ココアのカロリー・糖質や栄養価は?ダイエット向きの飲み方なども紹介!
【管理栄養士監修】ココアのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、〈ピュアココア・調整ココア〉などココアのカロリー・糖質量を他の飲み物と比較しながら紹介します。ココアの栄養価・効果にくわえ、ダイエット向きの飲み方も紹介するので、参考にしてくださいね。
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ココアのカロリー・糖質量は?
ホットチョコレートともいわれるココアは、体が温まる飲み物で、コーヒーほどカフェインが含まれないので、子どもでも飲む事ができます。体に良いというイメージの反面、カロリーや糖質が気になるという方もいます。そこで、ココアのカロリーと糖質量について調べてみました。
ココア(粉末)のカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | |
調整ココア(100g) | 412kcal | 74.9g |
純ココア(100g) | 271kcal | 18.5g |
ココアには純ココアと調整ココアの2種類があります。純ココアとは添加物の入っていない、ピュアなココアパウダーのことです。一方、調整ココアとは砂糖や香料などが含まれており、お湯を注げば甘いココアができあがるものいいます。純ココアを使ってココアを飲む場合は、お砂糖を入れて飲むことになります。
ココアパウダーには糖分が含まれていないので、糖質やカロリーが低いです。なお、パンやお菓子の材料に使われることもあります。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
ココア(1杯)のカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | |
牛乳(190ml) | 131.1kcal | 9.6g |
砂糖(大さじ1杯:5g) | 19kcal | 5g |
ピュアココア(大さじ1杯:5g) | 13.8kcal | 0.9g |
ココア1杯(合計値) | 163.9kcal | 15.5g |
ココアパウダーを使ってココアを飲む場合、好みによって砂糖や牛乳などの量は変わるので、カロリーや糖質は変動します。一般的な数値は上記の通りですので参考にしてください。これにホイップクリームなどを入れるとさらにカロリー、糖質ともに高くなります。
竹本友里恵
管理栄養士
ピュアココアに甘みを加えたい場合は、砂糖よりはちみつを使用するのがオススメです。はちみつはカロリーや糖質が砂糖より少なく、砂糖には無いミネラルが含まれています。また、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあり、インスリンへの影響が低いと言われています。お値段的にはちみつのほうがコストはかかりますが、身近な調味料から栄養素を含むものに変えていけると良いですね。
ココアのカロリー・糖質量を他の飲み物と比較
カロリー | 糖質 | |
ココア | 163.9kcal | 15.5g |
豆乳 | 95kcal | 6g |
オレンジジュース | 85.6kcal | 22.1g |
カフェオレ(加糖) | 100kcal | 20.2g |
コーラ | 92kcal | 22.8g |
乳酸菌飲料 | 153.8kcal | 35.3g |
※1杯:200mlあたりの含有量を掲載
ココアのカロリーや糖質は他の飲み物と比べたら高いのか低いのか、調べてみました。5つの飲み物と比較したところ、ココアのカロリーはもっとも高く、糖質はそれほど高くないということがわかりました。
ココアの栄養価や効能は?
ココアはカカオの実を原料とし、かつては薬として飲まれたほど、体に良い成分が多く含まれています。その中で特筆すべき栄養素のカカオポリフェノール、テオブロミン、ミネラルについて紹介します。
①カカオポリフェノール
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
4563.9mg | 1000mg | 456% |
カカオポリフェノールには近年、強い抗酸化作用があることがわかりました。このおかげで、いろいろな病気や老化の原因となる活性酸素を抑制してくれます。具体的な効能・効果は、体の血行を良くし、血糖値の上昇を抑制することです。冷えやむくみの解消も見込まれ、動脈硬化の防止も期待できます。(※2)