オレガノは増えすぎる?地植えNG?使い方や大量消費レシピを紹介!
オレガノは庭に地植えすると増えすぎるのでしょうか?今回は、増えすぎるオレガノの正しい育て方・収穫方法や、増えすぎた時の使い方・保存法など紹介します。オレガノが増えすぎた時の大量消費できるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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オレガノを庭に地植えしたら増えすぎる?注意が必要?
オレガノはイタリア料理に良く使われるハーブの一種で、近年の家庭菜園の人気の高まりで栽培する人が増えています。地植えする場合、増えすぎるために注意が必要だと言われるオレガノについて解説します。
オレガノは繁殖力の非常に強いハーブ
オレガノには用途や特徴が異なる種類が多数ありますが、主な種類は下のとおりです。
・ワイルドマジョラム
・スイートマジョラム
・ケントビューティー
オレガノは繁殖力がとても強く育てるのが楽で、地面に直接植えれば世話をしなくても育つほどと言われれますが、増えすぎて困ることもあります。一般的なオレガノはワイルドマジョラムと呼ばれるもので、胡椒のように風味を添える役割として、ドライでも生でも料理に利用されます。
スイートマジョラムは前述のワイルドマジョラムに対する近縁種にあたり、オレガノの代用品として主に料理に利用され、オレガノに比べると甘みがあり刺激が弱く食べやすい品種です。ケントビューティーは料理用ではなく鉢植えなどで観賞用に栽培され、垂れ下がる葉に薄いピンクや紫色の小さく可憐な花を咲かせる美しい姿が特徴です。
(*オレガノの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
オレガノを育てる際の注意点は?庭に地植えは増えすぎるからNG?
オレガノは繁殖力が非常に強いハーブで育てやすいと言われますが、ここではオレガノを育てる際の注意点を解説します。特に庭の地面に植えることを考えている人は、育て方に気を付ける必要があるので参考にしてください。
オレガノを庭に地植えする際は定期的な収穫が必要
オレガノを庭に地植えする際は定期的な収穫が必要で、もし収穫しない場合は繁殖力の強さゆえに全ての地面を覆うほど増えることが考えられます。オレガノを頻繁に使うから、庭を一面グリーンにしたいから、などの理由で地植えするのは良いですが、そうでない場合はオレガノを地面に植えてはいけないと言えるでしょう。
このような理由から、オレガノを栽培する際は鉢植えで育てることをおすすめします。鉢植えの場合なら繁殖に限界があるので、鉢の中だけで増え続けることができ、持ち運びも容易なので観賞用に花を楽しむのにも向いています。
オレガノの正しい育て方・収穫方法は?
オレガノは育てやすい植物ですが、オレガノの基本的な性質を理解しておく必要があります。オレガノの正しい育て方や収穫方法について解説するので参考にしてください。
オレガノの育て方
オレガノを鉢植えで育てる際のポイントを紹介します。
【オレガノを育てるポイント】
・種から育てる場合は春か秋に種を蒔く
・土は水はけのよいもの使う
・日当たりの良い場所を好み高温多湿を嫌う
・水や肥料をやりすぎる必要はない
【オレガノの増やし方】
・株が増えたら分けて植え替える
・挿し木で増やす
・切り戻しをすると再度花が咲く
オレガノは湿度が高い環境を嫌うので水やりの頻度には注意をし、日光に良く当たる場所に置くのがおすすめです。株から育てるのが最も簡単ですが、種をまく場合は土でしっかり覆う必要はなく薄く覆うようにしてください。肥料をあげると葉が茂りすぎて倒れる原因になるので、やりすぎる必要はないですが、切り戻し後は栄養が必要になるのでやると良いでしょう。
オレガノは繁殖力が強いので、挿し木をして簡単に増やすことが可能です。挿し木は、10センチほどの長さに切った茎を吸水させた後に、土に差しておくと2週間ほどで根が出て土に根差し増やす方法です。また、株が増えてきたら、株を分けて一回り大きな鉢に植え替えるとさらに増えていきます。
オレガノの収穫方法
オレガノの花は6~8月に咲きますが、ハーブとして葉を料理などに活用したい場合は開花する直前が最も香りが強くなるので、その時期に茎の1/3ほどを残して収穫します。開花前に収穫すれば、また葉が茂り茎が伸びてくるので、収穫時期は4~10月の長い期間で楽しむことができます。