韓国のりのカロリー・糖質は低い?ダイエット向きの食べ方や塩分など注意点も紹介!
【管理栄養士監修】韓国のりのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、韓国のり(1枚)のカロリー・糖質量を焼き海苔などと比較しながら紹介します。韓国のりのダイエット向きのヘルシーな食べ方や、栄養価と効能にくわえ、〈塩分〉など食べ過ぎの注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
韓国のりのカロリー・糖質量は?
韓国のりのカロリー・糖質量を紹介します。他の海苔との比較も参考にしてください。
韓国のり(1枚)のカロリー・糖質量は?
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
韓国のり(1枚:0.5g) | 2kcal | 0.11g | 0.09% |
韓国のり(1パック/10枚:5g) | 20kcal | 1.11g | 0.9% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量はカロリーSlismを参照しています(※1)
韓国のりは1パック(10枚)食べたとしても、20kcalで1日の摂取カロリーの中ではたった0.9%と低い数値のため直接太る原因になることは少ないです。しかし、韓国のりはご飯など糖質と一緒に食べることが多く、韓国のりを使ってご飯を食べ過ぎるとカロリー・糖質の摂り過ぎで太る可能性もあるため注意が必要です。
韓国のりのカロリー・糖質量を焼き海苔などと比較
カロリー | 糖質 | |
韓国のり | 20kcal | 1.1g |
焼き海苔 | 9.4kcal | 0.4g |
味付け海苔 | 8.9kcal | 0.8g |
こうして比較すると、韓国のりは焼きの海苔と味付け海苔に比べてカロリーが高いことが分かります。韓国のりは味付けにごま油が使われていることが理由です。焼き海苔と味付け海苔はカロリーに大きな差はありませんが、乾燥させただけの焼き海苔と違って味付け海苔は醤油や砂糖で調味しているため糖質は2倍になっています。
※重量5gあたりの数値です
韓国のりの栄養価や効能は?ダイエット効果あり?
韓国のりに含まれる栄養価や効能とそれによるダイエット効果を紹介します。
①食物繊維
韓国のりに含まれる水溶性食物繊維は便を柔らかくして腸内環境を整える働きがあるため、韓国のりを食べることで便秘解消効果があります。また、食物繊維を食事の一番初めに摂ることで血糖値が急上昇するのを抑えてくれます。血糖値が急上昇せずインスリンが出にくくなることで、糖質が脂肪に代わり蓄積されて太るのを防ぐことができます。(※2)
②ヨウ素
韓国のりなど海藻類に含まれているミネラル成分のヨウ素には新陳代謝をアップさせる効果があります。新陳代謝がアップすることで、運動をしたときの脂肪の燃焼率が上がるだけでなく何もしなくても消費することができる基礎代謝も上がります。韓国のりを食べることで身体の脂肪を燃焼しやすいので太るのを防いだりダイエットに繋がります。(※3)
③ビタミンC
韓国のりには1帖あたり、ビタミンCがみかん1個分の1.5倍含まれています。ビタミンCには、シミの予防・改善効果や風邪予防、骨や血管を強くする働きなどがあります。フルーツを毎日食べるのが難しいというときやビタミン補給のために野菜ジュースなどを飲んでいる人も多いですが、糖分の摂り過ぎになりやすいので注意が必要です。
ビタミンCは食事から摂るのが理想とされているため、フルーツや野菜が食べれない時でもおにぎりに使用したり、オヤツ代わりにすることで韓国のりでビタミンCを摂れるのでおすすめです。(※4)
竹本友里恵
管理栄養士
海苔の約40%はタンパク質でできており、ビタミンやミネラルを多く含んでいる事から積極的に摂取したい食材です。また、タンパク質を構成する栄養素が必須アミノ酸という良質なアミノ酸で、これは体内で合成ができないため食材から摂取する必要があります。普通のビタミンCは熱に弱いのですが、海苔のビタミンCは熱に強いです。ファストフードや洋風な食事によるアンバランスな食生活やストレスの多い現代人に、海苔は優れた食材だと言えます。