韓国冷麺と盛岡冷麺の原料は同じ?具材やカロリー・糖質など違いを比較して紹介!
韓国冷麺と盛岡冷麺の原料を知っていますか?今回は、韓国冷麺と盛岡冷麺を<原料・辛さ・具材・カロリー・糖質>で違いを比較して紹介します。韓国冷麺の原料にどんぐりが使われているのかやアレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
韓国冷麺・盛岡冷麺とは?
冷麺は、大きく分けて韓国冷麺と盛岡冷麺の2種類があります。韓国冷麺はその名の通り韓国で生まれた料理であり、盛岡冷麺は、朝鮮半島出身の麺職人が盛岡で生み出した冷麺です。この2つの冷麺には、どのような特徴があるのでしょうか。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
韓国冷麺には平壌冷麺と咸興冷麺がある
そば粉を原料に使用した灰色の麺が特徴の韓国冷麺は、平壌冷麺と咸興冷麺の2つに分けられます。同じ韓国冷麺ではありますが、平壌冷麺と咸興冷麺は麺の原料や食感、スープの味付けなどに違いがあります。
盛岡冷麺は平壌冷麺と咸興冷麺の融合
盛岡冷麺は、朝鮮半島出身の麺職人が咸興冷麺と平壌冷麺の2つを融合させて作った料理です。初めて作られた盛岡冷麺は麺の色や弾力が受け入れられず、あまり人気がありませんでしたが、改良を重ねていくうちに日本人の舌に合うような味の盛岡冷麺が完成しました。
韓国冷麺と盛岡冷麺の違いは?
韓国冷麺と盛岡冷麺は、どのような点に違いがあるのでしょうか。麺の原料や、味、具材、カロリーなどを比較しながら、両者の違いについて調べてみました。
①麺の原料
同じ韓国冷麺でも、平壌冷麺と咸興冷麺の麺は、原料が異なります。平壌冷麺の麺にはそば粉と緑豆粉が使われており、柔らかい食感です。一方、咸興冷麺の麺は芋類の澱粉を原料としており、コシの強い歯ごたえがあります。
また、盛岡冷麺の麺は、一般的に小麦粉と緑豆の澱粉を元に作られています。麺は透き通っており、つるりとした口当たりとコシの強さが特徴です。
②辛さ
盛岡冷麺のスープは、牛の骨と鶏ガラの出汁が使われています。一般的にスープ自体には辛みはありませんが、キムチがトッピングされている場合はキムチの汁で辛く感じることがあります。
また、平壌冷麺と盛岡冷麺のスープは、出汁の効いたあっさりとしたスープで、辛さはありません。それに対し咸興冷麺は、唐辛子などを混ぜたタレで和えて食べるため、辛みが強く感じられます。
③具材
平壌冷麺や盛岡冷麺の具材には、鶏肉やゆで卵、キムチ、梨などが使われていることが多いです。冷麺の具材に果物を使うのは、スープの辛みを緩和するためです。
その一方で、咸興冷麺は、一般的に千切りにしたきゅうりや茹で卵、豚肉などの具材がトッピングされています。また、咸興冷麺にはエイやカレイなどの刺身を乗せた刺身冷麺といったものもあります。
④カロリー・糖質
カロリー | 糖質 | |
平壌冷麺 | 約500kcal | -g |
咸興冷麺 | 約600kcal | -g |
盛岡冷麺 | 556kcal | 90g |
上記の表は、3種類の冷麺のカロリーと糖質量を表したものです。平壌冷麺と咸興冷麺の糖質量は不明ですが、一食あたりのカロリーはいずれの冷麺も500kcalを超えており、そのなかでも咸興冷麺が最も高カロリーとなっています。
また、そばは296kcalほどなので、他の麺類と比較すると、冷麺は比較的カロリーが高いことが分かります。つるつるとしていて食べやすい冷麺ですが、ダイエット中の人は食べ過ぎに注意したほうが良いでしょう。
(*冷麺のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)