ココアとチョコレートの違いは?原料は一緒?作り方・栄養などで比較して紹介!

チョコレートとココアは見た目が良く似ていますが、チョコレートとココアの違いを知っていますか?今回は、チョコレートとココアの原料の違いやそれぞれの製造方法を紹介します。ホットチョコレートとココアの違いについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. ココアとチョコレートの違いは?
  2. 主な原料はどちらもカカオ豆
  3. 加工過程と使うカカオの成分が違う
  4. ココアの製造方法・工程は?
  5. ココアの製造工程
  6. チョコレートの製造方法・工程は?
  7. 普通のチョコレートの製造工程
  8. ホワイトチョコレートの製造工程
  9. ホットチョコレートとココアの違いは?
  10. 味や成分などでの区別はない
  11. ココアとチョコレートで共通している点は?
  12. ①カフェインが含まれている
  13. ②カロリーが高い
  14. チョコレートとココアは似ている
ホワイトチョコレートの原料に色が白い秘密あり?カカオなしでもチョコに分類される理由とは?

ホットチョコレートとココアの違いは?

カカオの味わいを楽しめる飲料にホットチョコレートとココアがあります。どちらも見た目が似ていますが、味や成分に違いはあるのでしょうか。

味や成分などでの区別はない

ホットチョコレートとココアには、味・成分などでの区別はなく、名称の違いはそれぞれの作り方が異なることに由来しています。ホットチョコレートはミルクを温めながらチョコレートを溶かして混ぜ合わせた飲み物、一方のココアはココアパウダーをミルクやお湯などに溶かしたものとされています。

ただし、ココアパウダーから作った飲み物をホットチョコレートと呼ぶ場合もあり、明確に区別されていないのが実情です。

ココアとチョコレートで共通している点は?

ココアとチョコレートは見た目と楽しみ方が違うものの、共通している点が2つあります。ここでは、ココアとチョコレートで共通している点を紹介しましょう。

①カフェインが含まれている

ココアとチョコレートの原料となっているカカオには、カフェインが少量含まれています。カフェインは、摂取することで胃液の分泌が促されるほか、お腹が緩くなる場合もあります。そのため、ココアやチョコレートは胃腸が弱っている時には食べる量を控えたほうが無難です。

②カロリーが高い

カロリー 糖質
ミルクチョコレート 558kcal 51.9g
ミルクココア 412kcal 74.9g
ピュアココア 271kcal 18.5g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

上記はココアやチョコレートのカロリー・糖質量を表した表ですが、どれも基本的にカロリーが高めです。中でもミルクチョコレートやミルクココアには砂糖や粉乳なども加えられているため、カロリー・糖質量がいずれも高くなりがちです。

一方で砂糖・粉乳などを一切使用していないピュアココアは、比較的カロリーや糖質が少なめなので、ダイエット中はピュアココアを活用すると良いでしょう。

(*チョコレートとココアのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

チョコレートのカロリーは高い?ダイエット向きの太りにくい食べ方を紹介!
ココアのカロリー・糖質や栄養価は?ダイエット向きの飲み方なども紹介!

チョコレートとココアは似ている

チョコレートとココアは成分が似ていますが、それぞれ製造工程が異なることで味や形に違いが出ます。いずれもカロリーが高い食品なので、食べ過ぎ・飲み過ぎには注意しましょう。

関連する記事