと言った指示がない場合はこの方法がおすすめで、里芋が小さく包丁で皮をむくのが危険な場合にも試してみてください。

コツ①塩もみで里芋のぬめりを取る

里芋は塩もみにすることで、ぬめりを取ることができます。皮をむいた里芋は、ぬめりが強くそのまま入れると吹きこぼれの原因にもなるので、取り除くようにしましょう。塩もみの後は水で洗い流し、しっかりぬめりを取り除きます。

コツ②酢で里芋のかゆみを抑える

里芋を下ごしらえするときは、酢を使うことで、かゆみを抑えられるので試してみてください。里芋にはムチンやガラクタンが含まれており、かゆみの原因になります。酢の原液を手や腕に付けておくことで、かゆみを抑えて効率的な下ごしらえの作業ができます。

コツ③里芋の大きさで皮むきをどこまでするか決める

里芋の皮むきは大きさで、どこまでするかを決めるようにしましょう。里芋は下ごしらえの段階で厚めに皮をむくことが多いようですが、小さなものでは食べる所がなくなってしまいます。その場合はアルミホイルを使った方法で薄くむき、ぬめりはしっかり塩をもみ込んで取るようにしましょう。

里芋の下ごしらえはレンジが簡単?圧力鍋は?

次に里芋の、下ごしらえについて説明します。レンジや圧力鍋を使うことで吹きこぼれの心配もなく、時短料理も可能です。煮物を作るときにも味の染み込みも早くなるので、知っておくと便利に活用できるでしょう。

①レンジを使う

里芋は以下の方法でレンジで加熱することで、簡単に下ごしらえができます。

1.里芋を洗う
2.包丁で切れ目を入れる
3.耐熱皿に並べて水をかける
4.ふんわりとラップをして600Wで4分加熱する
5.さらに上下をひっくり返して600Wで4分加熱する
6.里芋が柔らかくなったら温かいうちに皮をむく


少量だけ里芋を煮物にしたいときなどに適した方法で、皮ごとレンジで加熱することで簡単に下ごしらえが完了します。里芋の切れ目は一周入れるだけでよく、熱が通りやすく皮をむくのも簡単になります。

②そのまま茹でる

里芋の下ごしらえは、そのままゆでる方法もあります。

1.里芋を洗い切れ目を入れる
2.水から15分前後ゆでる
3.沸騰したらさらに10分程度ゆでる
4.水に入れて冷まし皮をむく


こちらは大量に里芋を下ごしらえするときにおすすめの方法で、里芋の量や大きさに合わせてゆで時間を調節します。ぬめりの気にならない、里芋の煮っころがしを作るときや揚げ物にするときには手早く作れるので、覚えておくとよいでしょう。切れ目を入れることで、皮をむきやすくなるので、ひと手間かけることをおすすめします。

③圧力鍋を使う

レンジを使わずに少量の里芋を下ごしらえをするときにおすすめの方法で、以下の方法で行います。

1.切れ目を入れた里芋を重ならないように鍋に入れる
2.水をかぶるくらい入れて加熱
3.圧力がかかったら2分程度で火を止める
4.ざるに開けて水で急冷し皮をむく


圧力鍋の場合は、切れ目を入れた里芋が重ならないように入れるのがポイントです。普通の鍋よりも時間がかからず簡単にできるので、急いでいるときにはおすすめと言えるでしょう。量によってはレンジよりも早く下ごしらえができるので、大変便利です。

④蒸す

里芋は蒸すことで、ほっくりとした食感になります。下ごしらえも簡単になり、料理のレパートリーも増えるかもしれません。

1.里芋は洗って切れ目を入れておく
2.適量のお湯を沸かして里芋を蒸す
3.里芋が柔らかくなったら粗熱を取って皮をむく


蒸して下ごしらえをする場合は、吹きこぼれの心配がないのがメリットと言えるでしょう。見た目は包丁で皮をむくよりもよくないものの、できるだけ無駄なく里芋を食べたいと感じるなら、こちらの方法を試してみてください。

里芋の下ごしらえは豚汁と煮物で異なる?しない方が良い?

里芋の下ごしらえは、料理によって切れ目を入れたり六方むきにしたりと、いくつかやり方があるようですが、煮物と豚汁では違いはあるかも見てみましょう。どちらもじっくり火を通して作る料理ですが、仕上がりも下ごしらえによって大きく変わるかもしれません。

①豚汁

豚汁に里芋を入れる場合は下ごしらえをしっかりすることで、きれいに仕上がります。豚汁を作るときには、以下の方法で作っていきましょう。

1.里芋をこすり荒いして汚れを落とす
2.水気を取ってから包丁で皮をむく
3.ボウルの中で塩をかけて手で転がす
4.そのまま沸騰したお湯に入れ5分ほど下茹でする
5.水を張ったボウルに入れてぬめりを取る


豚汁に里芋を入れる場合にはやや手間のかかる方法ではあるものの、崩れることもなく、ぬめりが全体に広がらずに見た目もきれいです。ぬめりによって包丁でけがをしないためにも、洗った後の里芋の水気はしっかり取るようにしましょう。下茹でをした里芋は、煮崩れを防ぐために煮込んでいる途中で入れるようにします。

②煮物

里芋の煮物はいくつか種類がありますが、基本的な下ごしらえの方法は以下の通りです。

1.里芋を洗う
2.包丁で厚めに皮をむく
3.塩とともにボウルに入れて軽くもむ
4.米のとぎ汁を水一緒に沸騰させる
5.4に3を入れて竹串が通るまで下茹でする
6.水に入れてぬめりを取る


里芋の煮物はぬめり取らない状態で、そのまま煮込むとえぐみが出てしまい、美味しく作ることができません。里芋の甘さを活かした煮物にしたいときにはひと手間かけて作ってみてください。皮をむくときは、包丁で最初に上下を切り落とすと簡単に下ごしらえができます。

里芋の下ごしらえをしない方が良い料理

里芋は下ごしらえしない方がよい料理もあるため、方法を使い分けるとよいでしょう。

・コロッケ
・里芋の煮っころがし


里芋はぬめりが取れることで、ジャガイモのような食感となるため、上記のようなねっとりとした食感を活かしたいなら下ごしらえなしで作るのがおすすめです。反対に炊き合わせなどのさらっとした仕上がりにしたい料理の場合は、ぬめりは取った方がきれいに仕上がります。

里芋を下ごしらえ後に保存する方法は?冷凍できる?

里芋は下ごしらえが簡単にできるようですが、そのまま保存できるかを紹介します。簡単にできると言っても、たくさん里芋がある場合は、まとめて下ごしらえして保存した方が便利に活用できるでしょう。

里芋は下ごしらえ後に冷蔵・冷凍で保存することができる

里芋は下ごしらえ後に、冷蔵庫や冷凍庫で保存することが可能です。それぞれの日持ちは、以下の通りです。

冷蔵の場合:3日
冷凍の場合:1か月


里芋は包丁で皮をむくと傷むのが早くなるため、長期保存の場合は冷凍のほうが向いています。冷蔵庫で保存する場合は、5分ほど酢水に浸けてから、かぶるくらいの水とタッパーに入れて保存するようにします。

里芋の冷凍保存方法

皮をむいた里芋の冷凍保存方法は、以下のように行います。

1.下ごしらえしたら水気を切ってしっかり冷ます
2.保存袋に入れて平らにならす
3.空気を抜いて保存する


里芋は冷凍保存に向いた野菜で、煮物にした時に味が染み込みやすくなります。料理に入れるときもそのまま投入して手早く作れるので、里芋がたくさん手に入ったら、まとめて下ごしらえして冷凍してしまいましょう。

里芋のレシピも知っておこう

里芋は収穫の季節には安く大量に手に入ることもあり、消費に困ることもあります。皮むきや下ごしらえをまとめてすることで、ぬめりやかゆみが気になることなく、献立に迷わずに上手に食べていくことができます。煮物や豚汁だけでなく、さまざまなレシピを覚えてレパートリーを増やしておくことをおすすめします。

(*里芋を大量消費できる人気レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

里芋を大量消費できるおかずレシピ20選!メイン・副菜など煮物以外も紹介!

里芋の下ごしらえの方法を知ろう

里芋の下ごしらえは手間がかかり、ついスーパーで売られている冷凍里芋を購入する人も多いかもしれません。ポイントを抑えることで、簡単で手早く旬の里芋を調理して楽しめるので、下ごしらえの方法を覚えて作ってみてください。

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