からしとマスタードの違いとは?原料は同じ?作り方や代用可能かなど紹介!
からしとマスタードの違いを知っていますか?原料や作り方に共通点はあるのでしょうか。今回は、からしとマスタードの原料・作り方やそれぞれの種類・使い分けを紹介します。からしとマスタードは代用可能なのかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
からしとマスタードに違いはある?
からしとマスタードは見た目や味がよく似ていますが、どういった違いがあるのでしょうか。原料や作り方から、それぞれの違いを見ていきましょう。
①原材料が違う
からしとマスタードは、どちらもアブラナ科の植物の種子から作られますが、違いは原料である種子の種類にあります。からしは辛味の強いオリエンタルマスタードシードから作られ、マスタードは辛味がまろやかなイエローマスタードシードから作られています。
オリエンタルマスタードシードはブラウンマスタードシードとも呼ばれ、イエローマスタードシードより濃い色をしているのが特徴です。からしをよく見てみると、マスタードより茶色いことが分かるでしょう。
(*からしの原材料について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②作り方が違う
からしとマスタードは、作り方にも違いがあります。からしの場合は、原料の種子の油を搾った後にすり潰して粉状にし、ぬるめのお湯を加えながら練っていきます。
一方、マスタードの場合は粉状にした種子を練る際に、お湯の他に酢や砂糖、ワインなどが加えられます。このような原料や製法の違いから、からしは強い辛味が特徴で、マスタードはまろやかな風味が特徴となっています。
からしとマスタードの種類・使い分けは?
からしとマスタードには、それぞれ種類があります。次は、からしとマスタードの種類ごとの特徴や使い分け、それぞれに合う料理などを紹介していきます。
からしの種類・使い分け
からしには以下の2種類があり、それぞれ形状が異なります。
・練りからし
・粉からし
1つ目の練りからしは、市販品でよく見かけるチューブタイプのもので、前述したように原料の種子の粉末をお湯で練って作られます。練りからしは料理に入れたり、おでんや納豆に付け合わせたりと様々な場面で使いやすいのが特徴です。
2つ目の粉からしは、種子をすり潰して乾燥させた状態のからしで、見た目はきな粉によく似ています。粉からしはそのまま料理に使えますし、水やお湯を加えて練りからしを作ることもできます。粉からしを練るとより強い辛味が出るので、市販の練りからしでは物足りない方におすすめです。
マスタードの種類・使い分け
続いて、以下の4つのマスタードの種類と使い分けを紹介します。
・イエローマスタード
・ディジョンマスタード
・ハニーマスタード
・粒マスタード
1つ目のイエローマスタードはターメリックで着色された鮮やかな黄色が特徴で、ホットドッグやポテトによく添えられます。2つ目のディジョンマスタードは白ワインなどで伸ばして作られた、肉や魚料理によく合うマスタードです。
3つ目のハニーマスタードは、はちみつの甘みが特徴で、子どもや辛いものが苦手な方におすすめのマスタードです。また、最後の粒マスタードは、種子がそのまま入っているタイプで、ウインナーや白身魚との相性が良く、つぶつぶした食感を楽しめます。
からしとマスタードは代用可能?
からしとマスタードは、代用することができるのでしょうか。また、代用するためのレシピはあるのか、併せて紹介していきます。