ココアのカロリー・糖質や栄養価は?ダイエット向きの飲み方なども紹介!

【管理栄養士監修】ココアのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、〈ピュアココア・調整ココア〉などココアのカロリー・糖質量を他の飲み物と比較しながら紹介します。ココアの栄養価・効果にくわえ、ダイエット向きの飲み方も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 竹本友里恵
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。...
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。最近はスポーツ栄養にも興味あり。趣味はフラワーゼリーなどのお菓子作りや写真です。幼少期から高校まで過度な野菜嫌いと偏食だった経験があり、食事によって身体の調子が良くなる事を体感したことから管理栄養士を目指す。正しい知識を学び、楽しい人生を送りましょう!よろしくお願いします。

目次

  1. ココアのカロリー・糖質量は?
  2. ココア(粉末)のカロリー・糖質量
  3. ココア(1杯)のカロリー・糖質量
  4. ココアのカロリー・糖質量を他の飲み物と比較
  5. ココアの栄養価や効能は?
  6. ①カカオポリフェノール
  7. ②テオブロミン
  8. ③ミネラル
  9. ココアのダイエット向きの飲み方は?
  10. ①ピュアココアを選ぶ
  11. ②糖分を控える
  12. ③牛乳を代替する
  13. ココアは栄養豊富な飲み物

ココアのカロリー・糖質量は?

ホットチョコレートともいわれるココアは、体が温まる飲み物で、コーヒーほどカフェインが含まれないので、子どもでも飲む事ができます。体に良いというイメージの反面、カロリーや糖質が気になるという方もいます。そこで、ココアのカロリーと糖質量について調べてみました。

ココア(粉末)のカロリー・糖質量

カロリー 糖質
調整ココア(100g) 412kcal 74.9g
純ココア(100g) 271kcal 18.5g

ココアには純ココアと調整ココアの2種類があります。純ココアとは添加物の入っていない、ピュアなココアパウダーのことです。一方、調整ココアとは砂糖や香料などが含まれており、お湯を注げば甘いココアができあがるものいいます。純ココアを使ってココアを飲む場合は、お砂糖を入れて飲むことになります。

ココアパウダーには糖分が含まれていないので、糖質やカロリーが低いです。なお、パンやお菓子の材料に使われることもあります。


※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

ココア(1杯)のカロリー・糖質量

カロリー 糖質
牛乳(190ml) 131.1kcal 9.6g
砂糖(大さじ1杯:5g) 19kcal 5g
ピュアココア(大さじ1杯:5g) 13.8kcal 0.9g
ココア1杯(合計値) 163.9kcal 15.5g


ココアパウダーを使ってココアを飲む場合、好みによって砂糖や牛乳などの量は変わるので、カロリーや糖質は変動します。一般的な数値は上記の通りですので参考にしてください。これにホイップクリームなどを入れるとさらにカロリー、糖質ともに高くなります。

竹本友里恵

管理栄養士

ピュアココアに甘みを加えたい場合は、砂糖よりはちみつを使用するのがオススメです。はちみつはカロリーや糖質が砂糖より少なく、砂糖には無いミネラルが含まれています。また、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあり、インスリンへの影響が低いと言われています。お値段的にはちみつのほうがコストはかかりますが、身近な調味料から栄養素を含むものに変えていけると良いですね。

ココアのカロリー・糖質量を他の飲み物と比較

カロリー 糖質
ココア 163.9kcal 15.5g
豆乳 95kcal 6g
オレンジジュース 85.6kcal 22.1g
カフェオレ(加糖) 100kcal 20.2g
コーラ 92kcal 22.8g
乳酸菌飲料 153.8kcal 35.3g

※1杯:200mlあたりの含有量を掲載

ココアのカロリーや糖質は他の飲み物と比べたら高いのか低いのか、調べてみました。5つの飲み物と比較したところ、ココアのカロリーはもっとも高く、糖質はそれほど高くないということがわかりました。

ココアの栄養価や効能は?

ココアはカカオの実を原料とし、かつては薬として飲まれたほど、体に良い成分が多く含まれています。その中で特筆すべき栄養素のカカオポリフェノール、テオブロミン、ミネラルについて紹介します。

①カカオポリフェノール

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
4563.9mg 1000mg 456%

カカオポリフェノールには近年、強い抗酸化作用があることがわかりました。このおかげで、いろいろな病気や老化の原因となる活性酸素を抑制してくれます。具体的な効能・効果は、体の血行を良くし、血糖値の上昇を抑制することです。冷えやむくみの解消も見込まれ、動脈硬化の防止も期待できます。(※2)

②テオブロミン

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