1食500キロカロリーはどのくらい?ダイエット中の食事・食べ物の例を紹介!
【管理栄養士監修】1食500キロカロリーダイエットを知っていますか?痩せるのでしょうか?今回は、1食500キロカロリーをするにあたってのポイント・注意点や、500キロカロリーの食べ物・食事はどれくらいかも紹介します。1食500キロカロリーになる1日の献立・食事メニュー例も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 500キロカロリーダイエットとは?
- 1食500キロカロリーダイエットの効果は?痩せるの?
- そもそも太るのは摂取カロリーが消費カロリーを上回ることが原因
- 1食500キロカロリーダイエットで痩せる仕組み
- 『1日』500キロカロリーダイエットはもっと痩せる?
- 1日500キロカロリーは心身ともに負荷がかかるのでおすすめしない
- 500キロカロリーの食事・食べ物ってどれくらい?
- 500キロカロリーの料理例
- 500キロカロリーのコンビニの惣菜商品の例
- 500キロカロリーの外食メニュー例
- 500キロカロリーのお菓子・スナックの例
- 1食500キロカロリーダイエットの効果はある?ない?【口コミ調査】
- 1食500キロカロリーダイエットで痩せた人の口コミ
- 1食500キロカロリーダイエットの効果がない人の口コミ
- 1食500キロカロリーをやる際のポイント・注意点
- ①栄養が極端に偏った食事をしない
- ②1日3食は守る
- ③よく噛んで食べる
- 1食500キロカロリーになる1日の献立・食事メニュー例は?
- ①1食500キロカロリー以下の献立・メニュー例【1】
- ②1食500キロカロリー以下の献立・メニュー例【2】
- ③1食500キロカロリー以下の献立・メニュー例【3】
- 500キロカロリーを消費できる運動量は?
- 1食を500キロカロリーに抑えて痩せよう
500キロカロリーダイエットとは?
500キロカロリーダイエットとは、1食の食事の摂取カロリーを500キロカロリーに抑えることで痩せるダイエット方法です。しっかり食べるダイエット方法なので、体に負担がかかりにくく長く続けやすいダイエットと言えるでしょう。500キロカロリーの食事内容はどのようなものなのか、実際の効果についても紹介していきます。(※1)
1食500キロカロリーダイエットの効果は?痩せるの?
そもそもどうして人間は太るのかを知っておくとダイエットに成功しやすくなります。ここでは1食の摂取カロリーを500キロカロリーにすることでダイエットになる仕組みを説明します。
そもそも太るのは摂取カロリーが消費カロリーを上回ることが原因
1食500キロカロリーダイエットをするにあたって、まずは自分の基礎代謝量を知っておく必要があります。基礎代謝量は以下の計算式で算出できます。
・男性の基礎代謝量=66+13.7×体重(kg)+5.0×身長(cm)∸6.8×年齢
・女性の基礎代謝量:665+9.6×体重(kg)+1.7×身長(cm)∸7.0×年齢
そもそも人が太るのは、摂取するカロリーが消費カロリーを上回ることで、余ったカロリーが脂肪として蓄えられるのが原因です。摂取カロリーは食べたもののカロリーですが、消費カロリーは基礎代謝量・身体活動量・食事誘発性熱生産を合わせたものになります。
つまり基礎代謝量・身体活動量・食事誘発性熱生産を合計した消費カロリーよりも、摂取カロリーが上回ると太り、下回れば自然と痩せていくのです。
岩田 潤一郎
管理栄養士
基礎代謝量とは、人が生命を維持するために最低限必要なエネルギー量のことです。 生きているだけで消費されるエネルギーとも言えますね。具体的には、安静状態における呼吸や心拍の維持、体温維持等のために消費されるエネルギー量のことを指します。
1食500キロカロリーダイエットで痩せる仕組み
消費カロリーの内訳としては基礎代謝量・身体活動量・食事誘発性熱生産があると説明しましたが、実は消費カロリーの約60%は基礎代謝で占められています。1食500キロカロリーダイエットは、摂取カロリーを基礎代謝量+200~300キロカロリーという低いレベルにすることで、自然と消費カロリーが摂取カロリーを上回り痩せる仕組みとなっています。
なお、1食500キロカロリーは、1日通して座って生活することが多い女性の1食分の目安量です。そのため多くの人の場合、1食500キロカロリーに制限することで、身体活動量や食事誘発性熱生産などによって確実にカロリーが消費されます。
『1日』500キロカロリーダイエットはもっと痩せる?
1回の食事の摂取カロリーを500キロカロリーに制限することで、負担なく痩せられると分かると、1日500キロカロリーに抑えたほうがもっと痩せると感じるかもしれません。1日500キロカロリーダイエットの方が効果的なのでしょうか。
1日500キロカロリーは心身ともに負荷がかかるのでおすすめしない
1日500キロカロリーに制限すると心身ともに負担がかかり、以下のような症状が現れる可能性があるためおすすめできません。
・基礎代謝の低下
・筋力の低下
・むくみや冷え
・倦怠感
・労働力の低下
・心拍数の低下
・めまい
・脱毛
・集中力の低下
実際にミネソタの実験で摂取カロリーを通常の半分に制限したところ、被験者には上記のような症状が見られました。これは一食当たりの食事量が極端に少なくなると、生命維持をするために最低限必要な糖質やビタミンなども不足するためです。
ほかにもさまざまな悪影響があったうえ、実験を終えた後も食べ物のことしか考えられなくなり、ひたすら食べ続けるという心の不調が続いたようです。精神的にもストレスがかかることでリバウンドもしやすくなるうえ、筋量の減少などにより基礎代謝も下がってしまうので極端な食事制限はしないようにしましょう。
岩田 潤一郎
管理栄養士
ダイエット時の摂取エネルギーは、どんなに減らしても基礎代謝量を下回らないようにしましょう。基礎代謝は生命維持に必要なエネルギーですので、摂取が少なすぎると脳は「飢餓状態だ!」と判断し基礎代謝を抑え、すぐに停滞期になってしまいます。
500キロカロリーの食事・食べ物ってどれくらい?
食事を適度に制限することで健康的に痩せていく500キロカロリーダイエットですが、500キロカロリーの目安を知っておくと食事選びが楽になります。ここでは500キロカロリーの食事や食べ物はどれくらいなのかを紹介していきます。