鱧の天ぷらのレシピ!下ごしらえやコツは?カロリー・栄養や大葉を使ったアレンジも!

鱧の天ぷらのレシピ・作り方を知っていますか?衣がサクサクになるコツは何でしょうか?今回は、鱧の天ぷらの作り方・レシピや、<大葉・梅肉>などを使ったアレンジレシピを紹介します。鱧の天ぷらの下ごしらえや、カロリー・栄養も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 鱧の天ぷらのレシピ・作り方は?
  2. 材料
  3. 作り方・手順
  4. 鱧の天ぷらのレシピ・作り方のコツは?
  5. ①下ごしらえされた鱧を選ぶ
  6. ②炭酸水で衣を作ってさくさくに
  7. ③油の中に入れたら触らない
  8. 鱧の天ぷらの大葉・梅肉を使ったレシピは?
  9. ①鱧と大葉の天ぷら
  10. ②鱧と梅肉の天ぷら
  11. 鱧の天ぷらのカロリー・栄養は?
  12. 鱧の天ぷらのカロリー・栄養
  13. 鱧の栄養はビタミンDが豊富
  14. 鱧の天ぷらを美味しく食べよう

鱧の天ぷらのレシピ・作り方は?

鱧は6~7月が旬の白身魚で、湯引きや天ぷらでよく食されます。ここでは、鱧料理で代表的な鱧の天ぷらを作るために必要な材料や、作り方を紹介します。

材料

・鱧 1尾
・天ぷら粉 100g
・水か炭酸水 150ml
・揚げ油 適量

作り方・手順

鱧の天ぷらはシンプルですが、作る際は、要所要所にひと手間を加えていく必要があります。鱧の天ぷらの作り方は以下の通りです。

1、骨切り済みの鱧の水気をキッチンペーパーで取る
2、皮面を表にして5mm間隔で浅い切り込みをいれる
3、身を表にして4~5cmの幅に切る
4、バットに鱧を移す
5、皮面の天ぷら粉が少し薄くなるように全体に天ぷら粉をまぶす
6、70~180度に熱した油で2分程度揚げる
7、油をよくきる

鱧の天ぷらの材料は、鱧と天ぷら粉とシンプルですが、鱧の身が縮まないように浅く細かい切り目を入れる必要があります。揚げる時間も、長いと食感が悪くなるため、しっかりと時間をはかりましょう。また、天ぷら粉は美味しい天ぷらが簡単に作れる材料ですが、挑戦したい人は小麦粉と卵と水で天ぷら衣を作ってみて下さい。

また鱧の脂は、大葉や梅肉と相性が良いため、アレンジとして大葉や梅肉をはさむこともおすすめです。

鱧の天ぷらのレシピ・作り方のコツは?

鱧の天ぷらを食感よく、美味しく作るためにはいくつかポイントがあります。ここでは、材料の選び方や調理時のコツについて紹介します。

①下ごしらえされた鱧を選ぶ

用意する鱧は、骨があらかじめ除去されている骨切りの鱧を用意しましょう。鱧は小骨が多く、すべての骨を取り除くのは非常に難しいです。安心して食べるためにも、骨切りがされている鱧を選んでください。また、浅く細かい切り込みを入れる処理が必要のため、切れ込みがいれやすいように長い状態の身を選ぶと良いでしょう。

②炭酸水で衣を作ってさくさくに

鱧の天ぷらの衣を作る際は、水は冷たい状態にしておくと、サクッとした食感になります。水の代わりに炭酸水を使用することもオススメです。炭酸水に含まれる二酸化炭素が、衣のなかの水分の蒸発を促進させます。また、天ぷら衣を作ったらすぐに材料を加えて揚げることも、重要なポイントでしょう。

③油の中に入れたら触らない

揚げるときは、材料を入れたら油をきる工程までは触らないことも重要です。火が通っているか心配で、こまめに触ってしまうことで衣がはがれてしまいます。鱧は身が薄く、火が通りやすい食材のため、揚げ時間に注意しておけば問題はありません。

鱧の天ぷらの大葉・梅肉を使ったレシピは?

脂ののった鱧は、大葉や梅肉との相性が良いです。実際に大葉と梅肉を使っているレシピを紹介します。

①鱧と大葉の天ぷら

出典: https://cookpad.com/recipe/2669264

鱧と大葉を使った天ぷらは、大葉の香りがアクセントになり、高級感がより高まります。鱧の上に載せて揚げるほかにも、大葉と鱧を一緒に巻く方法も人気です。大葉の風味がするため、大人の酒の肴に良いでしょう。

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②鱧と梅肉の天ぷら

出典: https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1430023001/

酸味と塩味の効いた梅肉は、脂ののった鱧と相性がとても良いです。天ぷらの他にも、鱧の湯引きにも梅肉がオススメです。食欲の出ない人にも良いですし、日本酒などのお酒とも相性が良いため、お酒を飲む人にも良いでしょう。

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鱧の天ぷらのカロリー・栄養は?

鱧にはどのような栄養素が多いのかを、鱧の天ぷらのカロリーにも触れながら紹介します。

鱧の天ぷらのカロリー・栄養

100gあたり カロリー 糖質
376kcal 17.8g

鱧の天ぷらは2切れで350kcal以上のカロリーがあり、高カロリーな料理と言えるでしょう。旬の鱧は脂がのっていて、天ぷらにすることでよりカロリーが上がります。しかし、鱧は高たんぱく質な魚で、たんぱく質は100gで24g程度あります。カロリーは気になるが、たんぱく質はしっかり摂りたいという人は、鱧の湯引きを選択すると良いでしょう。

鱧の栄養はビタミンDが豊富

鱧はビタミンDが豊富で、100gあたりの含有量は、5.0μg程度です。ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を促進し、骨の維持や増強を助けます。日本人の食事摂取基準2020年版では、成人の男女ともに8.5μgが目安量になっているため、鱧2切れで1日の半分以上のビタミンDが摂れます。

ビタミンDのほかにも、カルシウムも100gあたり80mg程度と多いため、鱧ひとつで効率よく骨に必要な栄養素が取り込めます。また、ビタミンDは油脂類とあわせると吸収率が高まるため、鱧の天ぷらは、ビタミンDを取り込みやすい料理といえるでしょう。

鱧の天ぷらを美味しく食べよう

味も栄養価としてもオススメの鱧の天ぷらですが、少しの手間とコツで、自宅でも美味しく作れます。また、鱧のクセのない味わいは、アレンジも利きやすいでしょう。子どもの健康や、大人のおつまみとしても重宝する鱧の天ぷらを、ぜひ作ってみてください。

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