花穂紫蘇とは?読み方は?使い方や旬の時期は?どこで売ってるかも紹介!
花穂紫蘇を知っていますか?刺身の盛り付けなどの料理でたまに見かけることがある食材ですよね。今回は、花穂紫蘇の<読み方・旬の時期・使い方>などの特徴を紹介します。花穂紫蘇の<保存方法・レシピ>も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
花穂紫蘇とは?読み方は?
花穂紫蘇は、鮮やかな見た目と香りの良さが印象的な食材ですが、具体的にはどんな料理に使えるのでしょうか。ここでは、花穂紫蘇について、読み方やおすすめの料理、保存方法などを紹介します。
花穂紫蘇(はなほじそ)は紫蘇の花穂のこと
花穂紫蘇は「はなほじそ」と読み、紫蘇の花穂のことを指しています。夏によく使われる赤紫蘇や青じそは葉っぱの部分を使いますが、花穂紫蘇は葉ではなく、花がついた穂の部分のことです。花穂紫蘇は赤紫蘇からも大葉からもできますが、紫色の花穂紫蘇は赤紫蘇で、大葉の花穂紫蘇は白い花がついています。
花穂紫蘇は刺身などにに盛り付けられることが多い
赤紫蘇や大葉と聞くと、葉っぱをイメージする人が多く、花穂紫蘇と聞いても形が想像できない人もいますが、花穂紫蘇は刺身に盛り付けられることがよくあります。刺身のツマや菊花と同じように、刺身の横に添えられる食材で、その香りの良さや見た目の涼やかな様子で料理に彩りや香りを添えられます。
花穂紫蘇は食べられる
花穂紫蘇は、青じそや赤紫蘇と同じように、食べることができます。香りは紫蘇とよく似ていますが、食感は変わり葉っぱよりも歯ごたえが感じられます。刺身と一緒に食べると、口の中が紫蘇の香りでさっぱりするので、わさびの代わりにもなる食材です。
花穂紫蘇の旬の時期・選び方は?
花穂紫蘇は紫蘇の花の部分を指しますが、旬の季節はいつ頃なのでしょうか。ここでは、花穂紫蘇の旬や選び方について紹介するので、花穂紫蘇を探す時の参考にしてください。
花穂紫蘇の旬の時期は春〜夏
花穂紫蘇の旬は春から夏にかける暖かい季節で、赤紫蘇や大葉の旬と重なります。もともと花穂紫蘇は大葉や赤紫蘇の葉が伸びるときに、一緒に大きくなる花の部分なので、一番盛んな時期は夏ごろです。しかし、最近は大葉のハウス栽培も盛んで、一部の地域では花穂紫蘇も旬ではない季節に手に入ることもあります。
選び方①小さな花が密集していて色鮮やか
花穂紫蘇の旬は夏ごろで、小さい花が密集して付いていて、色も鮮やかなものがおすすめです。栄養が足りていない花穂紫蘇などは、花のつき方がまばらで、色もくすんでしまいます。名前の通り、稲穂のように花がしっかりいくつもついた花穂紫蘇は、香りも良く見た目もきれいで料理に彩りが添えられます。
選び方②乾燥・しなびていないもの
花穂紫蘇は比較的丈夫な野菜ですが、鮮度が落ちるとかさかさと乾燥してきて花も落ち、しなびてしまうので、ぴんと張りのあるものを選んでください。香りも強く、みずみずしいものが鮮度も良く味わいも良い花穂紫蘇です。
花穂紫蘇の使い方は?
花穂紫蘇は刺身の添え物に使われる場合が多い食材ですが、他にはどんな料理に使うことができるのでしょうか。ここでは、花穂紫蘇のおすすめの使い方を紹介します。
①刺身の飾り・香り付け
花穂紫蘇は刺身の飾りに使う方法が一般的で、大葉の代わりに香りづけにするのもおすすめです。鮮やかな紫色の花穂紫蘇は見た目も美しく、刺身と一緒に盛り付けるだけで料理が良く映えて美味しそうに見えます。また、香りも良く、爽やかな風味を引き出し、刺身の旨味も引き立たせます。
②天ぷらなどに調理して食べる
花穂紫蘇は、刺身の飾りのほか、衣をつけて揚げる天ぷらもおすすめです。大葉の天ぷらも香りや食感が良く、定番の天ぷらの具材に使われていますが、花穂紫蘇も天ぷらによく合います。大葉と同じようなさっぱりした香りと、葉の部分とは違った歯ごたえが楽しめるので試してみてください。
他にも花穂紫蘇は色々な料理の薬味や酢の物、ソースや味噌汁の具など、幅広い料理に使うことができます。
花穂紫蘇の保存方法は?
花穂紫蘇は香りが良く、刺身など料理の餅つけに使うほか、天ぷらなどにして食べることもできる食材ですが、どのように保存すればよいのでしょうか。ここでは、花穂紫蘇の基本的な保存方法につて紹介します。
花穂紫蘇の保存方法【新品の場合】
花穂紫蘇は丁寧に保存すれば香りが損なわれずに、美味しく食べられます。買ってきたすぐの新品の場合は、パッケージのままポリ袋などの保存袋に入れて密閉してください。保存する場所は冷蔵庫の野菜室がおすすめで、約3日程度日持ちします。
花穂紫蘇の保存方法【開封後の場合】
花穂紫蘇は、一度開封すると乾燥しやすくしなびてしまうので、霧吹きなどで少し湿らせたキッチンペーパーで包んでから保存します。キッチンペーパーで軽く包んだ花穂紫蘇は、ポリ袋などの密閉袋に入れて野菜室で保存してください。乾燥が防げれば、冷蔵庫で3日程度日持ちしますが、湿気が足りないと2日程度でしなびてしまうので注意が必要です。
花穂紫蘇を使った料理・食べ方やレシピは?
花穂紫蘇は刺身の盛り付けやてんぷらなどもおすすめですが、他にもいろいろな料理で楽しめます。ここでは、おすすめの花穂紫蘇を使ったレシピを紹介します。
①鰺のなめろう
刺身用の鯵を叩き、薬味や調味料で和えるなめろうはご飯にもお酒にも合う人気の料理で、花穂紫蘇を加えると香りも良くなります。紫蘇の香りと相性のよいみょうがも加えると、バランスも良く、夏を感じるおかずに仕上がります。
②和風セビーチェ
セビーチェは南米のマリネ料理ですが、花穂紫蘇を加えて和風の香りで仕上げても美味しいです。セビーチェによく使われるライムのほかに、すだちやゆず胡椒なども加えて和食の風味をつけ足し、刺身の旨味を引き出します。
③ゴーヤの酢の物
ゴーヤは花穂紫蘇と旬が重なる野菜で、強い苦みがありますが、花穂紫蘇やみょうがを合わせると香りが良くなり苦味が抑えられます。さっぱりした酢のものにすると美味しく、それぞれの食材の食感の違いも楽しめるレシピです。
花穂紫蘇はどこで売ってる?スーパー?通販?
花穂紫蘇は旬が短く、どこに売っているかわからないという人も多い野菜です。ここでは、花穂紫蘇が売っている場所や、購入できるネット通販などを紹介するので、花穂紫蘇が欲しい時の参考にしてください。
①スーパーなどの店舗
花穂紫蘇は、春から夏の旬の時期は比較的手に入りやすく、身近なスーパーでも大葉や薬味を売っているコーナーで購入できます。また、大型スーパーや高級食材店、百貨店の野菜売り場でも見かけることが多いので探してみてください。他にも、旬の季節は産直などの農産物売り場で販売している場合も多いです。
②通販
花穂紫蘇が身近に販売店がない場合は、ネット通販が便利です。楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイトのほか、一部のスーパーが展開しているネット通販でも手に入る場合があります。
花穂紫蘇で料理に彩りを添えよう
花穂紫蘇は香りも良く、見た目もきれいで料理に彩りを添えることができる食材です。飾りだけでなく食べても美味しいので、紹介したレシピなどを参考に、花穂紫蘇を味わってみてください。