あきづきはどんな梨?美味しい?特徴・時期は?産地・日持ちも紹介!
あきづきという梨を知っていますか?美味しいのでしょうか?今回は、梨のあきづきの〈特徴・旬の時期・産地〉を、〈食感・味〉とともに紹介します。梨のあきづき〈日持ち・保存方法〉や、食べごろの選び方、〈値段・栽培方法〉も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- あきづきってどんな梨?美味しい?
- あきづきの特徴は?食感・味は?
- あきづきは新高梨・豊水梨・幸水梨の交配によって誕生した梨
- 特徴①あきづきの食感は柔らかく口当たりがよい
- 特徴②あきづきの味は甘みが強い
- 特徴③あきづきの値段は一個750円程度
- あきづきの旬の時期は?産地はどこ?
- あきづきの旬の時期は9月中旬から10月中旬
- あきづきの主な生産地は関東圏
- あきづきの栽培方法も知っておこう
- あきづきの日持ちは?保存方法は?
- あきづきの日持ちは5~7日程度
- 保存方法①冷蔵庫で保存する
- 保存方法②ピューレ状にして冷凍保存
- あきづきの食べ頃は?選び方は?
- あきづきの食べごろは丸みがあって褐色な時
- 選び方①軸が太くて色むらがないもの
- 選び方②表面のざらざらが減っている
- あきづきのおいしい食べ方も知っておこう
- ①あきずきを中心から食べ進める
- ②食べる二時間前から冷やす
- 梨のあきづきをおいしく食べよう!
あきづきってどんな梨?美味しい?
あきづきは、最近注目を集めている梨の品種で、各産地でもふるさと納税の返礼品として人気をがあります。正式名称はひらがなの「あきづき」ですが、「秋月」と表記されることもあります。また、「あかつき」と間違えられることもあるので注意してください。ここでは、比較的新しい品種であるあきづきについて詳しく紹介します。
あきづきの特徴は?食感・味は?
あきづきは色々な品種の梨をルーツにもつ梨ですが、どんな特徴を持っているのでしょうか。ここでは、あきづきの特徴や味わい、食感について紹介します。
あきづきは新高梨・豊水梨・幸水梨の交配によって誕生した梨
あきづきは、梨の新高梨・豊水梨という品種を掛け合わせた梨に、さらに幸水梨をかけ合わせて作られた品種です。大きさは中ぐらいのサイズで豊水梨よりも少し大きく、1個当たり約500gほどに育ちます。秋に収穫されることからあきづきと名付けられ、2001年に品種登録されています。
特徴①あきづきの食感は柔らかく口当たりがよい
あきづきは色々な梨をかけ合わせて作られた品種で、一番の特徴はきめ細かく柔らかな口当たりです。幸水梨由来のシャリシャリした食感を残しつつ、豊水梨の柔らかい果肉を持っていて、独特の心地よい食感が楽しめます。
鍋
@mosuki77
あきづき
口当たり柔らかくてきめ細かい。甘さは少し重め?でも口当たりのおかげで酸っぱさが柔らかく感じる
特徴②あきづきの味は甘みが強い
あきづきは柔らかい果肉に、強い甘みを持っているところも特徴で、糖度が高い梨としても人気の品種です。糖度だけを見ると豊水梨や幸水梨と同じくらいですが、酸味が少ないので、より甘く感じられます。また、あきづきは果汁が多くみずみずしい梨で、フルーティーで甘い香りも強いので、食べた時により甘さが際立ちます。
マキコ@デラックス✨✨✨
@zhNP8ZkzVINmjQG
今年も千葉の仲間から梨が届きました。
いつもは豊水を送ってくれるんだけど
今回は…あきづき!
初めて食べたのですが
味も濃いし何より甘い😊
メッチャ美味しかったです😁
仲間よ〜ありがとう😌
特徴③あきづきの値段は一個750円程度
あきづきは新しい梨の品種で、近年注目も集めているので、1個当たり750円程度でやや高価な果物です。農家直送の通信販売でも、6玉で4,000円以上することが多く、贈答用に向いています。
あきづきの旬の時期は?産地はどこ?
あきづきは酸味が少なく、糖度が高い人気の品種ですが、産地はどこなのでしょうか。ここでは、あきづきの産地や、より美味しく食べられる旬について紹介します。
あきづきの旬の時期は9月中旬から10月中旬
あきづきの旬は9月中旬から10月中旬の秋ごろで、名前も秋に収穫できる特徴からつけられています。九州などの西日本では、旬が早く8月下旬ごろから収穫が始まります。一方、関東地方では9月下旬ごろから収穫が始まる地域もあり、同じ日本でも旬の時期がずれるので注意が必要です。
あきづきの主な生産地は関東圏
あきづきは西日本から東日本まで、色々な地域で作られていますが、主な生産地は関東圏です。日本では4番目に多く栽培されている人気の品種で、特に栃木県や千葉県を中心に栽培が盛んです。しかし、九州でも大分県や熊本県で多く栽培されていて、産地が全国各地に広がっています。
あきづきの栽培方法も知っておこう
あきづきは比較的栽培しやすい品種で、秋から梅雨までの時期に苗木を植え付けて育てます。早ければ数年で実をつけるまでに育ち、収穫の楽しみも得られます。人工授粉で受粉させ、害虫の被害を避けるためには袋をかける方がおすすめですが、無袋栽培の方が甘くなるようです。
あきづきの日持ちは?保存方法は?
あきづきは甘みが強くて酸味が少なく、果肉が柔らかいと人気の果物ですが、保存方法はどうすればよいでしょうか。ここでは、あきづきの日持ちや保存方法について紹介します。
あきづきの日持ちは5~7日程度
常温 | 冷蔵 | 冷凍庫 | |
あきづき | 5~10日 | 5~7日 | 約1ヶ月 |
あきづきはみずみずしい果汁や食感が大事な果物なので、鮮度が大切です。乾燥して果汁が減ると、シャキシャキした食感も柔らかい食感も悪くなり、果肉もパサつきます。保存する場所や気候にもよりますが、常温では5~10日程度、冷蔵庫でも約1週間程度を目安に食べきる方がおすすめです。室温が25度以下の気候であれば、常温でも保存できます。
保存方法①冷蔵庫で保存する
あきづきを美味しく保存するには、常温保存よりも冷蔵保存の方がおすすめです。冷蔵庫の中でも温度変化が少なく、果物の保存にも向いている野菜室が最適で、乾燥を防ぎながら低温で保存すれば日持ちが良くなります。冷蔵庫内で乾燥するのを防ぐために、新聞紙やポリ袋に入れて保存してください。
また、カットした後は切った断面から乾燥が進むので、冷蔵庫で保存して早めに食べきるようにします。
保存方法②ピューレ状にして冷凍保存
あきづきの美味しさを保ったまま、長期間保存したい時は冷凍保存がおすすめです。果汁を多く含むあきづきは、そのまま冷凍すると解凍後に食感が悪くなるので、ピューレ状にしてから冷凍します。あきづきの皮をむき、種を取って果肉だけにしたものをミキサーにかけます。最後にレモン汁を加えて保存袋に入れ冷凍すれば、約1か月程度日持ちします。
半解凍の状態でシャーベットにして食べると美味しいので試してみてください。
あきづきの食べ頃は?選び方は?
あきづきの旬は秋ごろですが、より美味しいあきづきを選ぶにはどうすればよいでしょうか。ここでは、食べ頃のあきづきの見分け方や選び方を紹介します。
あきづきの食べごろは丸みがあって褐色な時
あきづきは食べ頃になって糖度が上がると、皮の表面が褐色に色づくので、見た目でも食べ頃がわかります。また、全体的に丸みを帯びていて、お尻の方がずしりと広がっている形のものがおすすめです。
選び方①軸が太くて色むらがないもの
より詳しいあきづきの選び方は、褐色の表面に色むらがないか確認することです。傷がなく、全体が綺麗に褐色に色づいているあきづきを選んでください。また、軸の部分が太くしっかりしている方が果肉に栄養も旨味もあって美味しいです。
選び方②表面のざらざらが減っている
あきづきに直接触って選べるときは、表面のざらざらが減っているものを選んでください。あきづきなど、梨の表面に感じるざらざらは完熟するほどなくなってつるりとしてきます。特にお尻の方のザラザラが減っている方が、糖度が高くて酸味が少ない美味しいあきづきです。
あきづきのおいしい食べ方も知っておこう
あきづきは甘くて美味しいと評判の梨ですが、より美味しい食べ方も紹介します。簡単なコツを覚えておくだけで美味しく食べられるので、旬のあきづきが手に入った時の参考にしてください。
①あきずきを中心から食べ進める
あきづきを含む梨は、軸よりもお尻側の方が糖度が高くなるので、まず中心から食べ始める方が美味しいです。糖度が低く酸味が感じられる中心から食べ進めると、だんだんお尻側の甘みが引き立ちます。
②食べる二時間前から冷やす
あきづきなどの梨は、長時間冷やすと甘味が減ってしまうので、食べる二時間ほど前から冷やすのがおすすめです。冷やしすぎるとせっかくの甘みが感じられませんが、ぬるくなった果肉も旨味を感じにくいです。程よく冷える二時間程度を目安にして食べてみてください。
梨のあきづきをおいしく食べよう!
あきづきは果肉が柔らかく糖度も高くて美味しいと人気の梨で、広い地域で栽培されています。日持ちも良いので、紹介した保存方法や美味しい食べ方のコツを参考に、旬のあきづきを味わってみてください。